ティーン向け雑誌の表紙まとめ(2009年~) 人気のある女の子 It Girlは誰?

何かタイトル付けにくかった。
10代の女の子向け雑誌の表紙を見れば、その時人気のある女の子がわかるだろうと思ったので、調べてみました。って話です。

調査対象は、アメリカからNylon、Teen Vogue、Seventeen。そして、それ以外の国からDolly (Australia)、Elle Girl (Russia)、Cosmo Girl (Turkey)です。
なるべく最近の状況が知りたいということで、2009年から現在までの表紙を調べてみました。


それでは早速、年代ごとに人気のあった女の子を見てみましょう。

2009年


Kristen Stewart

『トワイライト』のクリステン・スチュワートが9回も表紙になって圧倒的No.1!
DollyやCosmo Girlでは、年に2、3回もクリステンが表紙になっていて、影響力の高さが感じられます。この年は『ニュームーン/トワイライト・サーガ』の公開ということで、ロバート・パティンソンだけでなく、テイラー・ロートナーとも一緒に表紙を飾っていました。


Blake Lively
Leighton Meester
Taylor Swift

『ゴシップガール』のブレイク・ライブリーとレイトン・ミースターが並んで2番目に多い表紙の数になりました。2人で表紙になっていた雑誌もありましたが、単独でも表紙になっていて、オシャレ・アイコンとして10代の支持が厚いことがわかります。
そして、 アルバム『フィアレス』がグラミー賞など多くの賞を獲得したテイラー・スウィフトが、同じく3回表紙を飾っていました。


Lily Allen
Beyonce
Selena Gomez
Emma Watson

その他、2回表紙になった女の子たち。ビヨンセを子と呼ぶのは抵抗ありますが。
何かバラバラな並び。Indieアイコン以上に飛躍したリリー・アレン。でも、この後は私生活を優先して音楽活動は休んでいます。 大ヒット曲「Single Ladies」を含むアルバム『I Am...Sasha Fierce』をリリースしたビヨンセは、10代の女の子たちからも支持されていたんですね。 『ウェイバリー通りのウィザードたち』でディズニーの人気者になり、歌手デビューしたセレーナ・ゴメス。そして、『ハリー・ポッター』シリーズのエマ・ワトソンは、新作公開の度に表紙に登場します。

2010年


Katy Perry

『ティーンエイジ・ドリーム』をリリースしたケイティ・ペリーが強かったです。Teen Vogue以外の5誌で表紙を飾りました。すごいのが、3月、6月、8月、9月と1年を通して表紙になっていることです。国が違うので、発売時期が違ったのかもしれませんが、「California Gurls」、「Teenage Dream」、「Firework」など、シングルもそれぞれ大ヒットしていたので、この結果に納得できます。


Leighton Meester

4回表紙になったのは、なんとレイトン・ミースター!ブレイク・ライブリーは、この年1回もティーン雑誌の表紙になっていません。『ゴシップガール』では、ブレアとチャックのカップルが人気だったので、その影響でしょうか?また、ブレイク・ライブリーはスタイルが洗練されているので、ティーン雑誌よりも女性誌へ移行していったんだと思います。


Miley Cyrus
Rihanna
Nina Dobrev
Taylor Swift
Ashley Greene

それぞれ3回表紙になった面々。
親しみやすいアイドルからイメージ・チェンジを図ったアルバム『キャント・ビー・テイムド〜ワタシ革命〜』(邦題…)をリリースした、マイリー・サイラス。ハンナ・モンタナではない役で映画『ラスト・ソング』にも出演。共演したリアム・ヘムズワースと付き合い始め、最近婚約を発表しました。どんどんアイドルから成長しています。
1年という短いスパンで『Rated R』と『LOUD』をリリースしたリアーナ。シングル・ラッシュで毎月新しいミュージック・ビデオを出していたような、本当リアーナを見ない時はないんじゃないかって感じの活躍ぶりです。クリス・ブラウンのDV事件を乗り越えて、新たなR&B女子アイコンになりました。
アルバム『Speak Now』をリリースしたテイラー・スウィフト。 相変わらず人気です。
『ヴァンパイア・ダイアリーズ』ニーナ・ドブレフと、『トワイライト』シリーズのアシュリー・グリーンは、ヴァンパイア・ブームで人気を伸ばしてきた2人。女の子らしくて、華やかで表紙にも映えます。


Hilary Duff
Jessica Szohr
Lady Gaga
Vanessa Hudgens
Emma Watson
Ke$ha

その他、2回表紙になった女の子たち。
レディ・ガガのブームはティーン雑誌には影響なかったようですね。逆にケシャが入っているのにびっくり。そして『ゴシップガール』のジェシカ・ゾーも初登場。『ハリー・ポッター』が公開されれば、エマ・ワトソンは表紙になります。長年の恋人ザック・エフロンと別れたヴァネッサ・ハジェンズと、結婚したヒラリー・ダフが表紙になっているのもおもしろい。ゴシップ誌の需要も兼ねているんですね。

