'Manic Pixie Dream Girl'は死んだ?じゃあ、'Daria Girl'の時代?



New York MagazineのThe Cutの記事
「The ‘Manic Pixie Dream Girl’ Has Died」
http://nymag.com/thecut/2013/07/manic-pixie-dream-girl-has-died.html

‘Manic Pixie Dream Girl’が6年で死んだって話。
ざっくり内容を把握すると、もう、それが特別じゃないし、女性も男性をそういう風に扱うってことが書かれてると読む。

‘Manic Pixie Dream Girl’の代表例:
Kirsten Dunst in エリザベスタウン
Natalie Portman in 終わりで始まりの4日間
Zooey Deschanel in (500)日のサマー

Wild things: 16 films featuring Manic Pixie Dream Girls
http://www.avclub.com/articles/wild-things-16-films-featuring-manic-pixie-dream-g,2407/

The Evolution of the Manic Pixie Dream Girl, From Audrey to Zooey
http://blog.moviefone.com/2011/10/05/the-evolution-of-the-manic-pixie-dream-girl-from-audrey-to-zooey
 
MPDGは、ちょっと変わっていて引きつけられる魅力があって、古着とかをオシャレに着こなしてるけど自然体で、偶然にも男の主人公と同じ音楽が好きで、そして地味な主人公にはもったいないくらいの美人(ラッキー!)っていうイメージ。

私はMPDGが苦手。
作者の都合のいいように動いて、中身がない感じだから。
“夢の女の子”だからそうなって仕方ないけど。
でもそのせいだけでって、なんか勿体ない気がする。

上の3人の中では『エリザベスタウン』のMPDGが好き。
ちょっと心があるように描かれていたから。

女性が男性をそういう風に扱うようになってってのも、ここ最近の流れなのかな?
ジャド・アパトゥのおかげってのが1番大きい気がする。
または、MPDGを好きな男の子を好きな女の子がいるって事実の発見?
正確には、MPDGを好きだけど相手にはなれないで見ているだけの男の子を見てる女の子かもしれないけど。
でも、ジャド・アパトゥがそういう男の子でも夢の女性を手に入れられる世界を描いて(実生活でも証明している)、影で見ていた女の子たちが、ああ~やっと大きな声で言えるってなった感じかな?

今人気のジョセフ・ゴードン=レヴィットやライアン・ゴズリングは、役柄でもっさい役を演じられるけど実際はイケメンだから、あんまり詳しくない人に話す時の表向き用。
マイケル・セラやジェシー・アイゼンバーグは、私生活も地味だからギリギリやばいかな?でもまだ若いし、セラはスタイルがいいもんね。
セス・ローゲンやジョナ・ヒルにあたりなると好みがはっきりしてくるから本当に知ってる人にしか言えないだろう。でも、2人は製作側にまわれる頭脳と才能があるよ。
本当の好みはマーティン・スターに、ビル・へダーに・・・
だんだん女の子から話がそれていくので、ここらへんにして。
(女友だちで集まってこの話したら、数時間ずっと喋ってられる)

そこで、MPDGとは対象にある女の子たちに目がいく。

つい最近出たビデオ。
Daria Movie Trailer (with Aubrey Plaza)




ダリアは、アニメのキャラクター。
全部は見たことないけど、ダリアはいつも冷めた目で見ていて、ぶつぶつ文句言ってる女の子。
それにAubrey Plazaがぴったり!
スコット・ピルグリムVS.邪悪な元カレ軍団 』はじめ、彼女がやるのはだいたいこんな役。
(顔もどことなく似ている!)

MPDGが男子の憧れの女の子だったとしたら、ダリアみたいな女の子は女子のヒーローだと思う。
以前、MPDGの反対にいるのはこういう子たちなんじゃないか?って考えたリストにちょっと追加してみた。


カット・デニングスやエマ・ストーンはMPDGをやってるかもしれない。
でも、いざという時にドスのきいた声出して、ばれちゃうみたいな隙があっていい。

あと、この前『ロミー&ミッシェル』見て、Janeane Garofaloもそうだなと思った。
ゴスっ子はその要素が強いのか?
単に斜めに見ているから?

インターネットで言いたい事が言いやすくなったし、女性の制作者も増えたし、女性の立場が強くなって発言力が増した分、夢の男の子をつくって遊ぶし、言いたいこと言う女の子も出すしっていう流れだとまとめる。

最近、男の子はグループでいる方が魅力が増すけど、女の子は1人でやっててもかっこいいと思える(女から見た場合)って思ったこともあって、それに似た傾向なのかもと思った。

だから、今必要なのは全寮制男子校映画だって!(違う?)

