One Directionのジャケット写真が気になって、他のアイドル・グループのアルバムも見てみた

久しぶりのOne Directionネタ。

ずっと気になっていた、 One Directionのジャケット写真について。
アイドルのアルバム・ジャケットっていって、すぐに思い浮かぶのって、笑顔(もしくはクールに決めた)アイドルがカメラ目線でこっちを向いていて、ピントはくっきりあっていて、照明もばっちり。メンバーの配置バランスは、人気・知名度によって差があるかもしれないけど、だいたい同じくらいというもの。
でも、One Directionのアルバムはそうじゃなかった。
そして、今度出る彼らのファン向け本の表紙写真もそうだった。

なんかみんな間抜けな顔

だから、この機会にちょっと見て行きたいと思う。

まずアルバムから。
いきなりデビュー・アルバムのジャケット写真から衝撃でした。
だって、端の方がゆがんでる!
しかもそれが1番人気と言われるメンバーのHarry。
普通、1番人気はセンター(中央)を張るものでしょう?
こんなんだから、日本デビューが決まったときに、2chでぶさいくばっかって言われたんだよ。
本来の力を発揮できてないから。
そして、この動きのあるジャケット写真は、日本盤でも引き継がれます。
まだ、こっちの方がましかな?
でも、メンバーによって顔の大きさが違う(後ろの方にいる)。
しかも、やっぱりHarryが1番変に写ってるし。

セカンド・アルバムでは、さらに動きが強調されていて、誰一人カメラ目線じゃない!
しかも下向いていたり、ガラスがじゃまして全然顔が見えないメンバーも。
まあ、すでにこの時、グループだけでなくメンバー全員の知名度があるってわかってる状況だから良かったのかもしれないけど。
それにしても、アイドルのアルバム・ジャケットでこんな案を思いつかない。



Up All Night


Up All Night: Digipak


Take Me Home


シングルは、初めの方はよくあるタイプで、メンバー全員がカメラ目線で、それぞれも同じくらいの大きさで写ってる。
「One Thing」で動きが出てきて、「Live While We're Young」では、真横向いていて顔が見えない人が2人。
チャリティ・シングルの「One Way Or Another」では、赤鼻をつけてひょうきんなイメージ。
ってか、「Kiss You」のジャケット初めて見たけど、超かわいい!このビデオの衣装全部かわいいけど、セーラーをジャケットにもってくるなんてすばらしい!
あと、「Live While We're Young」からZaynがセンターなんだ!
セカンド・アルバムから、ボーカル・パートも増えて重要なとこやるようになったのと関係してそう。
Harryがセンターなのは「Gotta Be You」だけかあ。


What Makes You Beautiful


Gotta Be You


One Thing


Live While We're Young


Kiss You


ワン・ウェイ・オア・アナザー(ティーンエイジ・キックス)

この一連の動きのあるジャケット写真について、調べてるけど意図がわからない。
ググる才能もっと欲しい。
なので、他のアイドルも調べてみた。


まず、今1番のライバルと言われている?The Wantedを見てみた。
One Directionよりも先のデビュー。

彼らは、まずグループ名を全面に押し出したジャケット・デザイン。
メンバーの顔はちゃんとわかるようになっている。
ヒット曲「Glad You Came」「Chasing the Sun」などが収録された2012年版は、これぞアイドルのアルバム・ジャケットといった感じ。
さらに、メンバーの重要度(人気度)も顔の大きさや位置でわかるようになっている。
あと、One Directionと違うのは、黒をベースに大人っぽくてかっこいいイメージってところ。
One Directionは、明るい写真をメインにシンプルで元気なイメージ。


Wanted (2011)


Wanted (2012)

ついでに、過去の男性アイドルグループのジャケットも見てみよう。

Blue
2000年~2005年に解散。(その後再結成)

わお!The Wantedっぽい。というか、The WantedがBlueっぽいのか。
かわいいアイドルっていうよりも、セクシーな肉体美、ワイルドな男らしさをアピールしている。
このグループには、誰がセンターとかないんだ。
みんな同じくらいのバランスで写っていて、(明らかにイケてないルックスのメンバーいるのに)やさしいね。


