NMEが選ぶ最高の青春映画サウンドトラック20
『Everybody Wants Some / エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』公開を機に書かれた記事。古典を中心に、2010年代の作品も入っていて参考になる。
20 Of The Greatest Ever Coming-Of-Age Movie Soundtracks
http://www.nme.com/photos/20-of-the-greatest-ever-coming-of-age-movie-soundtracks-1411130
Romeo + Juliet / ロミオ+ジュリエット (1996)
バズ・ラーマンのベニス・ビーチを舞台にしたシェイクスピアの最も愛されよく知られた悲恋物語は、現代のサウンドトラックを使用した。ここでは、いがみ合うモンタギュー家とキャピュレット家は、Radiohead(「Talk Show Host」「Exit Music For A Film」)、Garbage(「#1 Crush」)、The Butthole Surfers「Whatever (I Had A Dream)」を聴いて過ごしていた。
Cruel Intentions / クルーエル・インテンションズ (1999)
ティーン版『危険な関係』の最後の場面は、The Verve「Bittersweet Symphony」の使用の結果、象徴的となったが、『クルーエル・インテンションズ』のサウンドトラックはFatboy Slim「Praise You」やBlur「Coffee + TV」を含んでいるという別の注目点もある。
Stand By Me / スタンド・バイ・ミー (1986)
ロブ・ライナーの美しく、ほろ苦い成長物語は、「Great Balls Of Fire」や「Lollipop」、そして最も有名なBen E Kingの「Stand By Me」を含む1950年代の最高の曲のいいとこどりである素晴らしいサウンドトラックを持つ。いつの時代も色あせない。
10 Things I Hate About You / 恋のからさわぎ (1999)
偉大な故ヒース・レジャーの初期のスター生産機『恋のからさわぎ』は、Barenaked Ladies、Madness、Cardigans、Letters To Cleo(映画にカメを出演した)を扱ったサウンドトラックの助けを借りてシェイクスピアの『じゃじゃ馬ならし』を再加工した。完璧にパンキーで若々しい。みなさんご一緒に「I waaaant youuu to want me…」
Ghost World / ゴーストワールド (2001)
スカーレット・ヨハンスンとソーラ・バーチが主演したダニエル・クロウズのコミックの映画化『ゴーストワールド』の優れたサウンドトラックは、ボリウッドのロックンロール(「Jaan Pehechan Ho」)と古くほこりっぽいアメリカのブルース(Skip Jamesによる1930年の歌「Devil Got My Woman」)を使用して、より多岐にわたり没入感のある方を選択し、誰にでもすぐわかるヒット曲を控えた。
Clueless / クルーレス (1995)
ジェーン・オースティンの1815年の小説『エマ』にひねった解釈を加えた他に類を見ないティーン・コメディは、今年20年を迎えたが今まで通り新鮮でおもしろいと感じる。そしてサウンドトラックも、Radiohead「Fake Plastic Trees」とSupergrass「Alright」がハイライトに混じって、やはり尖って聴こえる。
The Breakfast Club / ブレックファスト・クラブ (1985)
古典的なサウンドトラックは、第1位のヒットとなったSimple Mindsの名曲、拳を振り上げるアンセム「Don’t You (Forget About Me)」たった1曲に要約できる。元はプロデューサーのキース・フォーシイによって映画のために書かれたもので、気乗りしないジム・カーとメンバーがいちかばちかやってみようと合意する前に、ブライアン・フェリーとビリー・アイドルのどちらもこの曲を録音する機会を断った。
Dazed And Confused / バッド・チューニング (1993)
この1993年の青春コメディは、後に大スターとなったマコノヒーからベン・アフレックなど若手俳優のアンサンブル・キャストで、Bob Dylan、Aerosmith、Alice Cooper、The Runaways、Deep Purple、Led Zeppelin、Black Sabbathを売りにしているサウンドトラックも同様に素晴らしい。
Sixteen Candles / すてきな片想い (1984)
AC/DC、The Specials、Patti Smith、Wham!など多くを扱った『すてきな片想い』で、もう一度、史上最高の青春コメディ映画製作者、ジョン・ヒューズが、カメラの後ろからと見事なサウンドトラックをキュレートする双方の才能を証明した。
American Graffiti / アメリカン・グラフィティ (1973)
ジョージ・ルーカスの『スター・ウォーズ』以前の傑作は、ロックンロール文化の有力な調査であり、ある劇的な夜の間に十代の集団の物語を伝える。それは究極の信頼性のため、Bill Haley And The Comets、Buddy Holly、Fats Dominoのような人たちによる音楽を巧みに使った。
Donnie Darko / ドニー・ダーコ (2001)
不気味なSFの古典『ドニー・ダーコ』を後ろ盾に、Gary Julesのゆっくりで頭から離れないピアノ主導のTears For Fearsのカバー「Mad World」は、2003年クリスマスの第1位の座を仕留めるほど、大きな成功となった。1980年代の憂鬱さは、忘れられない音が映画の荘厳な雰囲気に不可欠だったオリジナル・サウンドトラックで、ヒットチャートのトップ曲をはるかに超えて広がった。
The Perks Of Being A Wallflower / ウォールフラワー (2012)
原作小説を書いて、最近の映画化を監督したスティーブン・チョボスキーは、青春物語の中心にポップミュージックを置く。無名のThe SmithsのB面とCocteau Twins、Sonic Youth、David Bowieの曲をサウンドトラックに、物語を交換し、経験を分かち合う若者たちの物語。
Grease / グリース (1978)
結婚披露宴のディスコに行ったことがある人なら『グリース』の最大のヒット曲に馴染み深いことだろう。「Summer Nights」や「You’re The One That I Want」など、一握りのメガヒット、瞬時に象徴的なヒット曲を生み出したサウンドトラック。彼らの跳ねた陽気さは、この性欲旺盛なティーン映画古典作のダークな鋭さとバランスをとった。
