Repo Man

by - 10/30/2009

Emilio Estevezって何かいつも瞳孔見開いてて何に怒ってるかわからないんだけど何故か熱い男ってイメージだから、こういうちょっとむしゃくしゃした、エネルギーが有り余っていてどこかで発散させたい若者が似合う。自身もすごい若いからピチピチしていてかわいいし。今時はむしゃくしゃしていても傍観者になっちゃうんだろうけど、80sは若者の力がすごい。自分たちの可能性に気づいて、それをどうにかしてやろうというのがすごく伝わってくる。90sまでいくと、それに調子付いてきて逆に怖い者知らずになっちゃう。80s年代の頃はまだ怖い大人がいて、子どもたちはそういう人から学ぶことがあった。このEmilio演じるオットーは郊外独特の社会のなかで、自分なりにサバイバルしていく。生きがいを見つけられたのはラッキーだったと思う。だって、まわりでは新興宗教にはまってしまう両親や、ドラッグ中毒でコンビニ強盗で生計をたてる仲間たちがいる。そんななかでそのままその生活に染まることもできたけど、オットーはレポマン(借金滞納者から車を取り立てる人)にスカウトされて、その先輩たちから違う世界を教えてもらう。その中でもリーダー的なのがHarry Dean Stanton。この人凄く好き。若い頃を知らないからかもしれないけど、良い具合に乾いていて、かっこいい。話しは宇宙人が出てきてSFもからんでくるあたりが良くわからないけど、それでも80sだったり、郊外の雰囲気を知るには十分。ナイスキャラだったのは、オットーの幼なじみ(?)の子。名前忘れたけど。元祖ナポレオン・ダイナマイトって感じの見た目で超かわいい。80sのギークファッションに勝るものはない。

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