Jennifer's Body

Diablo Codyは本当に人間描写が素晴らしい。観察眼が飛びぬけているのだろう。また、今の空気を取り入れる能力にも長けていて、そういうところが見ていて楽しいし、共感できる。また、女の子目線で言うと、『ジュノ』でMichael Ceraを、『United States of Tara』でKeir Gilchristを新しいタイプのアイドルとして生み出しているだけあって、今回はAdam Brodyを復活させている。『The O.C.』で一躍ギーク・アイドルとして注目を集めたが、年齢のせいもあり、なかなかその後が続かなかった。今回は、物語のキーにもなっているバンドのヴォーカル。「Maroon 5みたいになりたいんだ」って台詞があったけど、見た目はちょっとThe Killersに似てる。曲はもっとエモっぽいけど。
主役の2人、Megan Foxは23歳、Amanda Seyfriedは24歳と女子高生役にしては年上だが、現実離れした話なので、そこまで違和感はない。
それにしてもMeganは何故この役を受けたのだろう。『トランスフォーマー』でブレイクした、セクシーで美しいボディが生かせる役ではあるけれど、特殊メイクや気持ち悪いシーンもあった。Amandaも、『マンマ・ミーア』のようなアイドルっぽいイメージとは違った、ちょっと暗めな女の子の役。みつ編みに眼鏡というスタイルが多い。この2人がいるからかなりの大作扱いだけど、見た感想はもっとコアなファンがつきそうなカルトムービー色が強いと思った。『ザ・クラフト』みたいな。
犠牲者となる生徒は異民族、アメフト部、ゴス+エモと納得の選択。Amandaの彼氏チップ(Johnny Simmons)のキャラクターもリアルだと思った。
ドラマの方の話では、「BFF」が鍵となること。女の子の親友関係はなかなかに難しいもの。特に、中学、高校と学年が上がるにつれて、お互いの性格も変わり、周りの環境が変わってくると、今まで通りに仲良くしてくのは困難になってくる。冒頭にBlack Kidsの「I'm Not Gonna Teach Your Boyfriend How To Dance With You」が流れるのも納得の物語。男よりも女同士の方が良いって言ってるように見えた。だって、男のキャラはほぼ殺される。エンディングのBlondieのカバーが良くて、エンドロールでLissy Trullieが流れた時はちょっと涙が出た。

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