The Hunger Games: Mockingjay - Part 2 / ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション ~悪夢より恐ろしいゲーム


『ハンガー・ゲーム』シリーズの最終回。原作を読んで内容を知っているから、泣くのはわかっていたけど、それだけじゃなくて、最近の変わりつつある世界の状況もあって、別のところで考えるところが多かった気がする。

原作で好きな場面は、洗脳されたピータ(Josh Hutcherson)が「本当?本当じゃない?」と確認しながら自分を取り戻していくところで、好きな色の話とパンの話。これは、ピータとカットニス(Jennifer Lawrence)だけが共有している思い出だから。特に、好きな色の話は、ジェニファー・ローレンスとジョシュ・ハッチャーソンが醸し出す雰囲気あっての場面だったと思うから強く印象に残っているのもある。

映画では、フィニック(Sam Claflin)の場面が辛かった。ようやく平穏を手に入れ愛する人と幸せになったのに、命の危険がある争いに出向かなくてはいけないのか。あと、ゲイル(Liam Hemsworth)に対してあんな明確に「嫌い」って言ってたっけ?って思った。ゲイルは虐げられて生活していたところから、力と活躍の場を得て、世界が広がっていった。カットニスはずっと家族のためだったり、大切な友だちのために行動してきた。直接関わった人が1番で、それはとても利己的なのかもしれない。ゲイルは大勢の虐げられてきた人々のために戦うのだから。それが革命の大きな目標であり、希望になる。だけど、その争いには多くの犠牲が生まれる。それはどうなんだろう?と思ってしまう。『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』を観たときも、アラン・チューリングとその仲間たちは、結果多くの命を救った。だけど、その中で仲間のひとりであるピーターは自分の兄弟が乗った船を見殺しにしなくてはいけなかった。それは何千万人分の1の命かもしれないけど、ピーターにとっては比べられる重さではなかったと思う。

だから、原作では蛇足だと思っていた最後の場面が映画では助けになった。あの天使のような子どもと戯れるピータって画面は最高に幸せだったし、カットニスが眠りから覚めて泣く赤ちゃんに話しかける言葉がよかった。

Did you have a nightmare? I have nightmares too. Someday I'll explain it to you. Why they came. Why they won't ever go away. But I'll tell you how I survive it. I make a list in my head. Of all the good things I've seen someone do. Every little thing I could remember. It's like a game. I do it over and over. Gets a little tedious after all these years, but... There are much worse games to play.
imdb


今まで関わってきた人を思い浮かべるということが、人ひとりが生きるということだと思う。そうやって、全世界・歴史から見ると小さく生きているかもしれないけど、人は生きてつながっていくんだと思う。だから、それを他の大きな力とか人によって突然終わりにされるのがすごく嫌だ。ある人が、「どうして人は過去の歴史から学ばないのか」と言っていたが、そのとおりだと思う。




カットニスとピータ、ジェニファー・ローレンスとジョシュ・ハッチャーソンともお別れ。TT


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