Ordinary People / 普通の人々

さすがオスカー取っただけある、Timothy Huttonのコンラッドには普通じゃない何かがあった。思春期の多感な時期に兄を亡くし、その原因が自分だと思いつめて自殺未遂をし、精神病院に入院していた。退院後、学校にも復帰したところから映画は始まる。始めからコンラッドの様子はどこかおかしい。精神が安定していない。友達の何気ない会話にもついていけない。家族の関係はよそよそしいものになってしまった。それでもコンラッドは心配かけたくないと人前では正常に振舞う。新しい精神科の先生とのやりとりや、学校の女の子との出会いで、コンラッドの気持ちはだんだん戻っていく。女の子とうまく会話できた後、舞い上がって歌を歌いながら帰って、電話で彼女をデートに誘うところはすごくかわいかった。そういう少年らしいところがTimothy Huttonの真面目な見た目と合っていた。この女の子も可愛くて、抑揚の無い喋り方はWinona Ryderみたいだった。きれいな目で正直なところがよかった。それでもこの家族は元には戻れない。時折挿入される、子ども時代や、バックがまだ生きていた頃の様子はとても幸せに包まれているから余計に悲しくなる。コンラッドの気持ちをどうしようにも出来ないのを、先生が厳しいながらにも受け止めてくれて、彼は生きる。お父さんは誰から見ても良い人で、お母さんがちょっと悪役だったのが、うーんというところ。旅行好きでパーティには毎度顔を出し、社交的なベスはすごくむなしい人生じゃない?

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