アメリカの男性アイドル・グループHeart2Heartとメジャー音楽業界の売り方について


ちょっと前にネット上で話題になったミュージック・ビデオを知っていますか?
Heart2Heartという男性アイドルグループのデビュー・シングルのビデオです。




見た瞬間に衝撃を受けたので、いろいろ調べてみました。
そうしたら、 こんな記事を見つけました。
New American Boy Band "Heart2Heart" to Debut, Are Obviously Modeled After Korean Boy Bands
私はK-Popのことはよくわからないので、確かめていませんが、欧米のポップ・ミュージックにおいては、これは当てはまっていると思いました。
なので、その意見(一部、関係しているところ)を紹介します。

They’re debuting with a MINI-ALBUM, not an EP
デビューはEPではなくミニ・アルバムで
They released a teaser video for their debut single “Facebook Official”, which sounds nothing like the actual song
デビュー・シングルの予告ビデオを出す
これは、確かに最近のポップ・ミュージックのアーティストがやっているなと思いました。

まず、「ミニ・アルバムやEPを出す」。
iTunesの登場以降、1曲単位で購入することが増え、音楽産業の形態も変わってきました。
このブログでは、RobynのBody Talk Pt.1Body Talk Pt.2Body Talk Pt. 3という一連のミニ・アルバムについて。それに、Ke$ha、Lady GaGa、UsherのアルバムからEP版としてもう一度発売すること、Rihannaの毎回コンセプトを変えて、速いスピードで発売することが例に挙げられています。
それ以外にも、リミックス・アルバムを出したり、ボックス・セットを出したりといろんなパターンがありますね。だって、デジタルで安くアルバム買えちゃうし、スーパーとかでも安売りされているから、アルバムひとつに頼ることはもうできない。
購買の鍵は、オプション増やすということでしょうか。

次の「予告ビデオを出す」ってのも、最近良く見かけるようになったなと思います。

例えば、


これだけレベルの高いビデオを見せられると、早く全部見たい!ってなります。
あと、歌詞だけのビデオを先に出すっていう方法もありますね。


ナナナつながり♪
ファンがつくった歌詞だけのビデオはYouTubeにたくさんありますが、 オフィシャルだし、凝ってて楽しいし、これ見てる間に曲を覚えてしまいます。

あと、このHeart2Heartが使っている法則としてもうひとつあるのが、
All the members go by nicknames
They have a leader, rapper, lead vocalist, and sub vocalist
メンバーはあだ名があって、それぞれはリーダー、ラッパー、リード・ボーカルとサブ・ボーカルに別れている。

これは、私が勝手に『5人組の法則』として呼んでいるものに近いです。アイドル・グループは、5人組がつくりやすい、売り出しやすい、売れやすい・・・っていうもの。これについてはまた別にくわしくやりたいと思うので省略しますが。
メンバーそれぞれに個性をつけておけば、覚えやすいしね。

ということで、これがそのメンバー。(ルックスについてはつっこまないよ)

左から
BRAYDEN
Role: Vocal, Sub-Rap
Birth Name: Colby Cote
Birthday: September 24th, 1990 (21)
Height: 5'11"
Weight: 145

NICO
Role: Lead Vocal, Acrobatics, Youngest
Birth Name: Julian Mracky
Birthday: June 28th, 1994 (17)
Height: 5'9"
Weight: 140

CHAD FUTURE
Role: Leader, Rap, Vocal
Birth Name: David Lehre
Birthday: 8/8/88 (23)
Birthplace: Detroit, Michigan
Height: 6'0"
Weight: 145

PRETTY BOI PETE
Role: Vocal
Birth Name: Cody Saintgnue
Birthday: June 15th, 1993 (18)
Height: 6'3"
Weight: 160

KX
Role: Lead Dancer, Choreographer, Sub-Vocal
Birth Name: Kai Mcminn
Birthday: August 8th, 1992 (19)
Height: 5'10"
Weight: 150

CHAD FUTUREがリーダーなんですが、彼の存在自体がギャグみたい!だって誕生日!!でも、このバンドのプロデューサーは元N*SyncのLance Bass。(え、それもあやしい?)だって、曲が「Facebook Official」 だもん。メンバーの中では、KXが人気のようです。ビジュアル系と思えば日本でもいけるかな?うん・・・でもやっぱりみんなギャグだ。
あと、イマドキバンドらしく、facebookTwitterYouTubeSoundCloudと、ひととおり準備万端なとこがすごいと思いました。

そして、調べてて新しく知った、別のアメリカ男性アイドル・グループがいるのでそれも紹介します。Lady Gagaなどのプロデュースで有名なRedOneがつくったMidnight Redというバンドです。
ちゃんとしたレーベルに所属しているし、再結成New Kids on the Blockの前座をやったりもしてる。


