Uplinkの『トム・アット・ザ・ファーム』上映イベントがおもしろそうだったので行った。

UPLINK×Filmarks 少女まんが的視点で観る『トム・アット・ザ・ファーム』上映＆トーク　【ゲスト】岡田育（編集者・文筆家）、福田里香（お菓子研究家）

先日、雑誌『imago イマーゴ(1995 Vol.6-4) 特集・少女マンガ』を読み終わって、ちょっと勉強した気になって行ったけど、その道の人の見るところはやっぱり違って、なるほどとおもしろかった。
母親を扱っているというところだったり、眼鏡への深い読みだったり。

そして、そんな話を聞いていたら、もう満足しちゃって自分がここに書くまでもないかと思っていたんだけど、でも、そもそもこれは自分のメモとして観た映画の記録にもなっているから少しでも書いておこうと思って今に至る。

私がXavier Dolanの好きなところは、どこまでも完璧主義者で、すべてを自分で管理したい人で、それは大変なことなのに全部やっちゃうし、センスがずば抜けていいところ。
着ているもの、持っているもの、部屋の内装、どれもおしゃれ。

今回、特に好きだったのは、金髪眼鏡、泊まった最初の朝のベッドで着ていたTシャツとパンツ、バーテンダーの背景にあったネオン看板とそのときのBGM（Corey Hart - Sunglasses At Night）。

金髪は、微妙に色が違う毛束が入っていて、最初はかつらなのかなと思ったけど、前髪を上げていても不自然じゃなかったし、エクステで全部やったのかな？
本当に細かい。

今回、金髪のかわいい子は自分がなっていたので、他にかわいい子は出てこないのがちょっと残念。
ドランは男の子の趣味もいいと思う。

『わたしはロランス』はまだ観ていないけど、『いちばん美しい年齢』を観てメルヴィル・プポーがかっこよかったので、今度観ようと思う。

ビール安くていいなと思った