Dead Poets Society / いまを生きる

by - 9/01/2009

クリーンな若者がたくさん。全寮制って大きな家族って感じだけど、同性しかいないし、ルールがやたら厳しいし、変な感じ。子どもたちもそれが当たり前で育ってきたから従ってたんだけど、大きくなると自意識に目覚める。そして目覚めた少年たちは飛び立とうとする。守られている内は安心で、伸び伸びしていられるけど、だから子どもたちの顔もおっとりしている。教会のステンドグラスのようなキラキラに包まれている。でも、外の世界を知って、生きがいを見つけた子たちの顔は違う。真剣な目をする。彼らの見ているものは現実。自分の力を使わないと手に入れられないものを目指している。だから命も懸けられる。
Josh Charlesは恋を知った男の子の役。お金持ちで何もしなくても将来が約束されているから、学生のうちはのんびりやっていられればいいや的なのほほんとした少年が、一目惚れをして、人が変わったように恋に狂う。集団の先頭を歩いたことがないような子だったのに、学校を抜け出して彼女に会いに行く。Joshのいかにもボンボンな見た目がこの役に良くあっている。
あと、やっぱりEthan Hawkeは良い。わざと抑えて目立たないようにしているけど、透き通った端正なルックスはどうしても惹きつけられる。そして一番良い所を持っていく。ずるい。

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