My Best Music of 2016 (so far) ~2016年前半のお気に入り音楽


2016年ももう半分終わる(早い)。
最近は受動的に音楽を聴く機会が減って、新しい音楽を聴くことは能動的にならなくてはならない状況。だけど、今年はまあまあ聴いてる方だと思う。2016年前半のお気に入りをまとめる。

※日付順

Hello, We're the Lemons [12 inch Analog]
The Lemons - Hello, We're The Lemons (bandcamp)
Burger Records (2016-02-05)
2. My Candy Girl

最初聴いたときは現代のバンド?って思ったくらい懐かしいかわいい音楽。

Drive North
Swmrs - Drive North
Uncool Records (2016-02-12)
1. Harry Dean (soundcloud)
3. Miss Yer Kiss (soundcloud)
6. Ruining My Pretending (soundcloud)
9. D'You Have a Car? (soundcloud)

見た目も好みだけど、音も好み。とくにボーカルの声が好き。今くらいの季節から夏に向けてちょうどいいアルバム。

Seth Bogart
Seth Bogart - Seth Bogart
Burge (2016-02-19)
6. Club With Me (soundcloud)

「Club With Me」は、今のところ2016年のベスト曲1位!こんな曲聴いたことない。Hunxはいつも私を驚かせてくれる。

New Misery
Cullen Omori - New Misery
Sub Pop (2016-03-18)
5. Cinnamon (soundcloud)

Smith Westernsがばらばらになって、Cullenはソロ体制。「Cinnamon」を繰り返し聞いている。変わらない胸キュンボーカル。“シナモン”っていうところもいい。

Stiff
White Denim - Stiff
Downtown (2016-03-25)
2. Ha Ha Ha Ha (Yeah) (youtube)

ビデオを見て世界観にびっくりしたけど、ジャケットも世界観出てる。

Amen & Goodbye [帯解説・ボーナストラック収録 / 国内盤] (TRCP192)
Yeasayer - Amen & Goodbye
Mute (2016-04-01)
2. I Am Chemistry (soundcloud)
3. Silly Me (soundcloud)

久しぶりのブルックリン男。表現は芸術度高すぎてついてけないけど、Popなところは変わらず好きだ。

Welcome the Worms
Bleached - Welcome the Worms
Dead Oceans (2016-04-01)
7. Sour Candy (soundcloud)

かっこいかつい見た目だけど、声がかわいいとこがいい。

Lost Time
Tacocat - Lost Time (bandcamp)
Hardly Art (2016-04-01)
1. Dana Katherine Scully (youtube)
3. I Love Seattle
4. I Hate the Weekend (soundcloud)

かわいい見た目でしっかりした声なとこがいい。Shannon好きなら好きだと思う。

City Sun Eater in the River of
Woods - City Sun Eater in the River of
Woodsist (2016-04-08)
4. Can't See At All (soundcloud)

アルバム・ジャケットから想像するような音がする。

Days of Yesteryear
Mystic Braves - Days of Yesteryear (bandcamp)
Lolipop Records (2016-04-22)
2. No Trash
8. Down On Me (soundcloud)

今のとこ2016年のベスト・ジャケット!音はサイケ・ガレージしっかりだけど、ボーカルはちょっとLo-fiっぽいとこが聴きやすい。


Nonagon Infinity
King Gizzard & The Lizard Wizard - Nonagon Infinity  (bandcamp)
Ato Records (2016-04-29)
5. Mr. Beat

ずっといつもサイケ。

PERSON A
Edward Sharpe & the Magnetic Zeros - PERSON A
OCTAVE (2016-05-11)
3. Somewhere

「Somewhere」が特に好き。一度生で見てみたい。

Alas Salvation
Yak - Alas Salvation
Octopus Electrical (2016-05-13)
9. Alas Salvation (youtube)
10. Smile (soundcloud)
11. DooWah

このアルバムには「No」が入っていない。「No」のシングルには「Alas Salvation」も入っている。

Down in Heaven
Twin Peaks - Down in Heaven
Grand Jury (2016-05-13)
1. Walk to the One You Love (youtube)
4. Butterfly (soundcloud)

この前のBonnarooのライブ映像かっこよかった。いまだに顔を覚えられないんだが。

Love You to Death
Tegan & Sara - Love You to Death
Warner Bros / Wea (2016-06-03)
3. Boyfriend (soundcloud)
4. Dying to Know (youtube)
7. 100x (youtube)
8. BWU (youtube)

