Les Chansons d'amour / Love Songs / 愛のうた、パリ
フランスのミュージカルって話すことにメロディ付けた感じでずっと歌い続けるなあと思っていた。でもこの映画は歌いだしが自然で、音楽もいまどきでかっこいい。またフランス語ってのが雰囲気でる。
この映画のもう一つの魅力はLouis Garrelだ。男らしいところもあり、ひょうきんなところもあり、母性本能をくすぐるところありと、いろいろな面をみせてくれる。その演技力がすごい。アート系な二枚目若手俳優だと決め付けていたらだめだ。さすが芸術家の育ちのおかげか、こんなことまでできるの?と驚かされる。彼が歌っているところを見ただけでも驚きだったのに。また歌がうまい。
女性陣も頑張っている。みんな歌が歌えてすごい。中でもLudivine Sagnierはイノセントでチャーミングな女の子を演じて印象を残していた。いつ見てもかわいい。鮮やかなブルーのワンピースが飾り気のないパリジェンヌらしいお洒落。
イスマエルのプレップな仕事着もパリらしくて、それをさらりと着こなしているのがかっこよかった。
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