2011年


Leighton Meester

レイトン・ミースターの返り咲き!6回も表紙になりました。すっかりティーンのアイコンになっていますね。2011年は、ドラマ以外にも『ザ・ルームメイト』、『恋するモンテカルロ (Monte Carlo)』などの映画に主役級の役で出演し、活動の幅が広がっています。


Taylor Swift

こちらも人気が衰えません。4回表紙になりました。2010年にリリースしたアルバム『Speak Now』のツアーを行っていた影響でしょうか。このアルバムは、テイラー・ロートナーやジョン・メイヤーなどのことを歌った曲があると話題になりました。


Selena Gomez
Emma Roberts
Nina Dobrev

それぞれ3回表紙になったのは、『恋するモンテカルロ (Monte Carlo)』のセレーナ・ゴメスと、『スクリーム4: ネクスト・ジェネレーション』のエマ・ロバーツと、『ヴァンパイア・ダイアリーズ』ニーナ・ドブレフセレーナ・ゴメスは、ジャスティン・ビーバーとの恋愛でも話題になりました。ニーナ・ドブレフの人気も安定していますね。


Lea Michele
Ashley Greene
Lucy Hale
Amanda Seyfried
Emma Watson

その他、2回表紙になった女の子たち。
『Glee』のリア・ミシェル、『プリティ・リトル・ライアーズ』のルーシー・ヘイルら、ドラマ新世代が登場してきました。引き続き映画が公開する度に表紙になるエマ・ワトソンとアシュリー・グリーン。面白いのは、クリステンは2009年以降ティーン雑誌の表紙にほとんど登場しなくなったところです。これもブレイク・ライブリー同様、女性誌へ移行したのでしょうか。そして、意外にも初アマンダ・サイフリッド。この年は『赤ずきん (Red Riding Hood)』、『TIME/タイム (In Time)』で主演を務めていました。

2012年(上半期)


Jennifer Lawrence
Chloë Grace Moretz

世界中で大人気!『ハンガー・ゲーム』のジェニファー・ローレンスと、念願のティム・バートン映画『ダーク・シャドウ』に出演したクロエ・グレース・モレッツが3誌ずつで同着1位。まだ上半期なので、後半どうなるかわかりませんが、新世代らしい2人だなと思いました。


Dianna Agron
Taylor Swift
Miranda Cosgrove
Nina Dobrev
Demi Lovato
Lily Collins
Katy Perry
Emma Stone

その他、表紙に2回なった女の子たち。
『白雪姫と鏡の女王(Mirror Mirror)』のリリー・コリンズと、『アメイジング・スパイダーマン』のエマ・ストーンは、上の2人には及びませんでした。『Glee』のダイアナ・アグロンは、映画出演の効果も単独表紙増加に影響があったのでしょうか。『iCarly』のミランダ・コスグローヴや、カム・バックしたデミ・ロヴァートの表紙も今年から増えてきました。デミ・ロヴァートは、X Factorのジャッジに抜擢された効果もありそう。引き続き人気のニーナ・ドブレフですが、『ヴァンパイア・ダイアリーズ』のヴァンパイア兄弟と一緒の表紙が多いです。まだ、この役以上のアイコンにはなっていないのかな?そして、ずっとティーンのアイドルなテイラー・スウィフトと、ケイティ・ペリー。ケイティはもうすぐ公開の映画『Part of Me 3D』の後は休憩するそう。早く戻って来て欲しい!置き土産の映画を何度も見て待ってる(´;ω;`)

まとめ

  • 2009年は『トワイライト』ショックの影響でクリステン・スチュワート(22歳)が圧倒的人気を誇るが、それ以降はティーン雑誌の表紙に登場しなくなった。
  • 2009年以降で見ると、女優ではレイトン・ミースター(26歳)、歌手ではテイラー・スウィフト(22歳)が常に人気の上位を占めている。この2人がここ数年で10代の女の子に最も人気があるとわかった。しかし、2012年を見てみると、テイラーは表紙になっているが、レイトンはなっていない。そろそろ世代交代か。
  • セレーナ・ゴメス(19歳)ニーナ・ドブレフ(23歳)が上の2人に続いて人気がある。セレーナはメキシコ系とイタリア系のハーフ、ニーナはブルガリア人ということで、人気がある女の子のルックスの幅も広くなっている。
  • エマ・ワトソンの安定ぶりは『ハリー・ポッター』シリーズのおかげなので、それ以降が気になるところ。
  • 2012年はガラッと世代交代した印象。 ジェニファー・ローレンス(21歳)が今後ティーン雑誌でどれくらい影響を持つのか楽しみ。
  • ここ2、3年で、ドラマ出演者の影響力が増え、世代交代も活発。『Glee』のリア・ミシェル(25歳)、ダイアナ・アグロン(26歳)を始め、『プリティ・リトル・ライアーズ』のルーシー・ヘイル(23歳)、アシュレイ・ベンソン(22歳)、シェイ・ミッチェル(25歳)や、『iCarly』のミランダ・コスグローヴ(19歳)、『VICTORiOUS』のヴィクトリア・ジャスティス(19歳)などが2回以上表紙になっている。

