Weekend ~ゲイのゲイによるゲイのための映画


SXSW Film FestivalやSan Francisco International Lesbian & Gay Film Festivalで受賞している映画。あまりゲイ映画っぽくないポスターに惹かれてずっと観たいと思っていた。

内容をざっくり言うと、主人公ラッセルがゲイバーで出会ったOne Nightの男グレンと気が合い、一緒に過ごす週末の話。
最初はすごくインディな映像に飽きちゃうかな?と思っていたけど、起転結がはっきりしていて、おもしろく観ることができた。

この映画は、ゲイの監督(Andrew Haigh)が、ゲイの登場人物(グレン役 Chris Newもゲイ)で、ゲイについてを語る映画。
ラッセルとグレンは、ベッドの上でも食事中でもゲイのことについて話している。いつカムアウトしたとか、友だちはどう思ってるのかとか。
imdbのボードに、「これはストレートの人が見て楽しいのか?」と書いてあったけど、楽しかったと思う。

ポスターからもその雰囲気がわかるように、ここで描かれているゲイの若者がとても現代的で、最近のドラマではそういうキャラクターも描かれてると思うけど、映画では久しぶりな気がした。
おろしたてのスニーカー。 American Apparelのブリーフ。リサイクルショップで買った不揃いのカップたち。移動は自転車。リラックスタイムにはハッパをすって、夜遊びではドラッグも使う。
2人は特に有名なわけでもないし、容姿が優れているわけでもない。普通さがほとんどを占めている。
そして、撮影はNottinghamで行われたそうだけど、イギリスらしい街並みの背景もとてもリアルだった。
そういう普通の中に、同性愛の男性がいて、普通に生活している。
でも、街中で手をつないだり、人のいる廊下でキスしたりはしない距離感。
喋って語っている内容は重いけど、ドラマとしてはごく当たり前のことが描かれている。男女の恋愛の映画『Like Crazy』 に似ているかもしれない。それの週末版みたいな。
最後のシーンも、問題提議をしつつ、ハッピーエンドでよかった。


このポスターのデザイン、Vampire Weekendのものに似てるって思った。



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