The X Factor 2012 ~英米豪のボーイバンド比較

by - 11/05/2012

The X-FactorのUS版もいよいよLive Showが始まった。
早速、各カテゴリーから1名ずつ脱落者が出て、その人選に一喜一憂したり、これまで謎だった司会に決まった、Mario LopezとKhloé Kardashianの仕事ぶりにも注目が集まっていたよう。

ということで、3カ国のファイナリストが出揃ったところで、それぞれの国のボーイバンドを見てみたい。
イギリスとオーストラリアについては、すでにやってるけど、おさらいの意味も含めて今残っているボーイバンド全てやります。

The X Factor 2012 ~One Direction方式で組まれるボーイバンド

UK

Union J

(L→R) JJ, George, Josh, Jaymi

もともと、Jaymi、JJ、Joshの3人でTriple Jだったところに、ソロでオーディションをうけたGeorgeが加わって、4人組のUnion Jとなった。
番組がNext One Directionにしようとしている感じがすごくする。
まだグループとしての歴が浅いので、ハーモニーに弱点がみられるが、個々のボーカル能力は優れていると評価されている。
特に、Jaymiの歌唱力が褒められている。




後から追加されたGeorgeは、1DのHarryに似ていてかわいい。

(L→R) George, Josh, JJ, Jaymi

他の子たちもモデルみたいなルックスだし。
だけど、なんだか好きになれない。
つくられた感じがするからかな?
人工的なルックスに、計算されたファッションに、番組からの支援もあって。

個人的な好みなんだけど、私はもうひとつのグループDistrict3のが好きです。

District3

(L→R) Dan, Micky, Greg

(L→R) Mickey, Greg, Dan

まともな写真でいいのがなかなか見つけられなかった。
でも、こんな感じの子たちなんです。
もとはGMD3という名前だったけど、グループの雰囲気に合っていないのと、すでに使われていたためDistrict3に変更。(『The Hunger Games』みたい)
彼らはもともとバンド活動があったため、ハーモニーの美しさを褒められている。
歌唱力では、よくソロを任されているのはMicky。高めの声で特徴があっていい。
でも、バンドとしての方向性がいまいち定まっていない感じ。
選曲によっては落ちるかもしれないっていう危ないところがある。



(L→R) Greg, Dan, Micky

ハロウィンの時は、『時計仕掛けのオレンジ』の衣装でパフォーマンス。
似合ってる!




3バカって感じで仲良くてふざけているところがかわいいので、彼らのことを応援しています。
もし落ちちゃったらもうイギリスは見なくなるかも・・・
だって今回は真面目であんまりおもしろくない。

US

Emblem3

(L→R) Keaton, Drew, Wesley

(バンド名が似てる)
Wesley(18)とKeaton(16)が兄弟で、友だちDrew(20)と組んだバンド。もとは5人だったみたい。
番組のためにボーカルチームが残ったのかな?

アメリカはまだLive Showが始まったばかりなんだけど、彼らはすでに女の子ファンがたくさんいて、Simonからも、「この瞬間を覚えておきなさい。これは歴史になるから」って言われて期待されている。



彼らはLAのビーチ・ボーイズ。
ジャッジの家でのオーディションで、裸足に上半身はだけた状態で歌っていたDrew。こんな人初めて見た。
普通はみんなもっと緊張しているでしょ。
Liveへ通過が決まったとわかった時も、プールへ飛び込んで喜びを表現していた。
その自然児なところが魅力。

でも、与えられた曲がレゲエ?
やっぱりなんかダサいよう。
バンドとしては、Blink-182やRed Hot Chill Peppersが好きだそう。
メインストリームがターゲットだから、アイドルとしてはこっちの正解なんだろうけど。
うーん、好みじゃない。

(L→R) Drew, Keaton, Wesley

体を鍛えて様になるのはアメリカだからかな。
でも、でかすぎて、私はちょっと・・・
弟のKeatonくらいでやめておいて欲しい。アイドルなんだし。

何でだろ、アメリカって極端なのかな?
体育会系はそれをつきつめてマッチョに、文化系はそれをつきつめてオタクに。
ちょうどいい感じで、オシャレでかっこいいのはHipsterに?

今、せっかくのアイドルブームなんだから、アメリカ発のアイドル・グループにも期待していたんだけど、これは個人的にはちょっと残念だった。
でも、アメリカは、ソロカテゴリーの若い女の子たちが充実しているので、当分楽しめそう。


Australia

The Collective 

(L→R) Julian, Trent, Zach, Jayden, Will

オーストラリアで残っている最後のグループ・カテゴリーのボーイ・バンド。
彼らはそれぞれソロでオーディションを受けてきたけど残れなくて、途中でグループとしてまとめられ残った。
今回のX-Factor Australiaは、オーストラリアの1Dをつくりたいみたいな野望があったと思う。
だから、彼らはそれを見越してグループとして選ばれていたんじゃないかな。
人気もすごくて、このままいけばTOP3には残れると思うけど、オーストラリアは、ジャッジがどんなにベタ褒めしたパフォーマンスをした人でも、人柄も好かれてないとBottom 2になっちゃうことがあるから、選曲によっては危ないかもしれない。



彼らは、イギリスとアメリカのいいとこ取りみたいな感じで、もっとも王道アイドルらしいかな。
ダンスもするし、ラップもするし、バラードも歌うし、楽器も弾く。
見た目はいかにもオージーって感じなのが個性になるのかな。

(L→R) Julian, Jayden, Zach, Trent

(L→R)Jayden, Julian

(L→R) Zach, Trent

(L→R) Will, Jayden, Trent, Julian

私の1番お気に入りメンバーはWill。
ラップもできるし、メインボーカル。

さて、こうやってイギリス、アメリカ、オーストラリアと見てきたけど、それぞれ国が変わればグループの雰囲気も変わってくるのがおもしろい。
イギリスはやっぱりオシャレで洗練されているところがあるけど、現代の若者らしさもあってそこが魅力。
アメリカは、大陸男児って感じで肉体派。脳みそまで筋肉みたいな大らかさが見ていて気持ちいい。
オーストラリアは、大陸系なんだけど英国文化も混ざって独自の文化がある。そしてやっぱりちょっと田舎っぽいところが親しみがわく。

1Dの次に話題となるボーイバンドはこの中から出るのかな?
まだ目が離せない!

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