Spring Breakers / スプリング・ブレイカーズ (2013)
ハーモニー・コリンのけばけばしい犯罪コメディ強盗映画について、ヒップスター・地獄かカルト・クラシックかを決めることができず、批評家は意見が分かれた。しかしそのサウンドトラックは、他のクレジットに『ドライヴ』や『ソラリス』などを含むCliff Martinezと、EDMの巨匠Skrillexによって作曲されたスコアで、ちょうどよい場所に命中させた。
Mean Girls / ミーン・ガールズ (2004)
平均的な中米の高校におけるグループに固執して面白いが残酷な意地の悪さで、21世紀最大のティーン・コメディーは、Kelis「Milkshake」とBlondie「One Way Or Another」のような盛り上げる曲を含んだサウンドトラックにより強化された。
Pretty In Pink / プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角 (1986)
インディの優秀な人、はい、監督としてジョン・ヒューズはNew Order、The Smiths、INXS、Orchestral Manoeuvres In The Darkをオルタナティブなゴールドのために招集するが、この映画のために特別に再録音されたthe Psychedelic Fursの主題歌が話題をさらう。
Juno / JUNO/ジュノ (2007)
彼女の役が主に聴くだろうと監督ジェイソン・ライトマンに話したので、主演女優のエレン・ペイジはこの映画でThe Moldy Peachesとその歌手Kimya Dawsonの音楽の乱用の張本人である。The Kinks、Mott The Hoople、Velvet Undergroundもまた皆このサウンドトラックで際立った存在である。
Can’t Hardly Wait / 待ちきれなくて… (1998)
1990年代後半のポップパンク・ルネッサンスに注意せよ!ジェニファー・ラブ・ヒューイットとセス・グリーンが出演するこの1998年のコメディ作品で、Blink 182、Smash Mouth、Third Eye Blindはすべてサウンドトラックの任務に出席する。他にも素晴らしいものがある。The Replacements、Guns N’ Roses、Parliament、Run-D.M.C.も現れる。
Dirty Dancing / ダーティ・ダンシング (1987)
Bill MedleyとJennifer Warnesの甘いデュエット「(I’ve Had) The Time Of My Life」が通常すべての賞賛を得るのは言うまでもないが、『ダーティ・ダンシング』のサウンドトラックには、Frank Valli And The Four Seasons、The Shirelles、Otis Redding and The Driftersという形で見つけられる金もある。
Save The Last Dance / セイブ・ザ・ラストダンス (2001)
この2001年の作品で、ジュリア・スタイルズ演じるダンサー、サラ・ジョンソンは、Ice Cube、Snoop Dogg、The Notorious B.I.G.による曲のために古い作曲者を捨てて、堅苦しいバレエをヒップ・ホップのリズムにあわせて踊ることと換える。
Various
Premier (1997-03-10)
売り上げランキング: 249,382
Premier (1997-03-10)
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Virgin Records Us (1999-02-17)
売り上げランキング: 9,406
Atlantic / Wea (1994-06-17)
売り上げランキング: 3,284
恋のからさわぎ
O.S.T
売り上げランキング: 742,730
O.S.T
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Original Soundtrack
Shanachie (2001-08-14)
売り上げランキング: 61,429
Shanachie (2001-08-14)
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Capitol (1995-07-18)
売り上げランキング: 613,996
A&M (1990-10-25)
売り上げランキング: 489,680
Giant Records / Wea (1993-09-28)
売り上げランキング: 426,863
サントラ ビーチ・ボーイズ
ユニバーサル ミュージック (2017-03-29)
売り上げランキング: 50,084
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Everloving (2002-04-02)
売り上げランキング: 346,939
Various Artists
Atlantic (2012-09-24)
売り上げランキング: 140,360
Atlantic (2012-09-24)
売り上げランキング: 140,360
Various Artists
Universal UK (2007-05-15)
売り上げランキング: 23,235
Universal UK (2007-05-15)
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Various Artists
Big Beat / Wea (2013-03-19)
売り上げランキング: 270,952
Big Beat / Wea (2013-03-19)
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サントラ アンジャリ ガブリエル・レーネ ニッキ・クリアリー ラジブ・スレンドラ ドナス P!NK ケリス オール・トゥー・マッチ サマンサ・ロンソン
ビデオアーツミュージック (2005-04-20)
売り上げランキング: 205,220
ビデオアーツミュージック (2005-04-20)
売り上げランキング: 205,220
A&M (1990-10-25)
売り上げランキング: 32,840
Elektra / Wea (1998-05-21)
売り上げランキング: 807,910
OST
RCA (1999-11-02)
売り上げランキング: 8,804
RCA (1999-11-02)
売り上げランキング: 8,804
Hollywood Records (2000-12-19)
売り上げランキング: 107,688
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