全部好きなんだけど、「Boyfriend」が1番好き。

Light Upon the Lake
Whitney - Light Upon the Lake (bandcamp)
Secretly Canadian (2016-06-03)
3. Golden Days

Smith Westernsのもうひとり、Maxは新しい相方を見つけた。CullenとMaxの間に何があったか気になるな~。あと弟も。
『Dazed and Confused』のその後のサントラに入ってそうな曲。



Anton Yelchin / アントン・イェルチンの思い出


Anton Yelchinが亡くなった。27歳という若さで、事故というのもあって、突然の喪失感。今もまだどんな気持ちでいたらいいのかわからない。それはきっと、子役の頃から見ていて思い入れがあるんだけど、大人になってからはそれほど追わなくなって、どんな様子かは何となく知っていたけど、作品を観るまでではなかったからなのかもしれない。

今日、キミに会えたら [DVD]
今日、キミに会えたら [DVD]

一番最近観た作品は『Like Crazy』(2011)だった。感想は、「フェリシティ・ジョーンズかわいい!」ってのと、「だいぶインディな映画だな」というのがまず思いつくので、アントン・イェルチンがどうってのは、もうこの頃は過ぎていたみたい。

アトランティスのこころ 特別版 [DVD]
アトランティスのこころ 特別版 [DVD]

最初にアントン・イェルチンを意識して観たのはたぶん『Hearts in Atlantis』(2001)。くるくる頭に丸い顔、丸い目、テディ・ベアみたいにかわいい子どもだった。共演のミカ・ブーレムも子役でたくさん出ていた。

『House of D』(2004)/最高のともだち [DVD]
『Fierce People』(2005)
『Alpha Dog』(2006)/アルファ・ドッグ 破滅へのカウントダウン (字幕版)

それから成長しても大きな目が特徴的なところは変わらない。自分が書いた感想を見ると、かわいい弟分という存在時代。

最近気づいたのだが、Anton Yelchinの喋り方がChristian Slaterそっくりなのだ。

Antonのちょっと舌足らずな甘えた喋り方は、あのかわいらしい顔とセットになるとどうしても弟分にしか見えない。
mysterious sheets: House of D / 最高のともだち

Anton Yelchinが良い子で、年上がかわいがりたくなるような弟分というキャラクターをうまく表現していて
mysterious sheets: Alpha Dog / アルファ・ドッグ 破滅へのカウントダウン

チャーリー・バートレットの男子トイレ相談室 [DVD]
チャーリー・バートレットの男子トイレ相談室 [DVD]

アントン・イェルチンの代表作を挙げることになったら『Charlie Bartlett』(2007)を選ぶ。自分が好きなジャンルだからってのもあるけど、小さい頃から俳優やってきた人がそのまとめを一度迎えたような作品だと思う。“かわいい顔の繊細な子ども”というところから、大人の俳優になっていく過程の大きな一歩のような。

その後の『Middle of Nowhere』(2008)の感想にこんなこと書いてた。

優しくてちょっと気の弱い、3枚目キャラ。John CusackというよりはMatthew Broderickって感じ。
mysterious sheets: Middle of Nowhere


ポスターのデザインからも、チャーリーがフェリスへのオマージュを意識していたと考えて、アントン・イェルチンが30代後半とかになって『Election/ハイスクール白書 優等生ギャルに気をつけろ!』みたいな作品をやることがあったかもしれないと思うと残念。

同じ1989年生まれの顔ぶれを見ても、個性がかぶっていないので、まだまだやれる・やりたい仕事があっただろうに、本当に残念。


Nicholas Hoult
ニコラス・ホルト
生年月日: 1989年12月7日 (26歳)

Daniel Radcliffe
ダニエル・ラドクリフ
生年月日: 1989年7月23日 (26歳)

Taron Egerton
タロン・エガートン
生年月日: 1989年11月10日 (26歳)

Alden Ehrenreich
アルデン・エーレンライク
生年月日: 1989年11月22日 (26歳)

Brenton Thwaites
ブレントン・スウェイツ
生年月日: 1989年8月10日 (26歳)

Christopher Mintz-Plasse
クリストファー・ミンツ=プラッセ
生年月日: 1989年6月20日 (27歳)



