Gleaming the Cube / ローリング・キッズ
Christian Slaterは変な顔の人って印象が強いらしいが、私から見るとかっこいいと思う。ツンツン髪が不良っぽくて、切れ目がやんちゃさ、そしてやっぱりあの喋り方がつっぱってるんだけど、本当はまだ幼さが残る、だけど無理やり大きくなろうとしている、そういう世代の代表に合う。
この映画では、養子として迎え入れたベトナム人の兄が完璧なため、スケート・ボード仲間とつるむことしか能のない少年ブライアン役。ブライアンはつっぱってるんだけど、兄の存在を既に受け入れていて、同じ部屋でうまくやっている。母親は彼に共感してくれるが、父親はできる兄にしか興味がない。また、兄は兄で自分のルーツのコミュニティでの生活のほうに重きを置いていて、あんまりかまってくれない。ブライアンの仲間たちはみんな高級住宅街に住み、生活に困らないで遊んでいられる身分。だけど、親子関係は満足できていない。だから反抗するし。だけど、家族の一員の死をきっかけに少年が行動を起こす。
ピザハットの宅配ワゴンにスケートキッズが山盛りになっている画とか見ていておもしろい。その中には本物もいるし。
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