10代の男の子におすすめしたい映画10作品
10代の女の子向けの映画を考えたので(10代の女の子におすすめしたい映画10作品 )、男の子も考えてみた。
でも、男の子の気持ちには完全になれないから偏っているかも(スポーツ・アクション・ホラーに弱い)。
参考に調べてみたら、映画鑑賞をしている学校発見。
【 逗子開成中学校・高等学校 映画鑑賞 】
生徒が書いた感想もちょっと読める。
Rebel Without a Cause (1955) 理由なき反抗
時代は古いけど、内容は不変だと思う。しかも、ジェームス・ディーンはこの時代の人の中で最もエモいと思うから、現代の子も共感できるんじゃないかな?
Rebel Without a Cause / 理由なき反抗
Beautiful Thing (1996)
同性愛のものと考えてこれに。学校で特に目立つ人気者なわけでもなく、かといって変わり者でもない、主人公の男の子の普通さがいい。団地での近所付き合い、母子家庭、父子家庭、そして初恋。好きになった相手が男の子だったってこと以外は、他の映画と変わらない悩みだと思う。
Beautiful Thing
Rushmore (1998) 天才マックスの世界
Vampire Weekendのエズラをつくった映画でもあるそうなので!文系の男の子は好きな世界だと思う。マックスに共感するのもありだけど、細かいところまでこだわりのある監督にはまる子もいそう。
Harry Potter (2001~2011) ハリー・ポッターシリーズ
これは学園物だと思っているので。映画と合わせて本も読むという体験と、10年も続いたシリーズということだけでも貴重だと思う。ハリーたちと一緒に成長することができたらいいと思う。
Harry Potter and the Order of the Phoenix / ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
Harry Potter and the Half-Blood Prince / ハリー・ポッターと謎のプリンス
Napoleon Dynamite (2004) ナポレオン・ダイナマイト(旧バス男)
これを観たら、たいていのことは大丈夫って思えるんじゃないかな?私は「世界は何て広いんだ」って思った。この地球のどこかに今、こんな人生を送っている人がいるんだ。自分は今、何をしているんだろうと考える。
Superbad (2007) スーパーバッド 童貞ウォーズ
これは私の意見じゃなくて、男の子に聞いて得た意見。まったく頭になかった自分にもびっくり(確かに私の心の作品ではないけど)。女の子に向かう気持ちもだけど、それ以上に親友との関係がほほえましい作品。
Into The Wild (2007) イントゥ・ザ・ワイルド
将来について考える時期に観るといいと思った。選択肢が広がるんじゃないだろうか。でも、こんな風にそれまでのつながりを全部切って行ってしまわないで欲しいと思うけど。
We Need To Talk About Kevin (2011) 少年は残酷な弓を射る
母親と息子の話。今は過保護すぎる母親のが多いのかもしれないけど(特に都会では)、母親と息子の関係がうまくいかないことで崩れていく家族。本当は大人が観た方がいいのかもしれないけど、大人はもう手遅れで気づけないかもしれない。子どもの目で見て何を思うのか気になる。
We Need to Talk About Kevin / 少年は残酷な弓を射る ~個性派すぎる若手俳優エズラ・ミラー
21 Jump Street (2012) 21ジャンプストリート
これも、学園物ということにして。大人の目線で現代の高校生を見ているのがいいと思う。そこの中にいたら気づかないことも解説してもらえる。あと、勉強が得意だった子、運動が得意だった子の卒業後の姿を見られるのもいいと思う。
21 Jump Street / 21ジャンプストリート ~アクション・コメディ学園映画
Chronicle (2012) クロニクル
普通の子が突然、特殊能力を手に入れてっていうのは現実離れしているけど、家では親のことで苦悩していてってところはすごく現実。友だち関係も、そこまで深くないけど、全然仲良くないわけじゃない距離感が新鮮で現代的なのかなと思った。
Chronicle / クロニクル ~デハーンはオランダの名前
次点としては、『Stand By Me (1986) スタンド・バイ・ミー』と『Kids (1995) キッズ』。
『スタンド・バイ・ミー』は、他のものに比べたら少し幼い年齢かもしれないけど、男の子の夏休み映画といえばこれ。『キッズ』はR指定だけど、同年代の子が観た方がいいと思う。性教育と情操教育を兼ねて。
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