Kick-Ass / キック・アス


最高!スカッと気分のいいアクションコメディ。音楽の使い方もちょうどよくて、すっごくノレる。特にヒット・ガール(Chloë Grace Moretz)がかっこいいのも音楽と彼女のキャラクターがシンクロしてるからだと思う。他にも、クロエちゃんの声がまだ幼いってのもあるだろうし、体型も人形みたいであの格好がすごく似合う。この子にやられたいって思う大人はいっぱいいるんだろうな~。
Aaron Johnsonも、アメリカ映画に違和感なく、すごくはまってた。この役はこの人のためにあったみたいな。
で、 Christopher Mintz-Plasseもそう。ずっと同じキャラクターをやっていても飽きられずにいるってのはそれだけうまいんだよね。まだ若いし、こういう需要はすごくありそう。
Clark Duke(セラの相方)は、そつなくこなしている感がすごくあった。
Evan Petersもすごく地味な役立ったけど、やっぱりかわいい。あのもしゃっとした毛質は白人特有。ぽよってしているところもいいよ。もっと売れて欲しい。
Nicolas Cageもすごくあっていた。クレイジーな父親というのが、Cageの迫力のおかげで説得力があった。

Prozac Nation / 私は「うつ依存症」の女


以前に見たときは気付かなかったが意外とキャストが豪華だ。Christina RicciMichelle Williamsが親友っていうのがらしい。NYの大学のルームメートで、80sを舞台にしているから、 マドンナっぽいセクシーだけど、かっちりした黒い格好で決めている2人は無敵。男は憧れひれ伏すしかない。本当の話をもとにしているから、そう考えると スーパークール。ルー・リードのライヴレビューで注目されるとか。NYという場所のマジックみたいなもの。そして薬におぼれる。アーティストであろうとすると、その素質が強いほど、人間界では機能しなくなるもの。だから命を削って生み出された彼らの作品は傑作となる。だって普通じゃないんだもん。
Jason Biggsはオタクキャラをコメディから落ち着いたドラマにも持ってくることに成功したようだったけど、プレッピーとして、でもその後はうまく歳をとれなかったのかな。かっこよさが中途半端なのが、実力はあるのにいまいちぱっとしない原因かな。

A Home of Our Own / 母の贈り物


Edward Furlongが頑張る。思春期でまわりの友人たちに馴染みたい、同じようなことをしたいと思うけど、大家族にシングルマザーでそんな状況じゃない。下の兄弟たちの面倒を見なきゃいけないし、母親の相手もしなきゃいけない。長男として家を代表するっている意気込みを持っている。そういう子はやっぱり同年代の子よりは早く歳をとる。そんな状況がEdは似合っていた。遊びたいってわがままいうところも。それでもやっぱり家族のことを思って優しい。

House of D / 最高のともだち

最近気づいたのだが、Anton Yelchinの喋り方がChristian Slaterそっくりなのだ。見かけやキャラクターは全然違うけど、若い時に映画に出まくっている共通点はある。その発見が面白くて、ちょっと嬉しかった。Antonはどちらかと言えばおとなしくて優等生なイメージがある。最近では活発な男の子の役もやっているけど、かわいらしい顔をしているからちょっと無理が感じられる。今回の役トミーは母親想いの面や、ハンデを持つ近所のパパスと遊んだりする心優しい少年の面はすごく自然でさすがの演技歴の長さを感じさせる。また、絵を描くことに目覚め、こっそりと自分の世界を作り上げていく様はすごく純粋で輝いていた。その一方、教室で先頭に立って悪戯したり、近所の子どもたちと悪ふざけをする様子などはやっぱり違和感を感じる。Antonのちょっと舌足らずな甘えた喋り方は、あのかわいらしい顔とセットになるとどうしても弟分にしか見えない。Erykah Badu演じる囚人とのやりとりは経験値のある女性とピュアな男の子という組み合わせですごくよかった。ただ、話全体となると、今の部分と過去の部分の比重や、過去の話でもパパスとの関係、囚人との関係、母親との関係、初恋のエピソードのバランスが悪く、結果見終わって何が一番したかったのかあやふやに感じた。泣かせるなら泣かせるでもっと絞って強弱つけてわかりやすく見せて欲しい。

Shameless 『シェイムレス 俺たちに恥はない』


最近は、Tumblrから見た目のインプットをすることが増えた。
メディアのウェブサイトをチェックするより幅広く情報を追えるのが便利。
そこで最近知ったドラマが『Shameless』。日本でも、 『シェイムレス 俺たちに恥はない』というタイトルでWOWOWでやっている。
話は、飲んだくれのダメ親父にとその子ども(6人兄弟)をメインに、ご近所のお盛んなカップル、潔癖症のママとふしだら娘の家族なども登場して進んで行く。
子どもたちのお母さんは、家を出てしまっていない(途中から登場する)ので、家は長女が切り盛りしている。
お父さんは本当にダメダメで何にもしてくれないんだけど、子どもたちが健気にみんなで一緒に暮らそうと頑張る姿がいいよね。
あと、それぞれのエピソードもおもしろい。
ということで、すぐにハマってしまいました。

