Post Grad
大学卒業したけど就職先が決まらない!っていう今時な題材。主人公のライデン(Alexis Bledel)は夢の社会人デビューが叶わず、実家に戻って就活中。しかたなくパパの仕事手伝ったり。同窓会で皆の輝かしいキャリアの話を聞いているとますます焦る。幼なじみのアダム(Zach Gilford)はロースクールに受かっているし。彼は歌うことが好きだった。小さなバーのステージだけど、夢の初舞台、ライデンをディナーに招待して長年の想いを伝えようと決心していた。しかしライデンはお向かいさんのセクシー30代(Rodrigo Santoro)と火遊びして約束をすっぽかしてしまった。アダムはNY行きを決める。ライデンもずっと希望していた職を手に入れた。だんだん大人の社会の一員となっていく。だけど何かが足りない。これが私のしたかったこと?私が本当に欲しいのは?と、最後はキャリアよりも男を選ぶっていう肩すかしを味わったようなラブコメ。ちょっと前までは女性でもキャリアを充実させることがかっこいいみたいな風潮があったけど、今はまたこういう家庭を築くことの方が理想となっているのかも。
ちなみに、ライデンの家族、『ジュノ』並に個性的で楽しい。ちょっとウザイお父さん(Michael Keaton)と、豪快、放任なお母さん(Jane Lynch)、不思議ちゃんな弟(Bobby Coleman)、死にそうな割に口が達者なお祖母ちゃん(Carol Burnett)。
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