The Internship / インターンシップ ~Googleでインターン
Vince VaughnとOwen Wilsonの共演映画『ウェディング・クラッシャーズ』が意外と好き。
でも、またこの2人か!と思って観たわけではない。
私が観たかったのはDylan O'Brien、ひとり。
今回は、『Teen Wolf』のイメージから少し離れて、冷めた子どもの役だった。
いつも携帯をいじっていて、他の人と関わることをしない。
そして、人の話を信用するよりも、インターネットで検索したことを信じてる。
楽しみに観た結果としては、やっぱりスタイルズのが好きって思った。
でもそれ以上に、映画がおもしろかった。
この2人は最強コンビなのか?
まず、舞台設定がおもしろい。
夢の企業Googleの内部を見ることができる。
こんな職場で働く人たちはどんな人がいるの?ってのも見られる。
ほとんどは陽気なITマンっばかりだけど、中にはコンピュータだけが友だちっていう真のオタクもいるから楽しい。
そして、時代の先端をいく企業に就職したいっていう、熱気溢れる若者が集結する。
その代表がMax Minghella。
『ソーシャル・ネットワーク』でも意地悪な役だったけど、今回も意地が悪いエリート青年。
インターンのメンバーのひとりが「今は就職難だから、このインターンシップでどうしても職を得たい」のようなことを言っていて、世界中変わらないんだ~と実感。
だから本当にみんな真剣に課題に取り組む。(頭を使った課題だけじゃなくてクィディッチもある)
そこへ、コンピュータについては一般人並みの中年男2人が参加するから笑いが起きる。
そして、この2人がその役柄にぴったりなんだ。
イケてる自分を意識しつつも、学ぶことに抵抗なく前向きなオーウェン。
羞恥心がないかのような大胆さだけど、実は不器用なヴィンス。
そして、2人とも体力勝負ってよりは、口を使って相手を何とかしようっていう頭脳派キャラ。
知的な要素もあって、男男しすぎなくて、女性を手厚く扱ってくれるから、私はヴィンス・ボーンが好きなのかなって思った。背高いし。(オーウェンを好きと思ったことはない。弟ならあるけど)
バカな大人と子どもたちが組んでってのでは、『ROCKER 40歳のロック☆デビュー』が似たような感じかな?って思った。
大人も子どももそれぞれ成長するっていうWin-Winパターン。
平和でいいね。
最近Indie Rockはメジャーになってきてるし、Googleに就職したら勝ち組になるわけで、でもやっぱりまだ高校生の世界では、Rock趣味も、コンピュータおたくも、下の方の階層なのかなって、こういう映画を見ると思う。
実際の高校の様子は映らないけど、ヴィンス&オーウェンとグループになった子たちはきっとそうだ。
でも、高校を卒業した後、大学や職場では立場を逆転できるんだって言われてる。
ただ、チームリーダーのLyle(Josh Brener)みたいに自分の殻をうまく敗れない人もいる。
Headphones(Josh Gad)みたいにそのままでいる人もいる。(この俳優さん『ROCKER』にも出てた!)
うーん、何がいいんだろうね。
結局は自分次第ってこと?
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