この写真なんかいい。スーザン・サランドンと娘エヴァ・アムリの横で。


ジャスティン・ティンバーレイクが完全復活する前に共演。


俳優時代のドレイクとも共演していた。

Drake Pays Tribute To Anton Yelchin, Dead At 27
http://www.thefader.com/2016/06/20/drake-leads-tributes-to-anton-yelchin-dead-at-27



The English Teacher / 45歳からの恋の幕アケ!! ~全能感・万能感を維持したい子


高校の英語教師リンダ(Julianne Moore)の生活が、脚本家になるためNYへ行ったかつての教え子ジェイソン(Michael Angarano)が地元へ戻ってきたことで一変する。

リンダは、英語教師としてジェイソンの夢や才能について特別な思いを持っていたのだろう。きっと小さな町から都会へ出て行ったことも。父親(Greg Kinnear)がロースクールに行くなら資金を援助するということで戻ってきたことを知り、リンダはジェイソンを応援し、彼の書いた作品を高校の演劇部で発表するために奮闘する。幾度かの困難があり、劇発表の日を迎える……という話。

イケてる女子高生を演じていたLily Collinsが思った以上によかった。リリー・コリンズってあんまり学園もののイメージないけど、もっとやってればよかったのにって思う。

今回、注目するのはジェイソン。彼は夢をかなえるためにNYへ行った。そして、しばらくして地元に戻った。NYでどうだったのかはあまり語られないからわからないけど、うまくいかなかったから戻ってきたことは確実。父親は安定を求め、ジェイソンはそれに反抗して家を出たのかもしれない。脚本家を目指す、文化系な彼は、作家の言葉の引用をSNSに投稿する。エモい。しかも出窓で。画もエモい。NYから来たジェイソンは、田舎町ではちょっと目立つ。しかも文化系の知識もいっぱい。そしてマイケル・アンガラノの子犬の見た目をしているから、なおさら母性本能が働く子。だけど、彼と関わっても、ジェイソンは自分のことしか見てなくて、関係がうまくいかない。どうしてジェイソンは、こんな子なんだろう?そう思った。


最近、たまたま似たような内容について続けて出会った。

「すべての子供は、完全無欠な自尊心を持って生まれてくる。だから、抑圧せず子供の自尊心を大事にしてあげれば、健全な自尊心がすくすく育つはずだ。」

現在の自尊心に対する考え方は、おおよそこんな感じではないかと思います。しかし、こうしたなんの抑圧もない成長過程を経て身に付くのは、自尊心なんかではなく、分不相応な万能感だけなのではないしょうか? 地球は自分を中心に回っている……そう信じて育っても、待ち受けているのは、自分の事なんてカスほどにも考慮してくれない厳しい現実です。

ネット時代だからこそ問われる「己の在り方」 IT時代の教育とは? 【第4回】|松井博 https://cakes.mu/posts/4223

本気で勉強しない、本気で恋愛しない、何にも真面目に打ち込まない……こういう処世術は今日日珍しくありませんが、現実世界で本当に全能・有能になるには向いていません。しかし気分として全能感を保持するには向いています。

なぜなら、全能感は「挑戦して、自分がオールマイティではないという事実に直面する」「それほどには価値のあるボクではないという事実を突きつけられる」まではいつまでも維持されやすいからです。

全能感を維持するために「なにもしない」人達 - シロクマの屑籠
http://p-shirokuma.hatenadiary.com/entry/20100119/p1

ジェイソンの心理はこんな状態だったのかもしれない。自分の心を守ることに必死になっていて、まわりのことは見えなくなっている。いつも変人ならわかりやすいけど、別に普段は特に変わったことをしているわけではない。自分が傷つきそうになったとたん、急に態度が変わって、過剰になる。だから一見普通でうまく付き合えそうなのに、急に何でそんなことするの?ってことになって、だんだん人が離れていくんじゃないかな。

じゃあ、どうすればいいのか?ってのも書いてあった。

SNSで似た者同士だけでつるんでいても、Twitterやブログで自分を盛ってみても、「自分の気持ち」とやらを大事にしてみても、自尊心は育ちませ ん。自分と違う価値観を持つ他人と、ぶつかり合い、共に汗を流し、自分を客観視することを憶えていくことで、初めて本当の意味で「自分は自分にしかなれない。だからこれでいいや」という感覚を体得することができるように思うのです。

上辺だけ取り繕っても何一つ得ることはない。どこかの誰かの気の効いたセリフなんかではなく、経験を通じて自分が体得した価値観を持つこと。多分、その辺りが大きな鍵ではないでしょうか?

