Pop BandとBoy Band ~Busted、McFlyからThe Vamps、The Strypes、5 Seconds of Summerなど

by - 10/31/2013


突然、タイトルと違う話だけど、これ読んですごくわかる!って思ったので。
アイドルDDとして生きる
DDってのは誰でも・大好きってのの略なのね。
この人、他の文章もすごく読みやすい。好き。

私もアイドル個人が好きってよりは、周りも含めて好き。
特にアイドルのファンが好き。
さらに言えば、アイドルのファンじゃなくても、ロック・スターのファンだったり、何かのファンが好きなんだと思う。

それで、この前初対面で数時間しかいなかったのに、「アイドル好き」って覚えられたことを思い出してた。
だらだらしながらみんなでYouTube徘徊してて、主に私が90年代のアイドルとかを他のみんなに見させてずっと喋ってたからなんだろうけど。
ディズニーからの流れで、98°(アラジンの「A Whole New World」をニックとジェシカがデュエットしてた)から、アメリカのアイドルには絶対おっさん担当(歌担当とかダンス担当とかビジュアル担当みたいな)がいる!とか、Take Thatのデビュー曲のMVがエロい!だとか、最後は1Dの子どもの頃の写真スライドショー動画見て、ひたすら「かわいい」「かわいい」言っていた。(その頃には二日酔いで頭痛いのも直ってた)

それで気付いたのが、 90年代頃、バックストリート・ボーイズとインシンクを頂点に盛り上がったアイドル・ブームの終わりの方にイギリスで登場したアイドル・バンドという形式(例:Busted、McFly)。
それが今の1Dを頂点とするアイドル・ブームにも、同じく当てはまるんじゃないかって思った。

ちょうど、その前からアイドルなんだろうけど、バンドの形式をとってるグループがいくつかいるなあと思ってた。
それで調べ始めてたんだけど、中々これという記事やまとめがヒットしなかった。

だから、じゃあ過去の方を調べてみれば何かわかるかなって思って、この2バンドについてぐぐってみた。
そうすると、 Pop BandとBoy Bandってキーワードが。
Yahoo! answersにも、「What's the difference between a band and a boy band?」って質問がいっぱい。

英語だとBandってのが、楽器持って演奏するグループだけじゃなくて、グループに対しても使われるから、男の子のグループは“Boy Band”になる。
その中でも、楽器を演奏してなかったり、生歌でなかったり、女の子(とゲイ)のファンがたくさんいるようなグループが特に“Boy Band”って言われるみたい。

そこには、同じようで違う、微妙な溝がある。
もうそれはアイドルが何かっていう概念による話だから、最後に判断するのは人それぞれになってくると思う。
ああ、“アイドル”という概念の差についても、深く調べてみなきゃって思ってる。(けど大変そうでまだ手が出ない…)


これは10周年を迎えたMcFlyについての記事。
タイトルからして、“Boy Band”との違いがわかりそう。

Why McFly are not a boyband | Metro

記事を簡単にまとめると、“Boy Band”との違いは、
  • 作詞・作曲できる
  • 製作チームによってグループがつくられていない
  • 会社に雇われていない
って感じ。


そして、Bustedが“Boy Band”について触れているものもあった。

Busted: We Are Not A Boy Band | Contactmusic
Band member JAMES BOURNE says, "The term boy band p***es us off. We don't do what boy bands do."

Lead singer CHARLIE SIMPSON agrees, "For people to call us a boy band is offensive. It's degrading."

And guitarist MATT JAY adds, "We are boys and we are in a band, but we are not a boy band. We don't dance, and we write our own songs."
俺らは男でバンドだけど、“Boy Band”じゃないって言ってる。
その理由に「踊らないし、自分たちで曲を書いてる」って。
やっぱり、自ら曲をつくって、自分たちで演奏するってのが大きな違いなのか。


最近、デビュー曲「Can We Dance」が英シングルチャートで2位を記録したThe Vamps。

先に簡単な紹介をまとめると、James McVey(19)がYouTubeで歌っているのを見たBradley Simpson(18)を誘い、さらに、ドラムのTristan Evans(19)、ベースのConnor Ball(17)を集めて、2012年に結成したという新しいバンド。すでに、マーキュリー・レコードと契約していて、 McFlyとツアーしたり、Selena Gomezの前座を務めたりしている。

The Vamps reveal all: Gym sessions with McFly, rejecting the X Factor and bizarre fans mailing... pubic hair! | Mancunian Matters
“X-factor is a great show and produces loads of great talent,” said Connor.
“But we are more interested in being musicians that write our own material.”
こんな若い子でも同じようなことを言うのか。

