The X Factor 2012 ~英米豪のボーイバンド比較
The X-FactorのUS版もいよいよLive Showが始まった。
早速、各カテゴリーから1名ずつ脱落者が出て、その人選に一喜一憂したり、これまで謎だった司会に決まった、Mario LopezとKhloé Kardashianの仕事ぶりにも注目が集まっていたよう。
ということで、3カ国のファイナリストが出揃ったところで、それぞれの国のボーイバンドを見てみたい。
イギリスとオーストラリアについては、すでにやってるけど、おさらいの意味も含めて今残っているボーイバンド全てやります。
The X Factor 2012 ~One Direction方式で組まれるボーイバンド
UK
Union J
(L→R) JJ, George, Josh, Jaymi |
もともと、Jaymi、JJ、Joshの3人でTriple Jだったところに、ソロでオーディションをうけたGeorgeが加わって、4人組のUnion Jとなった。
番組がNext One Directionにしようとしている感じがすごくする。
まだグループとしての歴が浅いので、ハーモニーに弱点がみられるが、個々のボーカル能力は優れていると評価されている。
特に、Jaymiの歌唱力が褒められている。
後から追加されたGeorgeは、1DのHarryに似ていてかわいい。 |
(L→R) George, Josh, JJ, Jaymi |
他の子たちもモデルみたいなルックスだし。
だけど、なんだか好きになれない。
つくられた感じがするからかな?
人工的なルックスに、計算されたファッションに、番組からの支援もあって。
個人的な好みなんだけど、私はもうひとつのグループDistrict3のが好きです。
District3
(L→R) Dan, Micky, Greg |
(L→R) Mickey, Greg, Dan |
まともな写真でいいのがなかなか見つけられなかった。
でも、こんな感じの子たちなんです。
もとはGMD3という名前だったけど、グループの雰囲気に合っていないのと、すでに使われていたためDistrict3に変更。(『The Hunger Games』みたい)
彼らはもともとバンド活動があったため、ハーモニーの美しさを褒められている。
歌唱力では、よくソロを任されているのはMicky。高めの声で特徴があっていい。
でも、バンドとしての方向性がいまいち定まっていない感じ。
選曲によっては落ちるかもしれないっていう危ないところがある。
(L→R) Greg, Dan, Micky |
ハロウィンの時は、『時計仕掛けのオレンジ』の衣装でパフォーマンス。 似合ってる! |
3バカって感じで仲良くてふざけているところがかわいいので、彼らのことを応援しています。
もし落ちちゃったらもうイギリスは見なくなるかも・・・
だって今回は真面目であんまりおもしろくない。
US
Emblem3
(L→R) Keaton, Drew, Wesley |
(バンド名が似てる)
Wesley(18)とKeaton(16)が兄弟で、友だちDrew(20)と組んだバンド。もとは5人だったみたい。
番組のためにボーカルチームが残ったのかな?
アメリカはまだLive Showが始まったばかりなんだけど、彼らはすでに女の子ファンがたくさんいて、Simonからも、「この瞬間を覚えておきなさい。これは歴史になるから」って言われて期待されている。
彼らはLAのビーチ・ボーイズ。
ジャッジの家でのオーディションで、裸足に上半身はだけた状態で歌っていたDrew。こんな人初めて見た。
普通はみんなもっと緊張しているでしょ。
Liveへ通過が決まったとわかった時も、プールへ飛び込んで喜びを表現していた。
その自然児なところが魅力。
でも、与えられた曲がレゲエ?
やっぱりなんかダサいよう。
バンドとしては、Blink-182やRed Hot Chill Peppersが好きだそう。
メインストリームがターゲットだから、アイドルとしてはこっちの正解なんだろうけど。
うーん、好みじゃない。
(L→R) Drew, Keaton, Wesley |
体を鍛えて様になるのはアメリカだからかな。
でも、でかすぎて、私はちょっと・・・
弟のKeatonくらいでやめておいて欲しい。アイドルなんだし。
何でだろ、アメリカって極端なのかな?
体育会系はそれをつきつめてマッチョに、文化系はそれをつきつめてオタクに。
ちょうどいい感じで、オシャレでかっこいいのはHipsterに?
今、せっかくのアイドルブームなんだから、アメリカ発のアイドル・グループにも期待していたんだけど、これは個人的にはちょっと残念だった。
でも、アメリカは、ソロカテゴリーの若い女の子たちが充実しているので、当分楽しめそう。
Australia
The Collective
(L→R) Julian, Trent, Zach, Jayden, Will |
オーストラリアで残っている最後のグループ・カテゴリーのボーイ・バンド。
彼らはそれぞれソロでオーディションを受けてきたけど残れなくて、途中でグループとしてまとめられ残った。
今回のX-Factor Australiaは、オーストラリアの1Dをつくりたいみたいな野望があったと思う。
だから、彼らはそれを見越してグループとして選ばれていたんじゃないかな。
人気もすごくて、このままいけばTOP3には残れると思うけど、オーストラリアは、ジャッジがどんなにベタ褒めしたパフォーマンスをした人でも、人柄も好かれてないとBottom 2になっちゃうことがあるから、選曲によっては危ないかもしれない。
彼らは、イギリスとアメリカのいいとこ取りみたいな感じで、もっとも王道アイドルらしいかな。
ダンスもするし、ラップもするし、バラードも歌うし、楽器も弾く。
見た目はいかにもオージーって感じなのが個性になるのかな。
(L→R) Julian, Jayden, Zach, Trent |
(L→R)Jayden, Julian |
(L→R) Zach, Trent |
(L→R) Will, Jayden, Trent, Julian |
私の1番お気に入りメンバーはWill。
ラップもできるし、メインボーカル。
さて、こうやってイギリス、アメリカ、オーストラリアと見てきたけど、それぞれ国が変わればグループの雰囲気も変わってくるのがおもしろい。
イギリスはやっぱりオシャレで洗練されているところがあるけど、現代の若者らしさもあってそこが魅力。
アメリカは、大陸男児って感じで肉体派。脳みそまで筋肉みたいな大らかさが見ていて気持ちいい。
オーストラリアは、大陸系なんだけど英国文化も混ざって独自の文化がある。そしてやっぱりちょっと田舎っぽいところが親しみがわく。
1Dの次に話題となるボーイバンドはこの中から出るのかな?
まだ目が離せない!
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