ついでに、雑誌別の特徴を見てみましょう。
()の中は掲載された年での代表作品にしています。

Nylonは対象年齢がこの中では1番年上で、趣味もトガっています。他のティーン雑誌では表紙にならない、Indie系の女優さんやミュージシャンを多く起用しています。


Kat Dennings (『チャーリー・バートレットの男子トイレ相談室』、『キミに逢えたら! (Nick and Norah's Infinite Playlist)』)
Olivia Thirlby (『The Wackness』、『ソリタリー・マン』)
Mila Kunis (『ブラック・スワン』、『ステイ・フレンズ (Friends with Benefits)』)
Elizabeth Olsen (『Martha Marcy May Marlene』)
Zoë Kravitz (『Beware the Gonzo』、『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』)
Juno Temple (『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』『ダークナイト ライジング』)
Karen O (Yeah Yeah Yeahs)
MIA
Florence Welch (Florence & the Machine)

Teen Vogueは、さすがティーン雑誌のトップといった感じ。どの雑誌よりも早く旬なアイコンを表紙に抜擢するセンスがあります。


Emma Roberts (『Wild Child』、『ホテル・バディーズ ワンちゃん救出大作戦』)
Taylor Momsen (『ゴシップガール』『パラノイドパーク』)
Demi Lovato (『キャンプ・ロック』『サニー with チャンス』)
Victoria Justice (『VICTORiOUS』)
Jennifer Lawrence (『ウィンターズ・ボーン』、『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』)
Emma Stone (『ラブ・アゲイン (Crazy, Stupid, Love.)』『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』)
Lily Collins (『プリースト』『ミッシング ID (Abduction)』)
Elle Fanning (『SOMEWHERE』、『SUPER8/スーパーエイト』)


Seventeenは、より身近な女の子像といったイメージなのか、TVで活躍する女の子を表紙に起用する傾向があります。Cosmo Girlと表紙が酷似していたのは、提携しているのかな?


Lauren Conrad、Whitney Port (『ザ・ヒルズ』)
Hayden Panettiere (『ヒーローズ』)
Shailene Woodley (『The Secret Life of the American Teenager』)
Aly Michalka、Ashley Tisdale (『Hellcats』)
Miranda Cosgrove (『iCarly』)
Victoria Justice (『VICTORiOUS』)
Lucy Hale、Ashley Benson、Shay Mitchel (『プリティ・リトル・ライアーズ』)
Heather Morris (『Glee』)
Sarah Hyland (『モダン・ファミリー』)

My Favorite Songs of 2012 Vol.2 ~UK Indie編

最近お気に入りの曲まとめ。
UK Indie編です。
私は元々UK IndieからIndie Musicを聴くようになったのですが、2008年頃からはUS Indieにはまっていき、UKは全然気にならなくなっていました。
そして、ちょっと前からはAustraliaにも興味を持つようになりました。
そして、最近気になるバンドがまだUKに戻って来ています。
何だこの現象!流行は回ってるらしいとはこのことなのか・・・
いろいろ考えちゃいます。

若いバンドをチェックする時はだいたいルックスから入っているので、今回は写真付きです。

Swim Deep
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他にも良い写真あるけど、とてもらしくてこれが好き

Birminghamの4人組。このボロボロの格好が大好き。雰囲気だけで認めちゃう。90sリバイバルを経ての今っぽさがすごくする。音はイギリスの重い雨雲みたいな感じ。どよーんとしていて、霧がかっていて。ボーカルのAustinは賢そうなんだけど、その他(特にHiggyとZachary)がちょっと頼りないので、いつの間にか解散しているとか、メンバーチェンジしてそうで心配。その前に、Ryan McGinleyに写真を撮ってもらいたい。



