Rain Man / レインマン ~トム・クルーズが美しすぎる


80年代青春映画にはまってたくさん観ていくなかで、どうしても苦手な俳優が出現して、重要作品と言われているから観たいんだけど、観られないってことがあった。そのうちの一人が Tom Cruise だった。その後、『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』(2008)で克服し、『卒業白書』や『トップガン』などは観たけれど、まだほとんどの作品を観ていない。という中で、挑戦したこの作品。結果、知ってはいたけどこれまで強く実感したことがなかった、トム・クルーズ=美青年を認識することになった。
この映画は、私が苦手としていたトム・クルーズをほとんど上手に隠していて、彼の美しさの方に注目できるようにされていたと思った。私が苦手としているのは、彼の暑苦しいほどの真剣さなんだけど、そういう感情が高まる場面になるとカメラがものすごく引くという演出のおかげで乗り切れた。そして、チャラいとか悪い人間性がでるような場面では、美しさを強調して見せてくれるから、悪い印象が減少する効果があったと思う。トム・クルーズの甘さと80年代的価値観へのはまり具合が、愛情に飢えて金の亡者となったチャーリーという人物像をつくり出していたし、茶目っ気はあるけど優等生というトム・クルーズのイメージが、この役の「冷血に見えて実は・・・」という面を補強して内面の純粋さを感じられるようになったと思う。
Wikiには最初チャーリー役の方に Dustin Hoffman が配役されていたと書いてあったけど、もしその通りになっていたら、この作品は感動的な物語ではあったんだろうけど、アメリカという大陸を舞台にしたロードムービーのファンタジー性がもっと減ってしまったんじゃないかと思う。

自分の興味が青年の方にあるので、愛着に問題のあったチャーリーの物語寄りとして観ていたけど、自閉症のレイモンドの物語として観ると、あのラストは想像していなくて驚いた。だけど、あれが現実なのかなと考えさせれられた。

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