Milk

Gus Van Santのキャスティング眼は本当に冴えている。これだけの有能な若手を集めたのはさすが。James FrancoEmile Hirschが共演なんてもう見られないかもしれない。それくらい彼らはビッグになると思う。
その前に、Sean Pennについて。私は彼のファンではない。男が強すぎる。でも、演技をしていると全くそういうのを感じさせない。俳優だと思った。最近は自らのキャラクターを活かしてやっている俳優が増えた気がするから、そういう意味でも貴重。そして、そういうものをここで共演した若い才能に受け継いでいって欲しい。だけど、Sean Penn、Tシャツになったら上腕の筋肉がやけに太いのが気になった。脱いだらすごい50代のミルクって・・・。
Francoは、すごく馴染んでいた。若い頃から落ち着いた年齢になるまでを自然に、その時代の空気に溶け込むようだった。画の中にと言った方がいいのかも。そして安心感があった。だから期待以上でますますFrancoに惚れた。
Emileは本当にうまい。彼はSean Pennタイプの俳優。地と演じている役が全く別人であっても平気。そして迫力があって、力強く、生命力にあふれている。この映画で1番働いていたのは彼かも。同年代の俳優の中で唯一若さ(幼さ?)を感じないのは彼だけかもしれない。ちょっと90sの若手俳優を思わせるところがある。少年時代を飛び越えて大人になってしまった子が見せる冷たい目。彼は現実世界ではその目を持っていないかもしれないが、演技でそれを持つことができる。
Diego Lunaはちょっともったいなかったな。あの役なら無名の美しいモデルとか連れてきてもよかったろうに。俳優としての力を発揮する場面もなくうろうろして消えていった感じ。知っている顔だけに、それが邪魔をしているようにも感じた。

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