Peace
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同じくBirminghamの4人組。だけど、こっちのが先にコロンビアと契約してメジャーの仲間入り。ボーカルの子の顔が、なんともイギリスらしいと思った。Neils Childrenのボーカルの系統だなぁと。でも、あんまり他の写真を見たことがないので、これは奇跡の1枚かもしれない。音楽は、Swim Deepにも似ているけど、こっちの方がちゃんとしているかな。それもメジャー向き。でも、この展開はちょっとViva Brotherぽくもあって(途中でバンド名を変えちゃうかしら?Peaceって検索しにくいし)、1年足らずで消えていそうと心配。



Only Real
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ロンドンの20歳。Niall Galvinのソロプロジェクト。ベッドルームラッパー。イギリス訛で皮肉のこもった内容。Jamie TやKing Kruleが引き合いに出されている。うん、うん、好き、好き。自分の部屋で作曲し、レコーディングし、ミュージック・ビデオまで撮影している。引きこもりミュージシャンが成立する現代ってすばらしい。生気のない目もすごく良い。



Splashh
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ロンドンの4人組。キラキラ☆ポップ。バンド名のとおり、夏の輝かしい太陽や水しぶきを思わせる音楽で、今の季節にちょうど良い。このボーカルの子はアジア系が入っているのかな?髪真っ黒だし。あと、くるくる頭の子は旧ソ連っぽい顔立ちですごく好み!最初はこの2人でやってたみたい。他の2人はちょっとお兄さんぽいのも納得。




今まで挙げて来た子たち(Only Realはちょっと別ベクトルだけど)はみんなセンス良いよね。、数年前にUS Lo-fi Indieのバンドたち(Wavves、Girls、Smith Westernsなど)がやってみせたことを、さらに洗練させて自分たちの個性としてうまく提示していると思った。
私が最近好んで聴いているUS Rockの人たちって、一部を除いては見た目を気にしないで、表現することが1番!汗かいてなんぼ!みたいな漢たちって感じだから、こういう中性的なセンスを若い子たちが表現しているのを見ることができて楽しい。
まあ、寿命が短そうなので、今のうちに存分味わっておかないといけなそうだけどね(・ω<)

番外編
顔がめちゃ好き。Jake Bugg
音楽は上のバンドとは全然違って、シンガー・ソング・ライター。フォークやブルースなど渋い好みの18歳。

この子の場合は、Alasdair McLellanに撮って欲しい


We Need to Talk About Kevin / 少年は残酷な弓を射る ~個性派すぎる若手俳優エズラ・ミラー


2011年、1番注目の若手俳優Ezra Millerの出演作。
最近の若い俳優って子ども向け番組育ちの、頭が良くて愛想も良いキラキラした子たちばっかりだったから、ちょっと陰のあるEzra君みたいな存在はすごく興味深い。
City Island』でも、冷めた子どもの役を落ち着いた演技でこなしていてよかった。

『We Need to Talk About Kevin』は、母親と息子の話。
子どもをうまく扱えないので、うまく愛せない母親エヴァ(Tilda Swinton)。
息子ケビン(Ezra)も母親の愛を信じられずに反抗的に育ってしまう。
ケビンの反抗は、最初はちょっとした悪戯だった。
たぶん母親が困れば、怒ったり、悲しんだりする感情が見えるから。
母親を感じる方法をそれしか知ることができなかったんだと思った。
そして、対する母親は、無なところから叫びだすところまですごく力の要る役で、Tilda Swintonの演技がとにかくすごい。母親ってのはそれくらい大変なんだろう。
自分の夢があって、将来に希望があった中での妊娠。
子どもが事件を起こすような子に育ってしまったからって、母親を単純に責められないなあと思った。
母親じゃなくても、父親でも祖父母でも他の誰でもいいんだけど、誰か無条件に子どもを愛してくれる人がないと、子どもは安心して外の世界に行けないと思う。
この映画では、ケビンが家の外でどんな風だったかはほとんど描かれてないんだけど、本には学校での様子などが載ってるそう。今度読んでみたい。

そしてEzra君の演技は、やっぱり良かった。
ちょっと気持ち悪い?ってところもあったけど、反抗的な態度、冷たい視線、自分の言葉で話すところ。同年代の俳優の中では抜き出ている。
1番ハッとしたのは、犯罪者としてTVでインタビューを受けているシーン。
それをTV画面越しに見るんだけど、あまりにリアルで。
というのも、これを見るよりも前に少年犯罪関係のドキュメンタリーをいくつか見ていた。
その中の1件で、West Memphis Threeと呼ばれる3人のリーダー的存在のDamien Echolsが持っている雰囲気を、Ezra君も醸し出していたから。実在の人物を参考にしたのかわからないけど、真似しても簡単にできるものじゃないだろうから感心した。

West Memphis Threeに興味を持ったきっかけのBlog。
West Memphis Three と死刑制度
West Memphis Threeその後