All Rise


One Love


Guilty

McFly
2004年~

正式にはバンドなんだろうけど、アイドル的人気だったので一緒にしてしまう。彼らのデビュー・アルバムのジャケット写真はOne Directionと似た雰囲気だと思った。
動きがあって、明るい写真が使われていて、全体の雰囲気も元気で楽しい感じ。
One Directionのが、もっとくっついてメンバーの絡みがあるのがアイドルっぽいところ。
そう考えると、One Directionの動きのあるジャケット写真は、メンバーの元気いっぱいなアイドル要素をアピールするより、メンバー同士のいちゃいちゃ仲いい様子をアピールしているようにも見えてくる。


Room on the Third Floor (2004)


Motion in the Ocean (2006)

Take That
1990年~1996年
2005年~

英国アイドル・グループの大先輩はさすが!
ここにOne Directionのいちゃいちゃの原型を見た気がする。
デビュー・アルバムのジャケットは、元気いっぱいなアイドルのイメージ。
顔をちゃんと見せるというよりは、躍動感優先でくしゃっと笑顔。
しかも、ロビーが見切れている。
セカンド・アルバムでは、メンバーがこれでもかっとぎゅっとくっつき折り重なって、雰囲気もやわらかく仕上げられている。
デビューから随分なイメチェン。
そして、5人での最後のアルバムでは、人形になっちゃった。
もう本人の写真を使わなくっても、アイドル=偶像なんだって。

ちなみに、4人になってからのジャケット(The Circus)もぶっとんでいて、5人に戻ってから(Progress)なんて、ぱっと見アイドルのアルバム・ジャケットじゃないから。


Take That and Party (1992)


Everything Changes (1993)


Nobody Else (1995)

おまけで、アメリカのアイドル・グループもちょっと見てみる。
2大グループのBackstreet Boysと'N Syncは、ダサかったので省略。
個人的にも集めてるNew Kids On The Blockを見ます。

1984年~1994年
2008年~

BSBと'N Syncがダメで、NKOTBは良いってのは、時代によるところだと思う。
90年代後半はファッションもデザインもペラペラ、チカチカしていて。
それに比べるとNKOTBのデビュー・アルバムの写真かわいすぎ!
NY *正しくはボストンだと教えてもらいました。のストリートっぽさをだしつつ、元気いっぱいなアイドルらしさもアピール。
さらに、80年代特有のダサかわいいファッション(とヘアスタイル)が、雰囲気にあっていて最高!
「Hangin Tough」は、地下鉄内で撮影した白黒写真を使って、ガラッと変わっておしゃれ。このまま部屋に飾ってても恥ずかしくないジャケット写真だと思う。
でもデビュー・アルバムよりも動きが出ていて、少年らしさは持っているし、よく見るとファッションもおしゃれ。(あと、ここでロゴデザインが確立)
「No More Games」はファッションがちょっとK-Popっぽいと思った。(こっちはリアルタイムだけど)
だんだん全体のトーンが落ち着いてきて、成長を感じさせるデザインになってる。
でも、NYのストリート感ってのはデビュー時からずっと続いて持ってるイメージなんだ。


New Kids on the Block (1986)


Hangin Tough (1988)


Step By Step (1990)


No More Games: Remix Album (1991)

正式アルバムじゃないから入れなかったけど、この写真すごく好き。
たぶん、白Tシャツにデニムパンツってのに弱いからだけど(しかも白靴下!)、ジョーの音符ジャンパーもかわいいし、全体の配色バランスもすばらしい。(赤が効果的な挿し色)



やっぱNKOTBかわいいわ。
って話がだいぶずれた。

ジャケットだけ見ても、やっぱりアイドルの扱いはアメリカとイギリスで違うのがわかった。
そもそも、アメリカにはいわゆるアイドルって概念がないそうだ。
だから、歌唱力を問われるし、プロフェッショナルなステージを意識している。
イギリスは、男性アイドル・グループに限らず、バンドでもいちゃいちゃくっつきあったりしている気がする。
これは男の子がもともとそういう素質があるのか、ファンサービスでやってるのか気になる。
イギリスと日本が同じ島国で、アイドル文化も似てるところがあるってのはおもしろいな。


アメリカのボーイズ・グループってダサい。イギリスのが日本のアイドルファンの美的感覚に合う。って前に書いた記事はこちら。
The X Factorを中心にイギリス男性アイドルグループについて考えてみる

あの時、Boyzoneを入れ忘れてたので、ついでにここで紹介。


アイルランドのTake Thatとして1993年にルイ・ウォルシュ(The X-Factorジャッジ)によって結成。
メイン・ボーカルのローナン・キーティングは、The X-Factor Australiaのジャッジを務めているという、X-Factorファンにとっては重要なグループだっていうのに!

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