男オタクと女オタクは違う
この前、2つのBlogを読んで感じた違和感をなんと言ったらいいのかわからず置いておいたところに、ある本をよんですっきりしたので記しておくmemo。
もやっとしたBlogはこの2つ。
オタクの女の子になりたい願望は性別を超える
“かわいいい女の子になりたい”くらいで、安易に“性別を超越した”なんていうもんじゃないよ。
オタク(男)で、萌えキャラと付き合いたいんじゃなくて、一緒になってわちゃわちゃしたいんだよって人がいる。
ってところから性別を超えるって話に大きくなってって、?ってわけわかんないままごちゃごちゃしてる。
単に文章を読む力がないのかしらと思ったけど、それだけじゃないよな~と思っていた。
そして、この本を読んだ。
さよなら、韓流 北原 みのり
そしたら、なんだこういうことかって、すごくすっきりした。
思ったのは、男と女は違うってこと。
ここではわかりやすく単純に2つの性別しかないってことにして。
男っぽい女の人や女っぽい男の人や中間の人がいるのも知ってる。
でも基本的に考え方や感じ方のどこかが違ってるんだと思った。
それは、血液型や星座のような占いの話や、兄弟家族構成によって養われた性格の話のような大雑把なものだけど。
あと、オタクってのは大きく言ってファンってことにしてる。
アイドルファンもオタクでしょ?
上の2つのBlogを書いた人はプロフィールの名前を見ると男の人だ。
男の人だけでオタク的女の子の話をされたって、それに共感というか納得できないのはしょうがない。
特に最初の方のは女の子視点に立って話をすすめてる部分が多くて、読んでてすごく拒否反応がでた。
女の子向けにつくられた『セーラームーン』と『プリキュア』と一緒に『けいおん!』を語ることってできるのかしら?
“女性ファンをそれなりに獲得している”って、『プリキュア』はともかく、『セーラームーン』は当時女の子だった子が大きくなっても愛着持ってればファンだもん。それなり以上にいると思う。
ここで見えるのはどっちかって言うと、女の子向けにつくられたものに対しても萌えを感じ始めた男オタクじゃないのかな?
『My Little Pony: Friendship is Magic』のBronyみたいな。
Bronyかわいい |
だから、『けいおん!』の
さらに、“強い女性が求められるようになった”とか、話がいろんなところに行き過ぎててよくわからなかったのかな。
最初は、私も男性アイドルのキャッキャに混ざりたいって思ったから、同じだって思った。
でも、 男性アイドルは女の子向けにつくられてるから、そこで行われてるキャッキャは女の子のためのもの。
韓国のアイドル番組も、プロデューサーなど製作チームに女性が結構いるので、女の子ファン目線ってのはあると思う。
『週刊アイドル』のPDと作家へのインタビュー
「週刊アイドル」SHINeeが来たよ、うれしいな
だから、それは女性が理想化する男性であって、男の子がなりたい男の子かって言われたらわからない。
話変わるけど、日本に入ってきてるK-popの中で男の子ファンが1番多いのはGDらしい。
街でもGDみたいな格好の男の子たまに見かける。
なので、どっちかっていうと2つ目のBlogの方の意見はわかるなあって思うことが多かったけど、難しく言いすぎで、こっちのは本当に読解力がなくて読めなかっただけかも。(間にちょこちょこ画をはさんで息抜きするところは読みやすい。)
で、言葉で語りたくなるのは男性の特徴なのかなって思った。
女の子はTumblrが流行ってるところからも写真中心だと思う。
男オタクと女オタクが違うねってなった1番は、北原さんの本の中の言葉。
いっぱい共感して、なるほどってわかったことがたくさんあった。
女の子はずっと昔から欲望を表に出してきた。
私は女の子の「キャー」 が大好き。
Rockがかっこいい要素のひとつだと思ってる。
男の人が音楽聴いて難しいこと言ってるときに、女の子は「キャー」って言って、それで同じだけの愛を表現してると思う。
もちろん、好きなバンドやアイドルやキャラクターなどについて女の子もたくさん語る。
でも、たいていの場合それは友だち同士でやる。
ひとりでもんもんと考えたことも共有するのが好き。
こういう女の子のオタクやファンってのは昔からそんなに変わってないと思う。
そして男の子のオタクは1人でも成立すると思う。
本に出てきてた原宿、巣鴨、そして新大久保が女性の街だとしたら、秋葉原は男性の街。
男オタクが表に出てくるようになって、男のオタクも女の子みたいに集まって共有する感じになったのかな?
だから、やっぱり女の子化したい、してるってのは間違ってないと思う。
考えを整理したらこんな感じ。
女の子のあれやこれやを男性だけて語られるのが嫌だ。
日本の男性アイドル番組で、女性PDや作家さんがつくってるのってあるのかな?
同じものを好きな人が集まって喋るのは男女関係なく楽しいと思う。
140文字で考えをまとめて書くってのは難しい。
『さよなら、韓流』今の日本の空気がなんとなく気になってるって人にもおすすめです!
2 comments