いつも事前に情報をなるべく入れないで映画を見たいと思っているので、この映画についても予告編とポスターくらいしか見ていなかった。だから、少年犯罪の話が出てくるなんて思ってもいなかったので、すごく驚いた。Ezra君のキャラクターだけでなく、映画自体も陰のあるテーマを扱っていたんだ。

『City Island』も壊れた家族の話だし、その前の『Afterschool』もそんな感じ。
もし、『GAMER ゲーマー』でLogan Lermanがやった役をEzra君がやっていたらまた違った印象になっていたんだろう。
Loganは子どもらしくてそれはそれでいいんだけど、冷淡さや狂気といったものは感じられないから。でもその分、正義感や忠誠心はあるんだよ。
その2人が共演する『The Perks of Being a Wallflower』 の予告編を見たけど、やっぱりEzra君の個性が勝ってる。役柄が風変わりな男の子だからかもしれないけど…。LoganとEmma Watsonでは、美男美女向きの別の作品をやって欲しかった。って話がずれてきてる。
Ezra君はこの前のMTV Movie Awardsで、Emma Watsonが受賞した時すごく喜んでいて、実際もすごく良い子なんだろうなと思った。
久しぶりに将来が楽しみな俳優。

Year Of The Carnivore ~肉食に目覚めた喪女


カナダ映画って英語なのに、あんまり入ってこなくて(有名な人が出てないから?)もったいない。
最近では、アメリカ進出しているカナダ俳優も多いので、俳優で映画を観る人だったらカナダ映画を観たいと思ったことあると思う。
第22回東京国際映画祭で『少年トロツキー』(原題:The Trotsky)がやっていたのを後から知った時はちょっとショックだった。そして日本語でDVD化もされていないので、これからは映画祭チェックをマメにしようと思った。

で、これを観たいと思ったのきっかけはMark Rendall。赤毛好きが反応した。
日本だと『たった一人のあなたのために』で観ることができる。中性的な役でいい味だしてた。

この話の主人公の女の子、サミー(Cristin Milioti)は、冴えない見た目で、人付き合いがほとんどない。
スーパーで私服警備員として働いてて、いつも男の子のような格好をしている。
そして、売れないバンドマンのユージーン(Mark Rendall)に片想いしている。
でも、せっかくユージーンとベッドに入っても、良い雰囲気のところで笑い出してしまうサミー。
そしてユージーンは去り、彼はもう次へ進んで派手な女の子と遊んでいる。
「じゃあ、ちゃんと練習してから再アタックしよう」って、スーパーで男をひっかけて練習しようとするんだけど……。
サミーはいつも一生懸命にやってるんだけど、どうしても悪いほうへと転がっていってしまう。
そんなサミーのどんくささだったり、かわいい女の子になれない言動をくすっと笑えるように描いていく映画。
サミーは、日本だとこじらせ女子とか喪女って言われるのかな?
そしたら、タイトルのCarnivoreって肉食って意味なので、肉食に目覚めた喪女。タイトルに書いたけど、ちょっと強烈?
でも、セックスに猪突猛進な女の子の話を、気の抜けたゆるい感じで、ちょっとインディ(サブカル?)寄りのセンスで描くので、かわいらしい、女の子向けの映画になっている。
全体的に、『君とボクの虹色の世界』に近い世界観だなと思った。
あと、これを見たより後になるんだけど『Tiny Furniture』。
監督・脚本のSook-Yin Leeって、『ショートバス』に出てたアジア系の女優さんだって知って、セックスをテーマにしてポップに仕上げているのに納得した。


サミー役の女優さんが、かわいいともぶさいくとも言えない微妙なところもすごくいい。無表情でぼさーっと喋ってる時は、ちょっと不審者オーラ出してるんだけど、ドレスを着てメイクをするとすっごくかわいくなるからびっくり。
ちょっとMaggie Gyllenhaalに似てるかな?

この映画で1番キュンと来たシーンは、ユージーンがつれないので、自分が楽しむことにしたサミーが、ライブ中にモッシュに紛れて激しく騒ぐところ。
サミーは子どもに間違われるくらい小柄なのに、大きな男の背中によじ登って体当たりして、テンションに任せて興奮してる。
しかも、それをステージ上から見たユージーンが、いつもと違うサミーの様子にダメージ受けてるの。
「ああ、彼女は俺を越えたんだ」って。
計算じゃなく、意中の男を落としたサミーかっこいいと思った。
でも、彼女はそれに気付いてないので、この後も変な方向に進んでいくんだけど。

Best Albums of 2012 (so far)

ことしも上半期のお気に入りアルバムをまとめてみます。
ちなみに、去年の。
Best Albums of 2011 (so far)


