Entertainment Weekly誌が選ぶ学園映画ベスト50 (50-41)
50 Best High School Movies
(from September 15, 2006 issue)
ちょっと古いけど、これも載せておかないと。
これを知ってから、全部制覇するため頑張ったなあ。でも、まだできていない。
まずは、50位から41位まで。
見たことあるものには、コメントをつきで。
50. Splendor in the Grass (1961) 草原の輝き
若い恋。特にそれがフットボール部の花形とのだと、女の子は狂ってしまう。文字通り。鬱寸前の、カンザスの小さな町で、良い子のNatalie Woodは、色男Warren Beattyに対する性的衝動とモラルへの相反する圧力とに苦悶し、スクール・ダンスの後に自殺を図りサニタリウム行きとなる。これは圧倒的な初恋の究極の描写。そして宗教右派(10代の禁欲の危険性に対する冷たいPSA)すみません。
49. Sixteen Candles (1984) すてきな片想い
16歳になるのは大変。でも、家族全員があなたの誕生日を忘れていたら、 それだけでその日は最悪。Molly Ringwaldは、Anthony Michael Hallにパンツを取られるとか、おばあちゃんと一緒にさせられるとか(「Fred, she's gotten her boobies!」)、基本的に彼女の人生の最悪な週を耐えるというキャラクターにすばらしい表情を与えた。ぎこちなさはすべておかしいが、特に若いJoan Cusackが矯正ヘッドギアで水飲み器を使おうとするのを見るのは最高。
80年代のGeekたちはおしゃれで、とくにこの映画に出てくる子たちはレベル高いと思った。あと、Mollyの格好もカジュアルでかわいい。
48. Just One of the Guys (1985) 彼女はハイスクール・ボーイ
どの世代も、女の子が男の子に変装して、その男装のまま男の子に恋をして、男の子がびっくりするという話がある。これはマイナーであれば難なく、そしてとても楽しく、80年代の低俗で軽い精神とファンキーなファッションセンスを完璧にとらえている。男装として巻き込まれ、Joyce Hyser演じる意欲的なジャーナリストは、ただパンツの下に丸めた靴下を詰めるよりも、男になるっていうのは大変だと学ぶ。
80年代の軽さがとても楽しい映画。よくある“生意気な弟”では、この映画の弟がかわいい。キャラクターってよりも顔だけど。
47. Napoleon Dynamite (2004) バス男
あらすじは、大したことはないし、主役(Jon Heder)は短気なガキで、流れはJohn Deere社のトラクターよりギリギリ早いくらいだ。それでも、このカルトヒットは、からからに乾いた、感傷的でないトーンでうまく小ばかにし、高校のオタク世界を賛美して成功する 。ばかげた短いジョーク、筋違いの無関係な発言、登場人物のまったくのばかさなどは、思春期の思い出をよみがえらせないが、何でかははっきりとわからないがばかばかしいことでくすくす笑ってしまうことで、10代にまた戻ったかのような気持にさせる。
これは、本当にカルチャーショックだった。アメリカって広いと思ったのと、こんな映画もあるんだと知った。私にとって00年代といったらの1本。
46. Flirting (1992) ニコール・キッドマンの恋愛天国
金髪のオーストラリア人(若いNicole KidmanとNaomi Wattsを含む)によって牛耳られている進学校で、彼女は美しいウガンダ人。彼は、カミュに夢中になってる不器用などもり。それぞれアウトサイダーという状況を共有することで、Danny (Noah Taylor)とThandiwe (Thandie Newton)がお互いに恋に落ちると少しは疑うだろう。皮肉っぽく気づかって丁寧に言うと、John Duigan監督の青春ロマンスは感傷的になるのを思いとどまった、温かくふわふわした砂糖菓子。
これ見たいんだけど、まだ見てない。
45. My Bodyguard (1980) マイ・ボディーガード
転校生Clifford "Peachy" Peache (Chris Makepeace)が、いじめっ子(Matt Dillon)から守ってもらうために、謎めいた、いじめのクラスの変わり者(Adam Baldwin)を協力させるのは、時代を超えたものがある。生涯の生贄たちは負け犬の勝利に万歳し、すべての世代の元クラスのいじめっ子たちはDillonの未だ新鮮ないじめの術(ロッカー閉じ込め、濡れたトイレットペーパー爆弾、トイレでの奇襲攻撃)の展示に懐かしさで涙するだろう。ああ、高校時代は良い思い出だ。
44. Can't Hardly Wait (1998) 待ちきれなくて・・・
高校最後の夜、たったひとつやるべき事は、パーティ。そして、内面の隠し事に直面する。この騒々しいパーティの最後にみんな何かを成し遂げる。オタクは体育会系に復讐し、善良な男は憧れの学園のマドンナをつかまえ、そして意外な幼なじみがくっつく。これはよくあるティーン・コメディかもしれない。しかし、根底にあるメッセージ「運命を逃すな」はいつも本当のようだ。
2000年前後は、本当にTeen映画が充実していた(ファッションは本当にださいんだけど )。これもその中の1つ。こういう同年代の登場人物がたくさん出てくる映画がもっと見たいよ。
43. Stand and Deliver (1988) 落ちこぼれの天使たち
どんな仰々しいスピーチ「O Captain! My Captain!」も東ロサンゼルスの荒れ果てたGarfield高校では、死んだ教師のクラブにしかならない。その代わり、Jaime Escalante (Edward James Olmos)は、ファストフード店の制服で教え、ジゴロについての数学問題で刺激する。彼は、勉強好きなギャングの一員(Lou Diamond Phillips)に保護と引き換えに余分に教科書を与え、社会で割る数学的心理「ネガティブ×ネガティブ=ポジティブ」を出す。それが勝利だ、ボス。
42. Fame (1980) フェーム
今の基準でいうと、このアカデミー賞受賞のミュージカルは、あっさりと、時に厳しい芸術に夢中な10代の描写で、率直で勇敢だ。もちろん、彼らは歌って演じ、昼休みをファンキーなセッションにする。しかし、彼らは流産や、食い物にするポルノ業者をかわす、ドラッグを試す、自殺を考えるなどもする。『High School Musical』は違う。信頼性をもった説得力のある画は、忘れられない、魂のこもったミュージカル・ナンバー(タクシーの上でピルエットしようと多くの人々に影響を与えた)によってやわらげられる。
結構好き。1番好きな登場人物は、演技科(だったかな)のカーリーヘアの男の子。ああいう子がタイプ。ラストのショーはすごかったなという記憶。でもリメイク版はまだちゃんと見てない。
41. Can't Buy Me Love (1987) キャント・バイ・ミー・ラブ
彼が『Grey's Anatomy』のDr. McDreamyになる前、Patrick Dempseyは愛すべき芝刈りのオタクRonald Millerとして勝利を収めた。人気者の派閥に入る道をお金で買おうとして失敗した後、Ronnyはすごく粋な正義から完全なオタクに戻った。得た教訓は、時として、「アフリカのアリクイの儀式」を学校のダンスパーティでやっても昼食の良い席を得るためには十分ではない。
80年代で1番好きな俳優はPatrick Dempsey!オタクなんだけど、それを卑屈に思ったり、逆切れしたりしないで、ありのままでぶつかっていくところが好き。John Cusackと何が違うかって言うとPatrick Dempseyの方がポジティブに感じる。そして、この映画にもオシャレなGeekたちと、生意気な弟が。
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