今、アメリカで 家族物といえば『Modern Family』だと思うけど、これはまだ見ていない。
興味はあるんだけど、そこまで乗り気になれないのはやっぱりTeenagerの登場人物に惹かれないからかな?
自分の興味のある範囲はそこなので、家族物でもどうしても視点は子どもに行ってしまう。
(そういう点で、『United States of Tara』は最高に面白かった!そういう視点じゃなくても素晴らしい作品だけど)
で、このドラマのいいところは、そんな子たちがメインの兄弟の中に3人もいるんだよね。
だから1本で3通りのストーリーが楽しめる!
それに、ずっと見てると小さい子たちもかわいくなってくる。妹、弟キャラが好きな人はありだと思う。

それでは、人物紹介。


長女(21) Fiona Gallagher (Emmy Rossum)

1番上ということで、色々な仕事を掛け持ちして家計を切り盛りしている。肝っ玉母ちゃんのような役回り。でも、中身はまだ若くて遊びたい盛りの女の子。たまに女友だちとクラブへ遊びに行くことも。そこで知り合ったのが、Steve Wilton(Justin Chatwin)。高級車に乗り、高価なプレゼントをしてくれる彼を信用していいのか迷いながらも、好きな気持ちが勝り付き合う。途中、彼の家族を裏切るような行為で冷めて、別の人と付き合うが、気持ちはずっとSteveにあった。
この2人だけってわけじゃないんだけど、特にEmmy Rossumの脱ぎっぷりがすごい。 いつもノーブラだし、胸もお尻も何も隠してないところがすごい。Justin Chatwinなんて、オープニング映像(毎回流れるやつ)でお尻出してるからね。
アメリカは『Skins』があんなに叩かれたから、そういうのに厳しいのかと思ってたけど、ちゃんと場所と時間を選べばOKなんだということがわかった。


長男(17) Phillip "Lip" Gallagher (Jeremy Allen White)

Lipという愛称で呼ばれている。だらしなくて、女好きで、ワルっぽいんだけど、実は賢くて、お金とって学校のスポーツバカの代わりに試験を受けたり、課題をやったりしている。それに、いざという時はお兄ちゃんらしさを発揮して、弟妹を可愛がることができる、責任感もある。特に、男兄弟の中では1番上なので、下の2人のことは気にかけているようで、中でもひとつ下のIanは親友のような存在でもあるんだと思う。この2人の性格が真逆なので、それも面白い。Lipはとにかく男の子らしさの塊といったキャラクター。『Skins』で言ったらCookみたいな感じ。いまどきあんまりいないタイプなのでうれしい。


次男(16) Ian Gallagher (Cameron Monaghan)

 対して、Ianはちょっと違う。海軍に入るのが夢で、そのための訓練もしているんだけど、実はゲイ。バイト先の店長と不倫関係になっている。それを知ったLipが「まじかよ。何でよりによってあいつ」とうなだれるのもわかる。店長は奥さんの尻にひかれているような男で、悪ガキの万引きも口出しできないような気弱な人。でも、ひょんなことからその悪ガキの妹と仲良くなって、そしてその悪ガキとIanができてしまう。面白いのが、他のドラマで見たような、「彼のことが気になる。好きかも。男の人に恋?」っていう部分はなく、目が合った瞬間お互いの服をはぎ取る!みたいな感じの関係。でも肉体だけの関係ってわけでもなくて、ちゃんと気持ちもあるところが素敵。Ianが父親の子じゃないということがわかって、家を飛び出した時真っ先にかけつけたのが、彼の元。どなりつける彼だったけど、Ianの顔を見て、「後で行くから」と言ってくれた。Ianがちょっとでも甘い言葉を言おうとすると「その舌引っこ抜くぞ」と脅すけど、それが愛情の裏返しってのがわかるところが憎めない。


次女(11) Debbie Gallagher (Emma Kenney)

かわいい妹。面倒見がよくて、赤ちゃんの世話もちゃんとしてくれる。それに誰に対しても優しい。酔っ払って帰ってきて床に寝転がっている父親に毛布をかけてあげて、朝には温かいコーヒーを用意してくれる。まだ思春期に入る前だから、女の子というよりは、子どもって感じだけど、その純真さに癒される。この子が画面の中にいるだけでほっこりする存在感。それに、この子役の子の演技が上手。子役らしいって感じもするけど、楽しい時も悲しい時もいつも全力投球で、感情を全身で表現しているところが素晴らしい。