The Men - Open Your Heart
(Sacred Bones 2012/3/6)

やっぱりこれが1番かっこいい!去年のアルバム『Leave Home』から1年足らずで出してるんだけど、すごく洗練されているというか、商品として大衆向けにパッケージされてるというか、初めて聴く人でもびびらないようにつくられてると思った。(←わかりにくい)あと、驚いたのがタイトル曲「Open Your Heart」の後の「Candy」。それまでHardcore、Punk、Psychと攻めてきたのを一旦休んで、シンプルにLove Songを歌う。いかつい男の人が歌うLove Songが大好きだから、これにやられた。そして、終わったらまた元の軌道に戻って最後は「Ex-Dreams」で雄雄しく締める。かっこいいね。

Japandroids - Celebration Rock
(Polyvinyl Records 2012/6/5)

Yeah! これを待ってたって感じ。「Younger Us」はその年のBest Songになるほど好きだったの。あんなに情熱のつめこまれた曲って久しぶりに聴いた。そして、この曲はその後のHardなRockの流れの一部になってた。Japandroids自体は、認知していたし『Post Nothing』も『No Singles』も好きだろうなと思って聴いたけどピンとこなかった。でも「Younger Us」がそれを変えた。この1曲だけでJapandroidsのことが大好きになった。このアルバムを最初に聴いた時、iTunesが1曲リピートになっているのに気がつかないでずっと聴いていたんだけど、花火の音は曲と曲の間にわざと効果的に入れられているのかな?なんて思いながら。6周目くらいでようやく気付くまで、その間めっちゃ良い曲!この流れかっこいい!とポジティブな感想しか出てこなかった。それくらいこのアルバムは良いんだと思う。前にFesでライブを見られる機会があったんだけど、別のバンドを優先したから彼らは終わりの方しか見られなかった。「Younger Us」も聴けなかったし。でも、ライブの熱気がすごくて、彼らはライブバンドなんだってのはすぐわかった。だから今度はちゃんとライブを見てみたい。

Foxygen - Take the Kids Off Broadway
(Jagjaguwar 2012/7/24)

このアルバムを聴いた時もうぶっとんだもんね。こんな曲ってあるの?って。22歳の2人組の作品(さいきん本当2人組多い)。好きなものを全部ひとまとめにしましたって感じ。普通曲って1番→サビ→2番→サビみたいに流れがあるものだけど、この子たちはそんなことあんまり気にしてないみたい。鼻歌感覚?ふわふわ空を飛んでいたと思ったら、いきなり土の中にもぐったみたいに行き先がわからないのを楽しむことができる。ボーカルはヘロヘロなんだけど、音が濃いので頼りなく聴こえないところも良い。


King Charles - Loveblood
(Republic 2012/5/8)

思いっきりルックスから入ったんだけど、失敗じゃなかった。Mumford and SonsやNoah and the WhaleらへんのUK Folkの流れを汲んでさらにPopにした作品。アメリカで言うとEdward Sharpe & The Magnetic Zerosっぽいかな(ちょっと見た目も。でも彼らはセカンドで「One Love」的な流れに行ったのがちょっと残念だった)。アルバム11曲中半分くらいはシングル・カットできそうな質の高さに、ちょっと次が怖くなるけど、このままPopに突き進んで欲しい。野外のライブ会場で聴いたら楽しいんだろうな。


The Tallest Man On Earth - There's No Leaving Now
(Dead Oceans 2012/6/19)

ちゃんと聴くのはこれは初めてなんだけど、声がいいね。ちょっとNeutral Milk HotelのJeff Mangumっぽいと思った。私はBon Iverは『Bon Iver』よりも『For Emma, Forever Ago』のが好きなので、このRawな感じは好き。最近うるさいの(ほめてる)ばっかり聴いていたから、時々こういうのを聴くのも良いね。Dr. Dogの新作はちょっと地味すぎるというか、難しすぎてピンとこなかったので、これがあって助かりました。



PUJOL - United States of Being
(Saddle Creek 2012/6/5)

Pujol君のメジャーデビュー作としていいのかな?これまでにもDIYなEPやSingleを出していたけど、音作りのレベルが達してないのか、物足りない感じだった。Third Man Recordsから出した「Black Rabbit」はそのレベルが達していて最高のRock Songだった。で、このアルバムはそのレベルの曲があと11曲ある。やればできるということが証明された。Lo-Fiな音作りが似合う人もいるけど、Pujolの場合はそうじゃなかった。このガラガラ声のボーカルが好き嫌い別れそうだけど、曲自体はキャッチーでPopなので若い子を中心に聴かれると嬉しいな。

Grimes - Visions
(4AD 2012/2/21)

