Queen & Country / クィーン アンド カントリー ~かわいいだけじゃない!年下男子の魅力


1987年のジョン・ブアマン監督作品『戦場の小さな天使たち』の続編的作品。前の作品を観ていなくても、単独で楽しめた。
50年年代初期の朝鮮戦争時代が舞台で、ビル(Callum Turner)は兵役で訓練基地に入る。実際の戦闘場面はないけど、若者たちがこうやって有無を言わさず借り出されて訓練されていく様子としての戦争映画なのかな。でも、同室となったトラブルメーカーのパーシー(Caleb Landry Jones)のおかげで?息抜きに町へ出て女の子と出合ったり、鬼軍曹ブラッドリー(David Thewlis)をおちょくって遊んだり、戦争映画というよりは青春映画の要素のが強かったと思った。

ビルは奥手なんだけど、ちゃっかりおいしいところを持ってくような、主人公ずるいってキャラクター(その代わり痛い目にあうのがパーシー)。カラム・ターナーがほとんど新人(モデル出身)だったからなのか、その初心さがすごい出ていてよかった。なのに、いたずらっぽく目を輝かせたり、怖いもの知らずに強気に出てみたり。しかも、この作品でカラムが絡むのがすべて年上の女性(謎の女性(オフィーリア)、姉、看護学校の生徒(もしかしたら同じ歳か下かも。でも姉御キャラ))で、その絡みがまたよかった。体は大きいのに小さい子どもみたいに甘えたり、かと思ったらリードもするし、ころころ変わる不安定さが、この時代の空気感と作品の色合いともあっていたし、この男の子の人生を描いた物語というのにぴったりな濃い内容だったと思う。ビルそのものがかわいい役なのか、カラムがやったからかわいくなったのかわからないけど、すごいよかった

左が看護学校の子、右が姉

オフィーリア

デヴィッド・シューリスは女性絡みよりも物足りないと思ってしまった戦争部分で、十分すぎる存在感を放っていて、この人いなかったら、重みが出なかったと思うから、やっぱりすごいと思った。
ケイレブ・ランドリー・ジョーンズは、ここ最近合わないことが多くて、今回もちょっとこの中で異質な感じがした。パーシーはクレイジーなキャラクターだから、配役としては合ってるんだろうけど、カラム・ターナーが普通っぽさでいくタイプだからってのもあって、かみ合わなかった感じ?ケイレブ・ランドリー・ジョーンズはどっちかといったら熱量かけて成りきるタイプだと思う。

日本公開されていないはずだよねと思っていたら、メ~シネマというのでかかるということを知り、感想を書いてみた。コロナシネマワールド付近の人はぜひ、カラム・ターナーの年下男子力を堪能して欲しい。
『クィーン アンド カントリー』3/26(土)~4/22(金)
http://www.me-cinema.jp/


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