三男(10) Carl Gallagher (Ethan Cutkosky)

喋ることができる登場人物の中では1番年下。でも、お兄ちゃんたちと一緒の部屋だから、まわりの同年代の子よりは精神年齢は高いのかも。学校では他の子ともめて親呼び出しにあってる問題児。それに、おもちゃをトースターで焼いたり、金魚を電子レンジにかけたり、自転車でアクロバットをやろうとして怪我したり、とにかく破壊的な性格。それでも、他の兄弟たちは自分たちのことが忙しくてあんまりかまってくれない。子どもらしいかわいらしさはDebbieの方があるし、赤ちゃんの方が面倒をみないといけない手間がかかる。だからほとんどマイペースにひとりで遊んでいることが多い。ということで、あんまり喋らないけど、この坊主頭のくりくり目の子がかわいい。

四男 Liam Gallagher

両親は白人なのに、肌の黒い赤ちゃん。名前がギャグだよね。元はイギリスのドラマなので。

父 Frank Gallagher (William H. Macy)

常によっぱらっていて、家にはほとんどいなくて、いつもバーにいる。歩きながらぶつぶつ文句を言って、ふらふらの足取りで、目線の定まらない・・・。こういう人本当にアメリカの道にいたし、絶対目をあわせちゃいけないっていう危なさまでも感じさせる、さすがという演技。
でも、Frankもいつも最低な人ってわけではなくて、途中からひも同然となるSheilaには優しさもみせる。それも利害関係からくるものなのかもしれないけど。
それに、しらふの時に年下の子どもたちと一緒に遊んでいるところはかわいかった。まあ、それも父親としてではないんだけど(だから、年上の子たちは怒ってた)、それでもそういう瞬間があるだけでもうれしい。

Sheila Jackson (Joan Cusack)

潔癖症のような感じで、家の中では靴を脱がしてビニール袋に入れさせる。そして、家の外に出ることができない。でも、家の中では良き主婦で、手の凝った料理が得意。敬虔なクリスチャンの夫が娘にキレて家を出てからは、Frankをひものように住まわせる。SMの趣味がある。こちらもさすがの演技。変わり者の笑われキャラに、人間味とチャームを加えて、愛すべきキャラクターにしている。

Karen Jackson (Laura Slade Wiggins)

Sheilaの娘。Lipが家庭教師のバイトをしている。その時に、「化学って興奮するの」(とか何とか言って)机の下にもぐるようなdirty girl。父親は何とかそれを治そうとするが、効き目なし。理想を押し付けてくるだけの父に反抗して、Daddyz Girlっていうサイトで復讐する。それがきっかけで、父は自殺。Lipとの関係も悪くなった。普通のドラマではNGだろうっていうシーンをたくさんやってるからびっくりしたけど、ぱっと見は本当に高校生に見えるけど、実はもう20超えてる女優さんなので、そういうシーンがあってもいいだなと理解した。

後は長くなるので省くけど、ご近所カップルや、Steveの秘密や、子どもたちの母親も登場して、盛りだくさんのエピソードだった。
シーズン2も早く観たい。

Dream Cast 妄想キャスティング「金髪ばっかりの全寮制女子校の話」

今回の妄想キャスティングのテーマは「金髪ばっかりの 全寮制女子校の話
何でかって言うと、金髪の女の子は頭よりも見た目重視で戦ってるみたいなステレオタイプなしで、金髪の女の子ばっかりで青春物語やってもいいなと思ったから。そして女の子の青春物語といえば 全寮制女子校の話でしょ。最近観た『Tanner Hall』も4人の女の子が中心となって描かれていて、それぞれに物語があり、またそれが絡み合っていておもしろかった。
それに触発されて『モナリザ・スマイル』をもう1度観たけど、こっちも性格の違った女の子たちが姉妹のように、時に敵として互いに成長していくのがおもしろかった。

ということで、女の子は4人選んでみた。
人選のポイントの1つは、せっかくかわいいのに何だか残念だなと思う子たち。

Teresa Palmerは『I Am Number Four』、『The Sorcerer's Apprentice』、『Take Me Home Tonight』と、残念な成績。でもすごくかわいくて、映画の中では光ってたから作品選びが問題で彼女自身に問題があるんじゃないと思うので、別な活躍が 観て みたいという希望。

Amber Heardも似てて、主役級を演じるくらいにはなってるんだけど、金髪美女としてしか認められてないんじゃないかと思うところが残念。バイセクシャル(だったっけ?)を公言してるくらいなんだから、もっと女の子ウケのある役をやってもいいと思う。

