My Favorite Movie Characters / わたしが好きな映画の登場人物

by - 8/05/2011

前にブログを紹介したネタを自分でもやってみたいと思って。
普段は俳優で映画を見ることが多いから、あんまり“この役”がってのはないんだけど、考えてみると“この役”じゃなきゃみたいのはあるね。
そんな感じで5人選んでみた。
絶対忘れているキャラクターがいるはず。
それはまた今度。

Winston サンシャイン・クリーニング


最初から万人受けしないだろうキャラクターですみません。でも、自分の中ではこの人が理想。自分の世界を持っていて、仕事を静かにこつこつこなす。でも、ちゃんと周りを見ていて、何より優しい。
演じたClifton Collins Jr.による、ラテン系マッチョだけどインテリ系っていう容姿もかっこいい。
ただ、こういう人は映画の世界にも多くはいない。一人で生きてけるから物語にドラマが生まれないもん。しかもヒーローにもなりたがらない。

Nick Andopolis Freaks & Geeks


現実にいたら絶対うざいけど、ドラマの中では最高にチャーミングで良いキャラクター。
『Freaks & Geeks』は人生で好きな作品のトップ2(もうひとつは『My So-Called Life』)で、どのキャラクターも好きなんだけど(ちなみに俳優ではMartin Starrが1番好きだ)、自分が1番共感できるのがLindsay Weirだから、自然とNickが良いなと思うように。人懐っこい性格は自分にないものだし、適当といえばそうだけど、そのぽかーんとしたところは癒し系。そして背が大きいところもポイント高いね!どんなに顔がかっこいい人でも、背が小さいと残念だと思う。

Michael Moscovitz プリティ・プリンセス


これは本からのファンなので、映画化した時は完璧なキャスティングだと嬉しかった。
Mia役のAnne Hathawayもよかったし、Lilly役のHeather Matarazzoもぴったり。Michael役のRobert Schwartzmanは、血筋とか趣味とか全部がこの役をやるために生まれてきたって感じだし。(でも、Michaelは絶対原作よりかっこよくなってると思う!)これ以降、音楽活動に専念して演技をやらなくなったので、そういった意味では奇跡的にこれが残ってよかったと思う。いつまでも本の中ではこのMichaelがいるから。
キャラクター的には映画版は全然よくないんだけど、本から現実になった時の夢物語感ってことではこれ以上の経験はないかも。
ラストのダンスパーティでのドレスアップで前髪を上げたのと(正装だからしょうがないんだけど。Schwartzman家のまゆ毛が…)、パート2では別の話になっちゃったことはやっぱり残念だけど。

Seth Cohen The O.C.


でました!The O.C.のSeth!これはある意味時代を象徴するようなキャラクターだったのではないでしょうか?Emoが恋人役に!Sethの場合、Emotionalな方のEmoで、デスキャブ大好き。漫画やゲーム好きのオタクでもある。こういうキャラクターは今までもいたんだけど、ドラマが西海岸の高級住宅地を舞台にした『ビバリーヒルズ高校白書』の次世代版みたいにして紹介されたから、全然違ったっていうギャップがきいてるのかも。アメリカの青春モノにしては、こんなに暗いの珍しい。しかも、舞台は太陽サンサンなのにね。そこにSethが良い風を送ってくれた。無理やりIndie Rockを聴かせて、ライブに連れて行き、そのセンスが当時超Coolだったんだ。そのセンスは、後に『Gossip Girl』や『Twilight』にも引き継がれるけど、登場人物と流れる音楽が自然と結びつく感じはSeth以上になかったと思う。(『Gossip Girl』こそ『ビバヒル』だし、『Twilight』は物語に音楽がいらない)
Adam Brodyが実は高校生役やるには年過ぎて、その後がつながらなかったっていう点でも、Seth Cohenは重要なキャラクターだと思う。

Johnny Strabler 乱暴者


『欲望という名の電車』と迷ったけど、こっち。
映画界に最初に登場した若者(Teen)がJames DeanとMarlon Brandoらへんの頃。私は断然Marlon Brando派!だってJames Deanの役ってEmoいじゃん。いじいじしていて、急にキレる。かっこいいのはJames Deanでキャラクターは実際にいたら近づかない方がいいタイプだと思う。Marlon Brandoの方もそんなに変わらないけど、大きな体でかっこつけてるのに、実は内面は繊細っていうところがヒーローっぽくて良い!だって、レースの優勝トロフィーを大事そうにずっと持っているんだよ。転んだら泣いちゃうんだよ。かわいいじゃないか。
だからこの頃のイメージを壊したくなくて、Marlon Brandoのその後の作品は見ていません。

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