Pitch Perfect ~好感度ランキング上位間違いなしの女優アナ・ケンドリック


オープニングからかっこいい。
『Glee』の大学生版って言われてるように、選曲も大学生っぽい感じ。
『Glee』はちょっと・・・って思ってた私のような人にはうれしかった。
All The Songs In 'Pitch Perfect' Including La Roux, David Guetta, Azealia Banks, Nicki Minaj & More

主人公()が、マッシュアップに凝ってるDJ志望って設定。
最初は、えーアナケンがその役柄には無理あるんじゃない?って思った。
アナケンって知的な地味っ子っぽい印象だったから。
でも、下品な笑いもやって、それが痛い感じにならずに、好感を持てるのがすごいと思った。
それは頭の良い女性ってイメージがあるからなのかもしれないけど。
ラシダ・ジョーンズにも似たような、笑いがわかって、ウィットがあって、地に足がついているような聡明な美人さん。

実際、彼女のTwitterの発言がおもしろいとまとめられることも多い。
Anna Kendrick’s Surprisingly Funny Twitter Account

K-Pop踊るし。
Anna Kendrick goes K-Pop with f(x) - Funny or Die 


そんなアナケンって、若い子はわからないけど、同年代~ちょっと上の女性層からの支持が高いんじゃないかと思う。
自分の敵じゃなくて味方になってくれそうな安心感。(そして私もあなたの味方になりたい)
一緒に愚痴って笑ってお酒飲んで酔っ払ってカラオケ行って道端で寝転がってって妄想ができる。

この映画がポップで気軽に楽しめるけど、チャラくなりすぎてないのは、そのアナケンのイメージがあるからなんだろうなって思った。
そんな女子好感度の高いアナケンのおかげなのか、まわりにいる女の子たちも輝いて見えた。
金髪美女のリーダー()と取り巻きのおばかさん()、ぽっちゃりピュアなムードメーカー()など、個性派揃いの女の子たちが、アナケンを中心にすごくイキイキと楽しそうで、どの子も好きになれる。

対して、男子。
Damsels In Distress』の時も思ったけど、なんで男子大学生はあんなに無個性なの?
そう見えるだけ?
私がコンサバに興味がないから?
メインのは、別に不細工じゃないし、年齢が合ってないわけでもないんだけど、全然ピンとこなかった。
他の男の子たちも背景にしか見えなくて、いくらTeenが好きだからってそんなに年の変わらない大学生にこんなにも無反応だった自分がちょっとショック。
でも、それくらい女の子たちがよかったってことだし、この映画に男の子はそんなに重要でもないから、別にそれでいいんだけど。
逆に目を引くような男の子が出てたら、恋愛物になっちゃったと思う。

レベル・ウィルソンは、かわいいし、すごい個性と才能だと思うけど、この映画はアナケンあっての映画だと思った。

女優さんが主演した映画の曲を歌ってMVつくってるのに、嫌味を感じるどころかさらに好感上がっちゃうって本当にすごいと思う。



米サイトFlavorwireが選ぶエッジを保ったヤングアダルト(YA)小説の映画化10作品

10 YA Novel to Film Adaptations That Kept Their Edge

『The Perks of Being A Wallflower』が出たときの記事。
ヤングアダルト(YA)小説の映画化のよくなかった例として、 『The Princess Diaries』(邦題『プリティ・プリンセス』)がディズニーっぽすぎるって挙げられてたけど、私はすごく好き。アン・ハサウェイ、ヘザー・マタラーゾ、マンディー・ムーア、ロバート・シュワルツマンと、配役もぴったりだし。まあ、2の方は小説のファンからすると切り離して考えたくなるのはわかる。



The Perks of Being a Wallflower, Stephen Chbosky
ウォールフラワー

多分、映画はチョボウスキー自身によって脚本が書かれ、監督されたからだが、本にだいぶ近く、10代でいるという現実(性について、ドラッグ、片想い、ミックステープ)から縮こまらず、結果は好きでやった仕事だった。それは私たちが年をとったからかもしれないが、大きなスクリーン上で展開する話を観ることで、より強烈でうろたえる様な体験を本で読むよりも感じた。いい意味で。事実、これは元々R指定をされていて、より10代に優しい「PG-13」を得るために決定を上訴しないといけなかった。