RedOne launches boy band Midnight Red
ここのブログで詳しいメンバー紹介がしてあって参考になりました。

メンバーは左から、
Name: Eric Secharia
Age: 19
Role: The Nerd

Name: Colton Rudloff
Age: 22
Role: The Kween Bee

Name: Anthony Ladao
Age: 18
Role: The Dance Diva

Name: Thomas Augusto
Age: 19
Role: The Gay One

Name: Joey Diggs Jr.
Age: 21
Role: The Bad Boy

こちらは、元々実力者を集めた感じ。
だからHeart2Heartよりは、雰囲気まともっぽいよね。
でも、まだちゃんとしたミュージック・ビデオはないのが残念。


歌も本物っぽい。

でもルックスは・・・

Midnight Redはちょっと惜しい感じ。
特に、隣のおにいさんことColton君。歌声は素敵だけど、ちょっと普通過ぎない?
ゲイを公表しているThomas君も キャラクターとしてはイマドキだけど、このバンドにあっているのかな?
それにJoey君は元々別のオーディションに受かってたのにバンドに入れられたとか であんまり乗り気じゃなさそうだし。
EricとAnthonyの雰囲気は合ってると思うので、この2人を軸にもっとオシャレで今っぽい男の子たちで組みな おしたら?と思ってしまいました。

と、こんな感じでアメリカの男性アイドル・グループも盛り上がってきている?みたいですね。
DisneyのJonas Brothersとか、NickelodeonのBig Time RushみたいにTV番組初じゃないところもちょっと違っていいかな。



ちなみに、どれくらいの人気なのか数を比較してみました。
facebookファン
Heart2Heart : 1992
Midnight Red : 17759
Jonas Brothers : 9,726,209
Big Time Rush : 2,316,717

Twitterフォロワー
Heart2Heart : 1712
Midnight Red : 8476
Jonas Brothers : 3,330,958
Big Time Rush : 378,923

活動歴が長いとはいえ、さすがジョナスですね。

でも、今はグループ活動していないから狙い目!かも?

Moves Like Jagger

今は、The X Factor UKと、Australiaを見ています。
そしたら、同じ曲が歌われていたので気になってしまいました。
ということでまとめてチェック!

まずは、UK版。埋め込めないのでリンクです。
The X Factor 2011 Live Show 1 Marcus Collins



そして、オーストラリア版。
Live Show 1 Johnny Ruffo



本家、マルーン5のビデオもついでに。



ただ、それだけなんですけどね。
UK版のMarcusのが確実に歌はうまいです。それにルックスも世界的にみれば彼はチャーミングなので人気でそう。
でも、日本では?って考えるとオーストラリアのJohnnyの方がアイドルらしいルックスだと思っちゃう。
考えが古いかしら?でも、あのアリス・クーパーをしても「ブラッド・ピットのよう」と言わせたルックス。
ジャッジも、歌は弱いけど何かを持ってるって褒めてました。
踊りもできるしね。

ところで、マルーン5で大人でセクシーなロック・バンドのイメージだったんだけど、知らない間にあんな感じになってたんだね。まあ、ロサンゼルスだし。彼らの今のポジション的に違和感はないけどさ。

The X Factorを中心にイギリス男性アイドルグループについて考えてみる

私はThe X Factor UKのファンです。
2009年から見はじめて、今年で3年目。まだ全然歴が浅いのでそんなに深く語れない分野ですが、気になってることが頭をグルグル回ってしょうがないので、言葉に書いてまとめてみたい。

まず、私はそもそもボーイ・バンド(男性アイドルグループ)にそんなに熱を上げたことはないと思う。
10代の頃好きだったのは、バック・ストリート・ボーイズではなく、アーロン・カーター…。
でも、Blueにはちょっと(ってかかなり?)ハマった。解散が結構ショックだったもん。
それでちょっと気づいた。アメリカのアイドルよりもイギリスのアイドルの方が美形が多い。

でしょ?お世辞にもバック・ストリート・ボーイズやインシンクのメンバー全員が美形とは言えないよ。
確かに、歌はうまいです。ハーモニーも完璧。それが彼らをスーパー・グループにして、性格とか個性がそれをさらに魅力的にしていると思う。
でも、見た目だけをとったら、どちらも無条件でかっこいいと言えるのは1、2人くらいかな…




では、イギリスのアイドル、テイク・ザットを見てみましょう。ルックス良いよね。
(う、でもGaryはちょっとキツイか・・・?)