ネット時代だからこそ問われる「己の在り方」 IT時代の教育とは? 【第4回】|松井博 https://cakes.mu/posts/422

たいていの人は、思春期のトライアンドエラーや人間関係のなかで、自分が思うほどオールマイティではないという事実に直面し、その直面によってゆきすぎた全能感がなだらかになっていくものなのでしょう。しかし、自分が傷つくかもしれない状況や自分にあまり価値が無いとわかってしまいそうな挑戦を避け続ける人の場合は、いつまでたっても全能感は失われません。「挑戦すれば価値のあるボクがへし折られるかもしれない」……じゃあ挑戦さえしなければ、いつまでも価値のあるボクが維持できる、というわけです。

全能感を維持するために「なにもしない」人達 - シロクマの屑籠
http://p-shirokuma.hatenadiary.com/entry/20100119/p1

「どこかの誰かの気の効いたセリフなんかではなく」
まさに、ジェイソンがやっていたこと。

思春期のうちに、いろんな人とつきあって、失敗を経験し、傷つき、そして、自分について理解するということをしておかないといけないんだな。

↓邦題。

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年代別ティーン映画で見る 高校生のコミュニケーションとメディアの変化

はじめに

今回、高校生のコミュニケーションとメディアの変化を見るために、ほとんどの人が知っていて、多くの人が見たことがあるものという基準で年代別に作品を選ぼうと思った。その際、『クルーレス』と『ミーン・ガールズ』は外せないということで、それぞれ公開年が1995年と2004年だったので10年ごと見ていくのにもちょうど良いことがわかった。80年代の代表はジョン・ヒューズ作品の中から選びたかったので、1984年の『すてきな片想い』。また、2015年の『The Duff』を選んだのは、『クルーレス』と『ミーン・ガールズ』がどちらも女の子のグループの話を描いていたから。ということで、メインは女子高校生になってくる。

それぞれの作品ごとに、高校生のコミュ二ケーションがどのようなメディアで行われているかをまとめる。

すてきな片想い [DVD]

Sixteen Candles (1984) すてきな片想い


サムは学校へ行く前、朝から友だちと電話で話をしていた。自分の部屋にも電話線が引かれていて、ベッドの上で電話をする。祖父母の「部屋に電話を引いたから」という話があったことから、それまでは部屋に電話がなかったけど、今はある程度のプライバシーがある環境の中で電話できるようになったことがわかる。


ジェイクは気になっていたサムと連絡を取ろうと、アルバムの名簿を使う。個人情報が……とか言われる前はアルバムに住所や電話番号が載っていた(電話帳もだ)。だけど、サムの家に電話をかけたら、祖父母が代わりに出て、ジェイクは何も言わずに切ってしまう。そうしたら、祖父母は変態が無言電話で嫌がらせをしてきていると勘違いして、ジェイクが再びかけてきた電話をつないでくれない。こんな行き違いが起きるのも、家の電話ならではだろう。


クルーレス スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

Clueless (1995) クルーレス

シェールはオープニングで「私は普通の高校生」って言ってたけど、ビバリーヒルズのお金持ちのスーパー高校生の設定だから、その時代の普通よりは進んだ世界を生きていると思う。だから、ちょっと比較には合わないところがあるかもしれない。


サムは家の電話で友だちと会話していたけど、シェールたちは携帯電話を持っている。授業が終わって、それぞれの教室から廊下で合流するまでの間も携帯電話でおしゃべりする。授業中でも、携帯電話やポケベルを肌身離さず持ち歩き、暇があれば電話している。ポケットベル(英語ではpager, beeper)は、90年代半ば頃から携帯電話に取って代わられていくことになる。この作品では、その真っ只中が描かれてたいたのが伺える。あと、スマホでもチェーンストラップつきケースがあるけど、それを先取ってるようなシェールの携帯電話ショルダーもかわいい。


また、自宅の場合でも、家族で食卓を囲んでいるときも携帯電話が側にある。シェールのポケベルの呼び出し音が鳴ったとき、父親は「今食事をしているんだから」とたしなめたけど、自分は携帯電話が鳴ったらすぐに受けて仕事の話をする(シェールもその隙に自分の電話をしていた)。