今のところ1番今っぽいなあと思うアーティスト。時代のリバイバルって純粋に過去を真似るんじゃなくて、これまでの良いところをより洗練にして生み直してると思うんだけど、それがすごくうまくいってる例。彼女いわくsci-fi punkで、CyberpunkやCybergothといわれるスタイルは、今見るとダサい。でも、それに迷彩のジャケットを合わせて男っぽくしたり、ひらひらのレースなどを合わせて女の子っぽくしたりと別の要素を足して新しくしている。目が大きくて丸い顔もアニメっぽいルックスが似合う要員。Ledy Gagaに対抗してじゃないけど、Grimesというキャラクターとしてできるとこまで自己プロデュースして欲しい。でも、完全に機械の心にならないで、今どきの子らしい冒険心や遊び心で楽しませて欲しい。って欲求多すぎ?


Crocodiles - Endless Flowers
(French Kiss 2012/6/5)

このバンドは嫌いになれない。1番にはならなくても、ずっと受け入れていく感じ。今回のアルバムは、前身バンドThe Prayersの雰囲気が強いと思った。「Cherish」って曲がすごく好きで。「2人はロミオとジュリエット~」みたいなかわいい歌詞のTwee Popなの。今まではゴスちっくな内容が多かったから、今回Dee Deeへの愛の歌もあって、どうしたんだろうブランドン。と思ったら、先日Pitchforkのレビューで聴いたことがないバンドを影響元として挙げられていたのに怒ってか、超口の悪いTweetをしていてちょっとショックだった。いや、やったのはブランドンじゃないかもしれないけど。でも私はどっちかってったらチャールズのが好きなので、ブランドンなら別にいいけど、チャールズだったら悲しい。私の一種の理想の人だから。って話がそれていく。そして思ったのは、私The Jesus and Mary Chainがすごく好きなんだけど、その代わりにCrocodilesを聴こうと思ったら今回は違った。どちらかというと、Spacemen 3とOrange Juiceなのかもって。これは、彼らが「ジャーナリストさんたち聞いときな今から本当に影響を受けたバンドを挙げていくから」って挙げてた中に入ってたバンド。


Reptar - Body Faucet
(Vagrant Records 2012/5/1)

彼らも見た目から入った。テレタビーズの着ぐるみ着てライブやっててすごくかわいい。他のメンバーも思い思いの仮装をして。ハロウィン・パーティだったのかな?と思ったら、ちゃんとその格好でプレス用っぽい写真も撮ってるし。大学生的ノリなのかな。かわいいね。音楽の方は2000年代後半のIndie Popを全部吸収して吐き出したって感じ。IndieとPop(はじける泡の様なPopでなくて、Popularの意味が強い)がくっついたのって、2000年代後半からだと思う。しかもそれはUSで生まれたの。だからその弟的バンドが今シーンに出てきていると思うとちょっと感慨深いね。今20歳前後の子たちがそんなUSバンドを影響に上げるのも増えてきたし。



そして、Last.fmでの再生回数を見るとこんな感じ。
8tracksでの流し聞きが多いので、人気アーティストが自然と上のほうにくる。でも何でBarreracudasがそこにいるのかは不明!
  1. One Direction (128)
  2. Cloud Nothings (106)
  3. Grouplove (105)
  4. Kings of Leon (104)
  5. The Black Keys (93)
  6. Foster the People (87)
  7. Barreracudas (75)
  8. The Men (70)
  9. fun. (69)
  10. Nicki Minaj (64)
おまけでTop Tracksはこんな感じでした。
  1. M83 – Midnight City (41)
  2. Carly Rae Jepsen – Call Me Maybe (38)
  3. Cloud Nothings – Stay Useless (35)

80年代の若手俳優と現代の若手俳優 似てる?

80年代の若手俳優と現代の若手俳優の似てる人を集めてみた。
Tumblrにあげたもののまとめ。




Logan Lerman (via) and Christian Slater (via)

ローガン・ラーマンとクリスチャン・スレーターは、まゆげと目の感じがとくに似ていると思う。
輪郭も似てるかも。
でも、喋ると違うんだ。クリスチャン・スレーターの声はアントン・イェルチンと似ていると思う。




Corey Haim (via) and Dylan O’brien (via)

 コリー・ハイムとディラン・オブライエンは口元がそっくり!
基本的なところは全く似ていないんだけど、表情に面影がある。
コリーのファニーなアイドル性を受け継いでる若者が現代にいて嬉しい!
ディランの活躍は、まだ『Teen Wolf』くらいでしか観られないのが残念だ。
誰かディランに良い役を!



