[Movie Night] The ORWELLS - Mallrats 郊外のモールを舞台に男の子たちがダラダラと日常を送る

Rookie Magを訳した「オールナイト映画パーティの催し方」を参考にして、Music VideoをテーマにしたMovie Nightを考える企画。
最初はこのBlogはたんなる感想メモだったのに、今は思いつきメモになっている・・・

今回のテーマとなるMusic Videoはこちら。
The ORWELLS - Mallrats (La La La)

The ORWELLS - Mallrats (La La La) from Eddie O'KEEFE on Vimeo.

Smith WesternsSwim Deepなどと共通して、郊外のモールを舞台に男のたちがダラダラと日常を送るシリーズ!


キリがいいので、3本選びました。


ウォリアーズ

青春ギャング映画(?)の古典。NYを舞台に、男の子たちがグループになって、お揃いの衣装を着て、グループごと対抗したりして、チーム愛もあったりして、ああ、今の感性で見るとアイドル・グループの話にも無理やり置き換えられる?
古典ということで、いろんなところで利用されている。
結構忘れてしまったのでもう1度見直したい。



ロストボーイ

80年代で郊外で若者がつるんでいる感じはたくさんあると思う。でも、The ORWELLSの衣装を見た時にピンときたのがこれだった。
ヴァンパイアがゴスっ子のものになる前はもっとパンクっぽかったんだよ。
最後の焚き火のシーンは、『ロストボーイ』の浜辺のシーンを思い起こさせる。
キーファー・サザーランドの顔が超怖いの。



モール・ラッツ
最後はタイトルだけで選んだよ。
私、これ観たっけかな?観た気もするけど、覚えてないなあ。
モールで映画もつくれちゃう!すごい場所だね。




これだけ、海外のIndieっ子たちが郊外のモール押しなので、日本のIndieっぽいバンドもモールMVつくればいいのに。もう誰かやってるかな? 地域色が出ていいし、この郊外の何にもやることがないけどつるんでいる感じがたまらない。 都会でスケボー乗ってもそれはHipsterだ。

Tiny Furniture ~レナ・ダナムって人


『Girls』を見て、Lena Dunhamという人を知ったので、彼女のデビュー作『Tiny Furniture』を観た。
観る順番が逆だったな、と思った。
『Girls』がうまれるきっかけとなった、ジャド・アパトーからのメールも、この映画を観てだったし。
そして、何人かのキャストも『Girls』に参加している。

だから、『Girls』の感想をまとめる前にこっちの感想をまとめるのも変な感じ。
しかもだいぶ前の記憶を掘り起こして。

今回もいつものように、何の予備知識がない状態で観た。
だから、登場する家族を本当の家族が演じているって後から知ってびっくりした。
芸術一家だと、本当の家族をさらけ出すことも抵抗がないのかな?
協力的な家族はうれしいけど、普通あそこまでできるかな?って思った。
一応、役があって演じているんだけど、 あまりにもさらけ出していると思った。

それはレナ・ダナムという人自体がそうなんだ。
『Girls』でも脱ぎまくっている彼女。
この映画でも、そんなところで?っていう悲しいセックス・シーンがあった。

そして、役にも彼女自身がすごく投影されてると思う。
大学卒業したけど、仕事決まってなくて、とりあえず家に戻って来て、バイトでも始めてみるけど、まだふらふらしていてっていう。
でも、これがすごく共感できる。
今の日本(他の国も同じかな?)だと、大学の3年くらいから就活に励んで、大学卒業したら、即就職して、慣れない仕事に我慢しながら、でもやっぱり合ってなかったとかって退職・転職してっていうのが、この年代の若者だと思う。
もちろん、その中でも遊んでいるし、全部が苦しくて暗いって訳じゃないけど、何かに向かってとりあえず動いてないと責められる気がする。
若い時こそ、悩んでいろいろ試して失敗もして、それで人として成長していくんだと思うけど、こんな感じだったら、何もわからないまま社会に放り出されて、それで傷ついて、逃げ出してきた敗者みたいな気持ちになっちゃう。