パーティへ出かけていたシェールに父親から電話がかかってくる。肌身離さず持ち歩ける携帯電話だから、時間や場所関係なく、電話を受けたり、電話をかけたりできる。


携帯電話がないと生きていけないようなシェールだけど、パーティの後、帰り道の途中で車を降りたら、強盗に遭い、携帯電話とバッグを奪われたとき、駐車場の端にあった公衆電話を使って助けを求めた。公衆電話とコレクトコールで生き延びれる術を身につけていたとは、さすがスーパー高校生。


ミーン・ガールズ スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

Mean Girls (2004) ミーン・ガールズ


カフェテリアで携帯電話を使う生徒や、体育の授業中に携帯電話で話をしている生徒など、『クルーレス』でも見られた光景は『ミーン・ガールズ』でも見られる。モールで彼氏の浮気を発見したときその場で親への告げ口電話を入れらるというのも携帯電話ならでは。


『ミーン・ガールズ』で有名な電話の場面といえば、グループ通話やキャッチホンを使いこなした感情操作の情報作戦だろう。レジーナから電話を受けたケイディは2人で会話していると思っていたけど、実はその話題のグレチェンも2人の会話を聞いていた。これは悪口を言っているのを相手に直接聞かせるための作戦。また、グループが分裂しかけているとき、その間に挟まれたカレンが両方から同時に電話を受けて、今誰と話しているか混乱してしまうという場面もあった(カレンがおバカキャラだからかも)。


DUFF

The DUFF (2015)


2010年代になるとコミュニケーションの方法が様変わりする。これまでは電話で会話していたのが、スマホのメッセージというテキストでの会話に変化した。『The DUFF』で電話をしている場面が出てきたのは1度だけで、しかもそれは留守電話になってしまう。メッセージを残し、会話にはならなかった。友だちとの別れの挨拶も、「call me」(電話して)じゃなくて、「text me」(メールして)。


SNSを利用したコミュニケーションが普及していて、facebook、instagram、twitter、vine、tumblr、snapchat、pinterestなどのアカウントを持ち、友だち同士で使っている。喧嘩したら、お互いのアカウントをアンフォローしてしまう。


また、YouTubeで自分の生活を放送したり、マッシュアップ動画を作ってアップしたりしている。それまでだったら、告げ口は電話連絡で行われていたんだけど、その現場を動画や写真に撮って、メッセージで流すという方法に変わった。しかもそれを編集してアップするなんて手の込んだ嫌がらせ。その動画を学校の生徒たちに共有し、それを知った生徒が「viral?(広める?)」っていってさらに共有し、あっという間に学校中に広まる。そして先生たちは、「Cyber Bullying(ネットいじめ)だ」って慌てて、全生徒のスマホを没収する(新聞委員の顧問(ケン・チョン)は比較的知識がある人という設定なのか、校長にその方法はよくないと助言してる)。

まとめ

年代別に見てみて、コミュニケーションの方法は変わっても、内容は変わってないことがわかる。メジャーなティーン映画を選んでいるからというのもあるけど、友だちの家でのパーティや学校のダンスパーティに参加したり、カフェテリアでのカースト分けなど、ティーンのやってることはほとんど変わってない。使えるものが増えたことで、方法が豊かになった。それで何か変なことをやってるように見えるだけ。ティーンがずっと同じような思春期的な問題に取り組んでいることは変わらない。

それはこれにも書かれていた。


おまけ

その他映画の中に出てきた電話やコンピュータ。


リッチなジェイクの父親の車には電話がついている。


シェールのスーパーコンピュータはブラウン管だけどタッチパネル式!


初代iPhoneは2007年発売なので、グレチェンの携帯電話は折りたたみ式。黒くてごつい携帯にピンクのカバーをつけてかわいくしている。



数学のノーバリー先生の教室にはコンピュータが置いてある。ノーバリー先生の机にある特徴的な形なのはiMac(2002年にモデルチェンジしたので最新のものを使っているわけではない)だとわかるけど、教室の後ろにある生徒用のは何だろう?


2010年代では、コンピュータがインテリアでなく、使いこなしている道具として登場する。しかもひとり1台。



ジェスはタブレットを使い、ケイシー(ハッカーという設定)はコンピュータでデザイン。ダンスパーティのドレスのデザインだって、コンピュータ上でやる。


画面上にモニタの文字が出るのも最近よく見るようになった。言ってる内容は普遍的。
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