ってか、90年代がいけないんだよね。
わざわざそんな1番ダサい時期の写真を選んですみません。
でも、その方が洗練されてない、素の美しさが見れると思って。

アイルランドのアイドル、ウエストライフ。
ちょっと時代が違うからファッションも変わってる。それにしても金髪率高い。



イギリスのアイドルがどうして見た目が美しい人を集めるかってのは、たぶんアイドルの需要が若い女の子だけじゃなくて、ゲイの層にもあるからだと思う。
事実、テイク・ザットは初期にそういうプロモーションをして成功してる。
アメリカのアイドルがストリートの不良っぽい路線を出してるのに対して、イギリスのアイドルはモデル(下着とかの)みたい。
で、私が思う“ザ・アイドル”なのは断然イギリスの方。

そしてたぶん、ここら辺が時代の変わり目なのかな?



1人どうしてもかっこよくない人がいるけど、ブルーはとてもイギリスらしいアイドルだと思う。メンバーに黒人がいるのもその理由。

当時は、アイドルになる黒人に驚いた記憶がある。
R&Bシンガーとかがアイドルっぽい立ち位置で人気になったのってアッシャーとかからかな?
そう考えると早いでしょ?

でも、残念なことにボーイ・バンドの人気はここらへんでがくんと落ち込みます。
90年代後半、どんなにたくさんのグループが生まれたか。
でも、このブルーも含めみんな消えていきます。

さて、その後のイギリス・アイドル事情はどうなったんでしょうかね?
私はもうその頃はアイドルではなく、バンドをおっかけてたのでよく知りません。

そして2009年、The X Factorに出会うのです。

そしてJLSなるボーイ・バンドを知りました。2008年のThe X Factorで2位になり、デビューを果たしたグループです。



もう、すっごい人気です。今年ロンドンへ行った時、お土産屋さんにまで彼らのポスターやらグッズやらが売っていました。それくらい、国民的人気グループです。

見てわかるように、彼らは全員黒人ですね。時代ですね。
うーん、でもルックスはどうなの?というのが最初見た時の感想でした。
曲に関しては、今はもうアイドルポップスを聴く耳じゃないのでどれも辛いから、よりルックスが重要!
1番背が高いMarvinは、きれいな人だと思います。
でも、1番人気はメイン・ボーカルのAston(1番背が低い人)のようです。
そうか、イギリスも歌がうまい人がかっこいいという趣味になったのかなと思いました。

そして、2009年のThe X Factorにゲスト出演したThe Wanted。
人種ミックスが増えてきましたね。Siva(右から2人目)はスリランカ人とのハーフ。
真ん中のNathanはエモ・バンドにいてもおかしくないようなルックス。
こういうところも今っぽいんですかね。



でも、やっぱりルックスのレベルは落ちてる気がして残念。
そんなこと言ったら、5人で再結成したテイク・ザットや、4人になったウエスト・ライフの方がまだルックス良い気もしてきたり。





いや、別に白人が良いって言ってるわけじゃないんだけどね。
モデルみたいに美しい人ばっかり集めたアイドルはもう流行らないのかなって。

そしたら、2010年のThe X Factorで誕生しました。One Directionです。
彼らはもともとソロとしてオーディションに参加して、ソロでは残れない子たちが集められてできたグループです。このまま帰してしまうにはもったいない、かわいい男の子たちを集めたので(たぶんね)、ルックスのレベルは高いです。



みんな10代。アイドル~って感じでしょ?
そのルックスの良さで?若い女の子たちの人気を集め、結果は3位。
でも、ソロでは残れないレベルの歌唱力です。ハーモニーとかも練習中。

私も彼らのことはオーディションの時から見ていたので、他のアイドルたちよりは思い入れがあります。
特に、カーリー・ヘアーのHarryは1回目のオーディションの時から応援してたからな。前はバンドをやっていたそうですが、アイドルの素質があるって思いません?
オーディションを通してはZaynがいち押し。オーディションにもかかわらず、踊りたくないと逃げてしまうところが新しいと思いました。中東系の混ざった顔もきれい。

そして、今年シングルデビューしました。
今は、ヨーロッパ各地で巡業してちゃくちゃくと世界進出中。

ということで、イギリスのアイドルに歌のレベルじゃなくてルックスが完璧なグループが出てきたんですよ。
(加えて言うと、彼らは5人がそれぞれ個性的なところも魅力のうち。でも、他のグループは性格をしらないので、それは今回言わないことにする)

で、今年のThe X Factorをみてみましょう。

Nu Vibe


The Risk


どちらも人種ミックスが特徴ですね。そして、どちらもオーディションの途中でつくられたグループ。The Riskなんて、ライブショーの直前で組まされた。だからまだ1回も4人で歌ったことはない!
Nu Vibeは、背格好や年恰好の似た子たちを集めた、いわばOne Directionタイプ。The Riskは、ルックスも考慮されてると思いますが、歌の上手い人、ハーモニーのできる人が集まったタイプ。

さて、今週からライブショーが始まります。
グループの優勝はまずないと思いますが、どっちがより人気があるのか気になります!

それと、One DirectionがゲストとしてThe X Factorに戻って来てパフォーマンスをすることも!
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