Torch Song Trilogy

ドラッグ・クイーンを描いた映画は感情に訴えかけるものが多い。マイノリティとして心を強く持たなければいけない彼女(?)たちの生き様は、感動を呼ぶし、その強い芯も時としてぽっきりと折れてしまう。その落ち込みは人並み以上だろう。だけど、そのまた後には美しい仮面をつけて現実世界のステージへ戻ってくる。そのプライドの輝かしいことといったら。道化を演じるんだけど、美しすぎる。そして愛さずにはいられなくなる。
それプラス、この映画は3世代にわたる家族の物語と、友情についても描かれている。何と言っても脚本とキャラクターが魅力だ。もともとが舞台だったので、そのミニマルな特徴ある設定は映画に移すと活きないとも感じる。年が急に飛ぶのもちょっと不自然だった。特にMatthew Broderickが童顔だから、ちょっと説得力ないと感じるところもある。だけど、かわいいので良し。それに、この時代でこの役を他の若手俳優にできたか?というと想像ができない。Matthewの持ち味である清潔感があって、誠実な、だけどもやんちゃな面もある俳優は当時はそんなにいなかったと思う。彼はその後舞台俳優としても活躍するし。

0 件のコメント:

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...