Ally Sheedy and Emma Watson

この2人は性格的なところが最も似ていると思う。
賢くて、母性が強い女性。
エマは『ハリー・ポッター』でダニエルとルパートよりも年下だったのに、実生活で姉だからか、しっかりとしたところをみせていた。
アリ・シーディは『セント・エルモス・ファイアー』のイメージ。2人の男性の間でいても自分を失わずに自立した女性っていう役をエマにもやって欲しい。

Speak ~誰にも言えずにひとりで苦悩する10代



信頼することの次は、話すこと。

これは、年上の男からレイプされた女の子の話。
中学から高校に上がる前、友だちと高校生のパーティへ行ったメリンダ(Kristen Stewart)。そこで高校の人気者に声をかけられる。彼はメリンダの親友が憧れていた人。でも、自分に声をかけられて嫌な気はしない。一緒にダンスして、 そして2人きりで彼の車へ。無理やりのしかかって来る男。メリンダがどんなに抵抗しても力で勝てない。
そして、被害者は彼女のはずなのに、いつのまにか彼女が「裏切り者」、「ビッチ」と言われ、みんなに無視される。
仲間がいない。親はわかってくれない。だから本当のことが言えない。
無口で閉じこもりがちになったメリンダ。
そんな彼女に向き合ったのは、高校の美術教師だった。言葉で話さなくてもいい。どんなかたちでも、まずはその気持ちを外に出してみよう。
あともうひとり、化学の実験パートナーのデイブ(Michael Angarano)。誰にも話しかけられないと、普通の言葉でもより一層響く。



この映画は、Kristen Stewartの瑞々しい演技でさらに説得力を持って訴えかけてくる。
Kristenは、試練を与えられる少女の役がうまい。
苦しんで、悩んで、悲しみ、恐れる。幸せはほんのちょっとでいい。
だからCoolであんまり笑わないイメージがついてるのかも。

そして、素朴で不器用だけど優しい役のMichael Angarano。
これがきっかけで2人は付き合うことになったのかな。
でも、そこへイギリスからもっと素朴な男が現れる…素朴なのにスタイルが良いRpattz






Trust / チャット ~罠に堕ちた美少女~ ~14歳の女の子がSNSの被害者にならないようするには


オンライン上で出会って、同年代の男の子だと思っていた相手が実は中年の男の人で、若い女の子を狙った犯罪者だったという話。
とても現代的。
ちょっと前にあった『ハードキャンディ』に設定は似ている。14歳の女の子といい年の男。
でも、『ハードキャンディ』では、女の子は闘うけど、『Trust』ではとてももろい。
『Trust』の主人公の女の子14歳のアニー(Liana Liberato)は、特別派手だったり、優等生だったり、目立つことはない生徒。仲良しのグループでもリーダータイプではなく、どちらかというとついて行く方。
この感じは、『サーティーン あの頃欲しかった愛のこと』みたい。ちょっと進んだ友だちに憧れて、背伸びしてみたくなる年頃。
そんな娘の変化にとまどいながらも見守る両親。Clive OwenCatherine Keenerという安心の配役。

やめて。危ないよ。行かないで。って思うんだけど、そんな風には言うことを聞いてくれない。
大人が判断すれば、当たり前に怪しいし、危険なことでも、14歳の子にはわからない。
わかってるかもしれないけど、強がりと期待の方が勝ってしまう。
信じたい。信じないといけない。という純粋な気持ちを裏切る大人。最悪。

あと、14歳くらいってまわりの人間関係が1番大事だから、グループ内で浮かないようにとか、みんながしているから、って感覚が強い。
そして、その中で自分が1番だって自慢したいし、誰かがそういうことしてたら憧れて自分もなってみたいと思う。
成長の段階も人それぞれで、同じ歳なのにできることとできないことの差が激しい。
だから、一概にこの歳の子はこうだって言えないんだけど。
でも、誘惑されやすくて、疑うことをあまりしなくて、まだ自分だけで身を守れないのに、過保護にされるとうざがるという、難しい年頃。
おとぎ話の女の子みたいに、どんなに気をつけなさいって言ったってだめかもしれない。
でもこれがフィクションじゃなかったら、その子は大変なものを負うことになる。
どうやったら守れるんだろうね。


お父さんのクライアントの仕事で、Americal Apparelみたいな若い女の子が下着姿の広告がどーんと出る。
初めは仕事頭で見ていたお父さんが、自分の娘に重ね合わせてその広告を見た時の気持ち。
子どもが被害者になるのを防ぐよりも、大人を鍛える方がやりやすそうなんだけど。
大人まで育ってしまったら変えられないのかな。

オフィシャル・ブログでも、SNSをやってる子どもを守るにはどうするべきかなど、教育的なことをやっている。
http://blog.trustmovie2011.com/
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