My Favorite Albums of 2011 Vol.2

by - 5/05/2011

2ヶ月単位でやっていこうと思った好きなアルバムコーナー。
今回は、フォークやサイケな雰囲気が多いです。
けどFleet Foxesはまだ聴きが足りないと思うので次へまわしました。

The PaperheadThe Paperhead / The Paperhead
こういうの大好き。聴いてるとヒッピー、サイケの時代に遡った感覚になれる。これをナッシュビルの10代の子たちがやってるんだからね。やっぱすごいよ、ナッシュビル。1曲の中で次々に展開が変わるのって今までそんなに味わったことがなかったから、Morning Teleportationもそうだけど、それを曲が長くなるではなくて、普通の尺でやってくれるのがいい。そしてそれが気持ちいいんだ。サイケ好きだけど、延々と同じフレーズを繰り返されるとさすがにつらい。もともとインストゥルメンタル苦手だし。


French Films / Golden Sea EP
最初に聴いた印象は、“上手になったThe Drums”。80年代のTweeとかギター・ポップに対する憧れや情熱は彼らと同じところにあるんだけど、その表現の仕方が違ってる。フィンランドだからってのも多少は影響しているのかな。アメリカからみたそれと、ヨーロッパからみたそれとじゃ違ってくるだろうしね。私はどっちかと言ったらJakobinarinaのような若さと純粋さを感じた。ヴォーカルの太い低音具合もあるし。でも音楽的に繊細で美しいメロディと単調なビートは尊敬する先輩の影響を直に受けてる感じ。すでに世界のブロガーも注目してるし、フルアルバムがどんな方向性でできあがるのか楽しみ。


Tim Cohen's Magic TrickTim Cohen / Tim Cohen's Magic Trick
The Frech & Onlysのソロ作。バンドとはまた違ったタイプのソフトな曲調で、これも素敵でした。アルバム・ジャケットは暗いけど、天気の良い日に外で聴くと気持ちが良い曲。女性のコーラスもかわいい感じでいやじゃない。とくにガールズ・グループみたいな「Don't Give Up」では女の人じゃなきゃあの感じはだせなかったし。ひとりの男の声が(心が)真に迫っている感じでそれが好き。


AlexanderAlexander Ebert / Alexander
Edward Sharpe and the Magnetic ZeroesのヴォーカルAlex Ebertのソロ作。本家の雰囲気は残しつつ、より歌に意識が行った感じになっているのかな。この人は本当に声がいい。ちょっとかすれているけど、力強い歌声で生命力がある。ライヴ映像を見ても、すごく精力的で楽しそう。回遊魚の様に歌っていないと、音楽がないと死んでしまいそう。

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