Struck by Lightning ~クリス・コルファー脚本


タイトルの通り、雷に打たれた男の子カーソン()が主人公。
彼は新聞部の部長。他の新聞部のメンバーは、単位欲しいだけみたいな無気力な生徒ばかり。
唯一、いつもビデオカメラを回している、ちょっと変わった女の子()だけ協力的(でも、使えない)。
編集者が夢の彼は、大学入学が有利になるということで、文芸誌の編集にも手を出す。
ただ、夢は大きく常に前向きに努力する優等生タイプだけど、価値観がまわりとずれてて一言多いため友だちがいない。
先生からも迷惑がられて、無理やり雑誌発行の許可を得たけど誰も協力してくれない。
ならば強硬手段ということで、彼は生徒たちの中でも権力のある数人を脅して協力させる。
顔ぶれは、日本で言う生徒会みたいな総会に出席する各クラブのリーダーたち。
体育会系、チアリーダー、演劇部、卒アル委員など。
彼らは高校の中では天下をとっている。
プロムのテーマや会場だって好きに決められる。
そこに、カーソンが立ちはだかる。
「人生は高校で終わりじゃない。どうしてもっと先を見ないの?」って、映画視聴者の大人が言うような台詞を同級生に言う。
だけど同級生はもっと厳しい。「私の人生は今がピークなの。だからじゃましないで」
田舎で生まれて育って、自分はそこから出て行くことはできないって悟っている。
そうやって、小さい頃無条件に思い描いていた夢をあきらめて、現実を見ている子にとって、夢を堂々と語るカーソンはうざったいのはしょうがないかなとも思う。
カーソンは、カーソンで夢にすがるしかなかったのかなとも思う。
父親が家を出て行った後立ち直れずに薬漬け(処方箋でもらえる) の母親()と2人きりで、ぼけてしまった祖母は入院中。父の方は再婚話がすすんでいる。
家に居場所がないと思ったら出て行く夢を育む方がいいんじゃないかな。
別に家族を愛していないわけじゃないだろうけど、存在が認められないような扱いはさみしすぎる。

クリス・コルファー脚本ということで、どんな物語なんだろうと思ったら、すごく悲しい話だった。
素朴で愛嬌のあるレベル・ウィルソンがよかった。

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