The Outsiders, S.E. Hinton
アウトサイダーズ

S・E・ヒントンの名作小説がまず第一にどのくらいエッジがあったかについて話し合う人もいるだろう。そう、これは死をもたらす刺傷事件や、大規模なギャングの抗争、若い登場人物たちがいつでも武器を持ち出すことができるのが当たり前という感じを扱っているが、同時に詩を朗読し、『風と共に去りぬ』を抱えている主人公がいる。でも、映画の最後で、3人の10代は酷い終わりを迎える。恐怖映画を除いては、10代向けの作品にしては死者が多すぎる。


Speak, Laurie Halse Anderson
スピーク

このTVのためにつくられた映画は、ローリー・ハルツ アンダーソンの小説をとても力強くした主題を避けなかった。これがハウス・パーティでレイプされた14歳の主人公だからというのだけでなく、彼女の震えた警官への電話が未成年の飲酒者を逮捕しようとした警察の群れを呼び、彼女は仲良かった子たちや新しい同級生から完全に仲間外れにされる。『トワイライト』以前のクリステン・スチュワートは完璧にこの役を演じ、重い隠し事を抱え、誰にも話すことができない10代の痛み、孤独、混乱をとらえる。


It’s Kind of A Funny Story, Ned Vizzini

どんな小説や映画でも、高校生が自殺をしようとするところから始まるものは、暗くなりがちなのにもかかわらず、ネッド・ヴィッツィーニの半自伝的小説は思った以上に希望に満ちている。この映画は精神病によって生じる問題をほとんどきれいにまとめているが、本の様に、精神病棟にいることは、主人公の問題を消さず、それらとうまくやるための術を彼に与えただけだと再確認させるハッピーエンディングで調節する。


The Hunger Games, Suzanne Collins
ハンガー・ゲーム

これからまだ続く映画化のスーザン・コリンズの三部作からの一作目は先走りだと言えるが、観客はいまだ子どもたちが子どもたちの手によって亡くなることにひどく危惧している。さらに映画のエッジで重要な、カットネスの描写と、彼女をものすごく強く、ストイックな主人にしておくことに成功した。


Rumble Fish, S.E. Hinton

S・E・ヒントンの小説を元にした別の映画、この映画は同じくらいの凶暴さを詩的な考えで和らげているけど、今回は、一見タフな主人公の文学への愛を動物への愛と尊敬に置き換えた。『アウトサイダーズ』の様に、映画は少しの希望はあるが、酷い最後で終わる。


The Sisterhood of the Traveling Pants I and II, Ann Brashares
トラベリング・パンツ

『トラベリング・パンツ』はそもそもたいしたエッジがなかったが、禁本のテーブルに置かれた種類の話題、自殺や10代のセックスなどが、そのまま映画版にも残された。続編では、妊娠の恐怖を増大し、さらなる注目がある女の子の母親の自殺に与えられた。両方の映画がお泊り会向け映画の素質を持っているにもかかわらず、持っていた素材の扱いでいい仕事をした。


Nick and Norah’s Infinite Playlist, David Levithan

2008年の小説からの映画化で、2人の10代がマンハッタンを駆け回り、最終的にお互いに恋に落る話は、
10代の飲酒、セックス、みんなバカな決断をするなどを見せることにしり込みしなかった。さらに、たぶん単にすべてはカット・デニングスによるのかもしれないが、この映画は間違いなく、我々が買った本丸々のようにかっこいい感じ。


Harry Potter and the Deathly Hallows Parts I and II, J.K. Rowling
ハリー・ポッターと死の秘宝

たいていの批評家が言うには、ハリー・ポッター・シリーズは『アズカバンの囚人』(と、クリス・コロンバスからアルフォンソ・キュアロンへの監督交代)からエッジを持つようになり、シリーズの最後の2つの作品は重い雰囲気を高めた。本と同じで。映画化は、主人公たちが目撃した死や彼らが直面する責任の重さをごまかそうとしなかった。10代を見ていたというのを簡単に忘れるほど、時にとても重い。


Youth in Revolt, C.D. Payne

映画がマイケル・セラによって特段もっとエッジを持ったのは信じ難いが、セラ氏を放火犯とプレイボーイに変える全てが細い口ひげだとわかる。 この映画は、鋭い題材を犠牲にすることなく、本の持つ初恋についての甘さを保つことができた。

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