Hayden Panettiereは、『Scream 4』でのショート・ヘアが新鮮ですごくかわいかった。金髪で美人さんだとやっぱり髪はきれいに伸ばしている子が多いけど、思い切りの良い元気なショートの金髪ギャルもかわいいなと思って、もっとそういう役柄を観てみたいと思った。

Elizabeth Olsenは、『Martha Marcy May Marlene』はまぐれだったんじゃないかとも思うけど、まだわからないからもっと色々観てみたい。それにすごくおしゃれさん。双子の姉とはタイプが違って(背あるし)、もうちょっと真似しやすい、親近感のある個性がいいと思う。あと、金髪の子でこういうちょっとエッジのあるような役柄は少ないね。

Evan Petersはおまけです。女の子へのサービス。でも彼は誰かの恋の相手役じゃなくて、ゲイのBFFの役で出てほしい。全寮制女子校にはたまに学園長の息子で素行が悪いとかで特別に生活している子がいるから。それに、彼の能力だったらゲイの役でも魅力的に演じられそうで観てみたい。

この5人をメインに、インディっぽい雰囲気で美的に撮った全寮制女子校の話を観てみたいです。



My Favorite Albums of 2012 Vol.1

去年は2ヶ月単位でやっていた気がするけど、今年はもうすでに3ヶ月が過ぎてしまった!
毎回だけど、早い~。



Pop. 1280 - Horror
(Sacred Bones 2012/1/24)

今のところ、今年のベスト・アルバム・ジャケットです。Sacred Bonesってデザインのフォーマットが決まっているから、できることは限られているんだけど、そのミニマルの中で個性をちゃんと発揮していて、それが世界観とはまって、最高です。音楽の第一印象は変態。ノイズ多め。でもそれがシャーシャーっていうんじゃなくて、もっと攻撃的なのがいい。ボーカルの感じもアンダーグラウンドなPunkの生々しさがあって、音に負けてないのがうれしい。


Cloud Nothings - Attack on Memory
(Carpark Records 2012/1/24)

今のところ今年のベスト・ソングは、「Stay Useless」です。今回はもうちょっとダークで1曲が長くなった。でも前作のすごい好きだった部分もちゃんとあって、それが1番凝縮されているのがこの曲だと思う。それに、前のは曲ごとの方がインパクトあったけど、今回はアルバムも作品として1枚で聴くものになっている気がする。でも、好き度でいったら「Stay Useless」がダントツで、アルバム自体はそんなに残らないかな。


Grimes - Visions
(4AD 2012/2/21)

だってかわいんだもん。どんどんかわいくなってきている気がする。「Oblivion」のビデオもすごくよかった。フーディで男の子みたいな格好から、大きな襟の女の子らしい格好まで幅広く似合うのがすてき。髪に色いれてるのもイマドキだし、細かい三つ編よりは、ぶっとい三つ編のがかわいい。あと、こんな感じの女の子声は大好き。曲は寝る時にぴったり。


The Men - Open Your Heart
(Sacred Bones 2012/3/6)

ほら、同じSacred Bonesでも、こんなにイメージが違う。The Menは前のアルバムはモノクロ写真だったから、それともまた違ったイメージ。お花だからCrystal Stillsのアルバムっぽいなあと思った。無骨な男らしくない。今作も、前作同様ボーカル少ないひたすら楽器をかき鳴らす系。でも、今回のアルバムは評価高いよね。何が違うんだろう。ちょっと洗練された感じはするけど、そんなに違うものかな。でも、今のところベスト10候補の1つ。


Ceremony - Zoo
(Matador Records 2012/3/6)

このジャケットイケてない。らしさがないと思う。ちょっと綺麗にまとめすぎじゃない?もっとごつごつした感じの方が似合ってる気がする。すごくがつんとした音なんだよ。Matador移籍前の曲を少し聴いたけど、もっとShoogazeっぽくて今ほど強い印象に残らなかった。本人たちにとってどのくらいのイメチェンだったのかわからないけど、時代ににもあっていて、それが成功したみたい。あと、ボーカルの言葉をちゃんと言わない感じとかがJohn Lydonっぽいのかなと思ったり。



Bleeding Knees Club - Nothing to Do
(Iamsound 2012/3/20)

オーストラリアのガレージ・デュオ(最近3人)のデビュー・アルバムが出た。南半球ではもう夏も終わりだけど、よくやく暖かくなってきた北半球にはぴったりの1枚。軽くて楽しいロックがいっぱい。60年代のガールズ・グループみたいに歌ってる曲もあって、こういうの大好き。ボーカルは、Nobunnyの弟って感じの声。明るい金髪(『The Sisterhood of the Traveling Pants』風に言うとバナナ色)の見た目もかわいいよね。この金髪丸顔に対して、もう一人がひょろ長いのも良いバランスです。

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