レナ・ダナムが提供する若さは、その“迷い”にスポットがあたっている。
普通のドラマだったら、“迷い”を抱えた主人公が苦労して成長してカタルシスっていう感じになるんだろうけど、彼女の場合はその“迷い”の状態をリアルに描写することが中心。
あと、共感とくすっと笑える部分を加えて。
単に迷ってるだけの主人公だったら、それはEmoで、私は嫌いだ。
Emoは思春期の子がやってるからかわいいんで、大学生まで引きずってたらそれは痛い。
レナ・ダナムは、女の子に焦点をあてているので、男たちはどっちかって言うと笑いのネタにされていることが多い。
「ああ、この男キャラクターに共感できる」ってのがあるのか、私には想像でしかできないけど、『Girls』の反応を見ると、ちょっとやりすぎって言われていることが多かったかな。
でも、女の子目線からみたら、ああいう男はいるよねって共感できると思う。

『Tiny Furniture』で、主人公と関係する主な男の登場人物は2人。
YouTubeで有名になってコメディアンと、バイト先のコック。
母親が芸術家で、自分もそっちの道を目指していたら、コアなファンを持っているインディ・アーティストって魅力的だと思う。
たとえその人が、ちょっとでも名前が認められているっていうステータスに浸っていて、実生活では何の役にもたたないヒモ男でも。
自分だけがこの人の良さを認めているの。そして、彼は私を必要としているのって。
そしてもう一人は、ルックスがイケてるから自分なんて眼中にないだろうなと思ってるけど、普通に会話できるし、一緒にいてリラックスできるわ。っていう人。でも彼女がいる。

でもやっぱりレナ・ダナムは女の子のキャラクターがいい。
『Girls』にも出ている変なイギリス訛のJemima Kirke
高校時代の友だちだけど、ずけずけと物を言うところが気が合わないと思っていた子の役。
この2人のケミストリーがすごく好き。
親友だけど姉妹のような関係。
とてもリラックスしていて、穏やかな関係。
たとえ厳しいことを言っても、仲直りできる信頼関係。

妹とのシーンもリアルでいいなと思ったけど、女の子の友だちの関係がやっぱり好きだな。

ということで、これが気に入ったら、『Girls』を観るともっと良いんだと思う。
今度はひとりの主人公じゃなくて、女の子4人を一気に描くから。

映画とTVの違いのひとつで大きいのは製作期間だと思う。
最近は、TVもスケールが大きくなってるから一概に言えないだろうけど、つくってから皆が見るまでの時間が短いほど、今の雰囲気を出しやすい。
だから、若者文化の描写はドラマの方が早いと思う。
BGMの音楽だったり。

それに加え、レナ・ダナムの年齢。
自分の世代の話を同世代の作者(とキャスト)でつくって同世代の視聴者に観られるっていうことがすごいと思う。
今だけしかできないことに、タイミングがぴったりあった。
ジャド・アパトーが『Freaks and Geeks』をつくったときは、自分の学生時代を思い出してつくっていた。それが思い出に誠実だったから、同世代の大人の視聴者に響き、それがキャストの年代へも広がっていったのかな。だって、学生時代って変わらない部分も多いから。
で、そのリアルさが、思い出じゃなくて、現在進行形のドラマってところが『Girls』のすごさで良さだと思う。
ああ、話がだんだんずれてきた。


Entertainment Weekly誌が選ぶ学園映画ベスト50 (20-11)

