An American Crime

by - 10/21/2009

Ellen Pageが『JUNO』でキャラクターを確立する前、まだ天才子役でしかなかった頃。確かにまわりの他の女の子とは違う。同じような格好に身を包んで、じゃれ合っていても、Ellenだけ普通じゃないオーラが凄い。長女ポーラ役のAri Graynorは見たことあると思ったら、『キミに逢えたら(Nick and Norah's Infinite Playlist)』の酔っ払いの娘だった。力強さを感じる。他にも見たことある人がいっぱいだった。母親ガートルード役はCatherine Keener。この人やっぱり好き。激しい感情を表したかと思ったら、今度は全くの無になる。その切り替わりが凄い。James Francoはガートルードの恋人役。別にFrancoじゃなくてもいい様な、そんなに重要じゃないのに、何でやったんだろう。でも、昔のアメリカ人の格好は凄く似合っている。クラスメイト役で『ピーター・パン』のJeremy Sumpterや『トワイライト』のMichael Welchの顔を見ることが出来る。
この話は本当に残酷だ。時代背景や、アメリカの人種、カトリックについてなど、いろいろ知らないと理解できないのかもしれないけど、子どもは本当にイノセントで、酷い事をしているという自覚がないのが恐ろしい。だから大人の責任って大事。子どもがどう成長するか、それは全て大人の手にかかっている。でも全ての大人は、かつては子どもで、その時の大人たちの影響が出るってことだから、現代の人間は歴史上の全人間の影響で出来ているとも言えるから、やっぱりそれってすごい責任重大。自分なんてって思っても、どこかで誰かに何らかの影響を与えている。そして人に出会えば何らかの影響を受ける。それが犯罪にならなければいいんだけど。

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