The Maze Runner / メイズ・ランナー ~いろんなタイプの男の子が揃っている

The Maze Runner

これも人気ヤングアダルト小説の映画化。
舞台は、巨大な迷路の中。
1ヶ月毎にひとりずつ男の子がそこへ送り込まれる。
そこへ来る前の記憶はなく、唯一思い出せるのは自分の名前だけ。
日中だけ迷路への入り口が開き、夜になると迷路は自動で道を変更する。
脱出経路は迷路の外だけなので、ランナーと呼ばれる者が毎日迷路に行っては、調査してる。
でも、これまで外に出られた者はいない。
そこへ、主人公のトマス(Dylan O'Brien)が送られてきた。
先輩たちの言うことを聞きながらも、この生活に順応しているみんなのことが信じられないトマス。
トマスが来て、そこでの生活がこれまでと少しずつ変わってくる。

男の子たちだけで協力して生活する社会。
生き残るために争いを避け、分業してみんなで生きる。
暗黙のルールがあって、穏やかな中にも少しの緊張をもって生活している。
ここの生活が成り立っているのは、1番最初にここへ来たアルビー(Aml Ameen)が絶対的リーダーとして存在していることが大きい。
また、ここへ来る前の記憶がないので、それぞれの格差は、素質だけ(体型・知能)なのもいいのかも。
家柄など、育ってきた環境はここでは関係ない。

年頃の男の子が揃ってるってことで、俳優陣もおもしろい。
主人公には、『Teen Wolf』で主人公(狼男)の相棒役で、三枚目を演じていた、ディラン・オブライエン。
彼の喋り方はクリスチャン・スレーターを思い出させる。

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って、前に自分が書いた記事を見返してみたら、クリスチャン・スレーターはローガン・ラーマンだって言ってた。
で、ディランは、コリー・ハイム。

でも、そう考えると、ローガンがこの主人公やっててもおかしくないし、コリー・ハイムがやっててもおかしくないって思った。
ローガンがやったら、もっと神経質で、肉体よりも頭脳を使っているだろう。
コリー・ハイムだったら、少年期をすぎて、縦に長くなってきた(あんまりかわいくなくなってきた)ころのイメージ。
90年代後半ごろかな?(その頃の作品観てないけど)

最初は、大抜擢じゃん!やったねって思ってたけど、この理論(?)でいくと、ディラン・オブライエンがこの映画の主人公になる理由がわかった気がする。
マッチョ(体育会系)すぎず、ギーク(文科系)すぎず、冒険に瞳を輝かせるような少年性がある。
そして、主役ができる華もある。
今後、ディランが心情をていねいに表現する系の演技もできるようになったら最強だね。

他の俳優はイギリス出身が多い。
トマスの世話役ニュートはThomas Brodie-Sangster
子役出身(『ラブ・アクチュアリー』)だけど、背がすごく伸びて、小さい顔が際立つ。
小動物のような顔がすごくかわいいけど、ニュートは気さくな男の子って感じだった。

トマスの出現を不信に思って、なかなか信用しないギャリィは、こちらも子役出身(『リトル・ランボー』)のWill Poulter
この子も背が大きくなっていて、体格もよくなっている分、かなりごつい。
顔もごついから似合ってる。
あと、演技力もすごい。
その場の空気感を変える説得力のある演技だと思った。

そして、唯一の女の子テレサは、『The Skins』のKaya Scodelario
あんまり彼女だからこそっていう活躍の場はなかったかなと思ったけど、美人な顔だけどどちらかというと男前?な見た目ので、この男ばかりの世界に馴染んでいた。
甘さがないのがいい。
『The Skins』のときもそうだけど、何考えてるかわからないところがあるっていうのが合っていたと思う。
ディランと並ぶと、どう見てもディランのが弱そうっていうバランスもいい。

この主要4名は、1990年生まれ~1993年生まれって年が近いところがいい。
(トーマス・サングスター→ディラン・オブライエン→カヤ・スコデラリオ→ウィル・ポールター)
もし、この4人が一般社会を舞台にした映画でそろっていたら?って考えると、合わないなと思ってしまうから、この映画でぴったりはまっているのがおもしろい。
そして、それこそがこの映画ならではなんだろうね。
過去の記憶を失っているから、階級やヒエラルキーが一般社会のものと同じようにはいかなくて、普段だったら一緒にいないようなタイプの人が一緒にいる。

他の俳優は、初めて見る人ばかりだった。
ランナーとして、みんなの先頭に立つミンホを演じたKi Hong Leeは、大きくて、体格がいいので、みんなのお兄さんという役に合っていた。
1番年下のチャックを演じたBlake Cooperは、ぽっちゃり巻き毛がアニメの登場人物みたいでかわいかった。

映画自体は、始めから説明があまりなくどんどん進んで行くので目が離せない。
スリラー?色が強くドキドキをあおってくるのが、『アメリカン・ホラー・ストーリー』のシーズン1を観ていたときのような感じで怖かった。

登場人物が男の子ばかりだからか、二次創作(Fan Art, Fanfiction)が多いそう。
金髪細身イギリス系のニュートと黒髪がっしりアジア系のミンホが人気っぽい。
突然やってきたトマスに比べて、元からこの社会に属している人たちの方が人間関係できあがっているからかな。

そういえば、『Teen Wolf』も狼男たちの関係性でブロマンス人気があったように思うから、ディラン・オブライエンってブロマンス需要を引き出す要素があるのかな。

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でも、テンポがよい映画だったので、人間関係で熱くなる場面はそんなになかったかも。
そのためには、原作を読んだ方がいいのかもね。








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