My Favorite Albums of 2011 Vol.3

by - 6/29/2011

さて、6月も終わり。2011年も半年経ちました。
いつも思うけど、本当に時が過ぎるのは早い。

ということで、この2ヶ月のお気に入りアルバム。

Circuital / My Morning Jacket
初めに言っておくと、このジャケットはない。今年のワーストに入るくらいダサい。曲ともあってると思えないし。でも、曲は良い。フォークなんだけど、激しいところもあって、男らしい。今の好みの理想形。だから本当にこのジャケットが…もうちょっとマシだったらと思わずにはいられない。



D / White Denim
これは今のところ2011年のベストです!何がかっこいいって一言で言うのが難しい作品。いろんな要素が混ざっていて、それが良い感じ。フォーキーなインディで、サイケでエクスペリメンタル、そして時々ハードにロック。こんなに雰囲気が一気に変化する曲は聴いたことがない気がする。そういう意味でも面白い作品。



David Comes to Life / Fucked Up
これも興味深い作品。2枚組のコンセプトアルバムをつくったそう。話は70年代後半から80年代前半のイギリスにある架空の町を舞台に、デイヴィッドが愛する人と出会い、別れ、苦悩するロックオペラだそう。何か壮大なことが行われているんだけど、Fucked Upのヴォーカルはハードコアな叫びばっかりなので、耳からは歌詞が入ってきません。でも、ハードコア(しかもあのルックス)なのに暑苦しく感じないのが不思議なところ。音はカナダらしいインディの要素があるし、女の子のコーラスが入ってくると、とたんに爽やかになる。ヴォーカルの声も前面に出てる感じじゃなくて、うるさくないから全然聴ける。



New Brigade / Iceage
このバンドは今年の新人で1番だと個人的に思っている。何が良いってその若さと衝動を作品で十分に表現しているところ。誰かが2011年でPunkなのはOdd Future (OFWGKTA)かこのIceageかって言ってた。それが良くわかる。Punkってのは音楽よりもまず、その精神と行動にあると思うから。Iceageのライヴビデオをみるとその雰囲気が感じられると思う。バンドと観客が作り出すカオス。そしてそこに若さがある。ヴォーカルのちょっと中性的な美しさはカリスマ性もあるし、モノトーンでシャツとかポロシャツのイギリス風ファッションもスタイリッシュ。そして、それがデンマークと言う非英語圏から出てきたってのも面白い。個人的な趣味で、Jakobínarínaと被せて見てしまっていたけど、Alasdair McLellanに写真撮って欲しいな。

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