50 Best High School Movies
(from September 15, 2006 issue)

遅くなりましたが、いよいよ11位まで来ました。
このへんになると好きなものばかりで、1枚の画像をどれにしようかなと迷うけど、ここはこれで。



20. Dead Poets Society - 1989 いまを生きる

高校のお涙ちょうだい物という、驚くほど希少なミニジャンルで最良の映画かもしれない。(結局のところ、高校はあなたを時々泣かせるんだ)。ここで、もしRobert Sean Leonardの自殺があなたをとらえなかったならば(「息子よ!息子よ!」)、終わりのEthan Hawkeの感動的な「おお船長!わが船長!」や、Maurice Jarreのけたたましいバグパイプ、教師Robin Williamsの「ありがとう、みんな。ありがとう」もだろう。学校にはかっこよすぎる人だけが反抗できた。

あまり思い入れがないけど、男子校で制服っていうジャンルは結構好きだと思う。同じく女子校で制服ってのも。同性だけだからこそより強く出る本質みたいなのが。しかも思春期だし。

19. The Last Picture Show - 1971 ラスト・ショー

Peter Bogdanovichの白黒映画は私たちを、Jeff BridgeとTimothy Bottoms、Randy Quaidが町で2番の男たらし(彼女の母親が1番)Cybill Shepherdを求めて競う、テキサスのAnarene、タンブルウィードの町へつれて行く。ぼんやりと無感覚な彼ら自身であることによって、飢えて、不安でいっぱいの悩める10代がセックス、死ぬべき運命、お金、それと少しテキサスのアメフトとうまくやっていく。しかし、ほとんどが大人たちによる気のきいた冗談は、全部がそれほど暗い感じでなくなる。

18. Rock 'n' Roll High School - 1979 ロックンロール・ハイスクール

プロデューサー、Roger Cormanのコメディは、ヴィンス・ロンバルディ高校を舞台にし、男子トイレの個室を事務所にする仲介人、Eaglebauer (Clint Howard)と、禁じられた(とてもすばらしい)Ramonesのライブを見るためにTogar校長 (Mary Woronov)に反抗するロックンローラー、Riff Randell(『パラダイス・アーミー』 以前の美女、P.J. Soles)を中心としたセクシーなロマンス。『Spinal Tap』と『Dazed and Confused』が酔っ払うために一緒に自習室をスッキプしてるところを想像してみて。

ラモーンズがこの映画に出てくれて本当にありがとう。だから記録映画としても楽しめる。時代が閉じ込められている感じね。ファッションや音楽。学園祭みたいな映画だけど楽しい。

17. Peggy Sue Got Married - 1986 ペギー・スーの結婚

もし、もう一度高校を体験できるとしたら、何かを変えるだろうか?いつも想っていたビートニクの男子と付き合ったり?Chevroletが実際にプルトニウムで動くタイムマシーンをつくるまでは、Peggy Sue (Kathleen Turner)がリーゼントの色男、Charlie (Nicolas Cage)が彼女の運命の人なのかを確かめるために時代を戻る、この面白おかしいFrancis Ford Coppolaのロマコメで、私たちは間接的に体験しなければいけないだろう。

若ニコラス・ケイジが苦手なので、まだ見ていないんだ。この時代のケイジとトム・クルーズ、そしてチャーリー・シーンが3大苦手俳優。青春映画ファンなのに敵が強すぎる!

16. Lucas - 1986 ルーカスの初恋メモリー

もちろん、繊細な体育会系のCharlie Sheenは、家庭科でいかれたミキサーの事故によって、7分間上半身裸にならないといけない。でも、私たちはLucasは賢くて痩せこけたヒーロー(感動的なCorey Haim)だと心に留めている。からかわれると知っていながら、講堂を歩きぬけて、誰が最も強い子であったかを示した。下水施設で、マンホールの蓋の下に座って、オーケストラを聴くという、彼のできるところで美しさを見つける、最もおもしろい人。

出た!チャーリー・シーン。でも良い先輩だよ。ウィノナ・ライダーとコリー・ハイムが若くてかわいすぎ。黒髪ショート女の子と赤金髪の男の子。こっちをメインにした話が見たい。

