Tanner Hall ~全寮制女子校を舞台にした女の子映画




Rooney Maraの『ドラゴン・タトゥーの女』以前の作品。髪はこげ茶で化粧も薄くてすごく地味な女の子フェルナンダ。同じくお嬢様育ちの母親に連れられて全寮制女子校にやってきた。
母親同士が親しいので、小さい頃から付き合いのあったヴィクトリアを、最近よく見るGeorgia King。ピンとあがった鼻がReese Witherspoonみたい。負けん気の強い役が多い。今回もトラブルメーカー。フェルナンダへのライバル心が強く、お嬢様で女子校という特殊な環境でそだったからか、まだ感情が幼くてわがまま。
仲良しグループの1人ケイトは、私の大好きなBrie Larson。『スコット・ピルグリムVS.邪悪な元カレ軍団』や『United States of Tara』での、小悪魔キャラは今回も健在。ホットパンツでローラースケートしているところは、『アメリカン・ビューティー』のMena Suvariみたいだった。男性教師をたらしこんで、楽しんでいるのもちょっと子どもっぽい。


仲良しグループのもうひとりルカスタ(Amy Ferguson)はアート系な女の子。仲良しの男の子がいるが、レズビアンの気もある。
Tom Everett Scottが、フェルナンダの憧れる年上の男性として登場する。『すべてをあなたに』では、元気な青年だったのに、いつのまにかしっとりとした中年(手前)のいい男になっていた。皺やグレーになりかけた毛も目に入るが、いたずらっぽく笑う目がチャーミング。でも、彼は年下の女の子と浮気しているっていう立場で、傍目からみれば最低な男なんだけど。

全寮制の女子校を舞台に4人の女の子たちの物語を描いていく。誰かひとりが主人公じゃなくて、みんなそれぞれに物語があるところがいい。
雰囲気で言ったら、『17歳のカルテ』が近いのかな。学校が舞台だからって熱血にならずに、あるていど成長した女の子らしくちょっとませていて、冷めた感覚。
監督・脚本はFrancesca Gregorini, Tatiana von Furstenbergの2人の女性が務めている。
女の子を素朴にかわいく撮っているのは、そういう女性の視点だからなのかな。


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