15. Carrie - 1976 キャリー

学校は恐ろしくなる、 特にあなたが念力のある風変わりな10代で、母親が狂った宗教熱心者だったら。かわいそうなCarrie Whiteは、クラスメイトに意地悪くかわかわれることなしに体育の授業を終えることができない。しかし、このBrian De Palmaの古典では、劇的に血みどろなプロムの最高潮で、壁の花は最終的にリベンジする(Kotter時代のJohn Travoltaでさえ処分する)。Sissy Spacekのオスカー候補となった主役の演技は純粋で静かな怒り。

ホラー映画って普段見ないけど、学園物との相性がいいから、そういうのだけは結構見ている。でもこのインパクトを越えられるものそうそうないと思う。 オープニングからね。

14. Donnie Darko - 2001 ドニー・ダーコ

おかしい高校映画や良いサントラ、ノスタルジックな評価のより良いものがある。だけどその内いくつが、タイムトラベル、別宇宙、運命、神、自由意志、セラピー、検閲、反抗期、飛行機のエンジンが落ちる、小児性愛、そして怖くて気持ち悪いうさぎをまとめられる?そして、私たちがまだ必ずしもそのすべてを理解していない間、いくつかの映画は10代の生活の本当の恐怖(文字通りと比喩の両方)を冷静に扱う。

このハロウィンの衣装がすごく好き。本気じゃないけど、やらないわけじゃない。うまく手を抜いた感じが絶妙で、このキャラクターとジェイクにぴったり。あと覚えているのは銃を撃つとこのソファーがいいなと思ったこと。あとは、これセス・ローゲンも出てたんだっけ?誰かが出てるってのを後から知って見直した気がする。でももう忘れちゃった。

13. High School - 1968

『2001』と『Chinatown』と同年にアメリカ国立フィルム登録簿へ入ったエリートにもかかわらず、 Frederick Wisemanのドキュメンタリーは、いくつもの彼の静かに観察しているノンフィクション映画のように、ビデオを探すのがとてつもなく難しい。しかし、これは必須だ。リアリティ・ショーの30年前、Wisemanはフィラデルフィアのノースイースト高校へカメラを持って行き、そこで起きたことを撮影し、編集し、ナレーションなしで、官僚主義と強制的な適合の痛烈な告発を入れた。

12. Mean Girls - 2004 ミーン・ガールズ

Lindsay Lohanが、パーティ・ガールとしてよりも女優として知られていた頃。これまででほぼ間違いなく彼女の最高の役でLohanを見せつけている、このTina Fey脚本の映画は、悪の学園の女王Regina George(「Gretchen、イケてるのを頑張るのはやめなさい!無理なんだから!」)役のRachel McAdamが急上昇したとしても誇れる。『Mean Girls』が実際にはコメディだとしても、女の子同士の意地の悪い痛め合いの描写はすごく事実。

リンジー・ローハン。今でも復活するって信じている。あの頃の輝きが全部なくなってしまうことはないと思う。どこかすみっこに残ってる小さな輝きの破片を見つけて、もう一度大きくしてよって思う。だってこれで終わりなんてさみしすぎる。

11. Say Anything... - 1989 セイ・エニシング

やってみよう:ラジカセを頭の上に揚げて「In Your Eyes」をかける。報われないが断固とした愛の決まった表現で動かないで立つ。そして、Cameron Croweの若い情熱へ向ける詩を見よ。John Cusackを思慮深い10代のアイドルにし、Ione Skyeへ同じことをするべきっだった。もし、熱心なキックボクサーと箱入りの卒業生総代との卒業後のロマンスがあなたを引き込まなければ、ステップ1と2を繰り返して、もっとしっかり聴こう。

ジョンとジョアンの実姉弟に姉の息子を入れたこの家族のシーンがどれも好き。ロイドの誰に対しても自然体で優しいところが完璧すぎて、ジョン・キューザックのような見た目だったから説得力が持てたのかなって変に考えすぎてしまう。あと、パーティで酔っ払って一緒に送ってもらうんだけど家がわからない子かわいかった。

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