ここの影響の部分は、ちょっと「え?」って感じだった。(彼らじゃなくて書いた人の問題だと思うけど)
You may be surprised to hear just what The Vamps’ influences include. Of course there’s the obvious McFly and Busted, as well as punk-rock Arctic Monkeys and Blink 182 -- but even Taylor Swift is cited as an influence on their sound.
話がちょっとそれるけど、同じ記事で書かれていた彼らの紹介文、
The four-piece have since gained a huge online following through social media sites such as Facebook, Twitter and Instagram.
One Directionの成功も、インターネットとSNSのおかげな部分が多いことは前にも出てきたけど、この子たちもそうなんだ。
だって、YouTubeでバンドメンバー見つけてるくらいだもん。
私がThe Vampsを初めて見たのもYouTubeだった。


One Directionとの比較ってことで、日本でもすでに何度もTV出演するくらい活躍しているThe Strypes。
平均年齢16歳、アイルランド出身のバンド。
音楽ジャンルからアイドルとはあまり受け取られてないけど、 若さで言えば十分“Boy Band”。

The Strypes open fire on One Direction | RTE' Ten
"That whole manufactured side of music can't do any good," said Strypes' guitarist Josh McClorey. "It's a business. The people in those boybands or X Factor groups have no creative control, have no input. It's just a corporate thing. We're quite out of touch with it."

Drummer Evan Walsh added, "One Direction are the latest in a long line. You get the tabloids singing their praises and there's this ridiculous statement that they're the new Beatles but in the seventies it was The Bay City Rollers, in the eighties it was Bros, in the nineties it was New Kids on The Block and now it's One Direction. There's always been that candy floss pop."

"They're purely just faces," said bassist and haromonica player Peter O'Hanlon. "Their music, if you can call it music, has been done for them. That is not what we do."
制作の自由がなく、組織的なのが“Boy Band”で、自分たちはそういうんじゃないって。
「顔だけだ」ってはっきり言ってるのもおもしろい。

まあ、若いってだけでOne Directionと比べられるのは嫌だろうなあ。

こうやって見てきて、やっぱりバンドとアイドルってのは違うとされてるんだなと思った。
そして、自分たちがこうとしていても、まわりからそう判断されることもあるんだとわかった。
まあ、“Boy Band”という呼び方自体が若い子を差していて、一過性のものなのかな。

この作詞・作曲がって話は、日本の音楽でも言われる話題で、私も気になってブログ読んだりして。
(ちょっと違うかもだけど参考) レジーのブログ 「ロック」を崇拝し「アイドル」を侮蔑する人々

大掛かりな組織ぐるみのプロデュースでも、自己プロデュースでも、その素材をうまく使って調理してれば、私は食べるだけだからおいしければどっちでもいいよって思っちゃう。

と、ここまでこういうことをやってきたのは、そもそも5 Seconds of Summerについてやりたい!って思ったからだった。
5 Seconds of Summerは、One Directionの世界ツアーの前座に抜擢されて有名になったオーストラリアのバンド。
その抜擢されたのもYouTubeだったっていうから、00年代のMySpace世代バンドみたいに、今はYouTube世代みたい。
これから後に出てくるバンドのほとんどは、YouTubeにチャンネルを持っていて、有名なポップ・ソングのカバーをしている。

私は、One Direction以上に5 Seconds of Summer(5SOS)の子たちが好きで。
メンバーだけで言ったら、1Dは5人中5人がすごく好き!って言えないけど、5SOSは4人中4人とも好き。
みんないい子でかわいい。
イギリスでもアメリカでもない、洗練された部分もあり、素朴さもあり、オーストラリアのバランスが私はすごく好きみたい。
ルックスで言ったら日本人の好みにばっちり合うと思うし。

5 Seconds of Summer
Sydney,  Australia
2011~

Luke Hemmings (vocals, guitar) Born: July 16, 1996 Age: 17
Michael Clifford (guitar, vocals) Born: November 20, 1995 Age: 17
Calum Hood (bass guitar, vocals) Born: January 25, 1996 Age: 17
Ashton Irwin (drums, vocals) Born: July 7, 1994 Age: 19

Luke リーダー的存在。大人っぽい

Michael 髪の毛がカラフル。マイペース

Calum 比較的おっとりしてる、弟タイプ

Ashton 後から入ったメンバー。小動物顔だけど男らしい


このビデオのコンセプトがすごく好き。遊園地でかわいく。変顔も披露。
他にも、大食いしたり、体操服(みたいなの)着て対戦したり、スーパーヒーローのコスプレしたり、YouTubeチャンネルで私生活やオフショットを公開している。

でもこんなにかわいいのに。
曲が…すごくつまんない。
One Directionの方がPop Rockだよ(バンドじゃないのに)って、ずっと不満を持ってる。
どうしてそうなっちゃうのかな?
若い女の子たちは、それでもキャーキャー言ってるからいいんだけど。
私は若くてかわいいバンドに、かわいい曲(こんなの NOBUNNY "Blow Dumb")を歌ってほしいけど、そんなの甘々でつまらないのかな?
 sweeter than sugar
 yummy yummy
Bubblegum Popが好きなの。

もうしょうがないから、かわいい5SOSの動画を編集して、Nobunnyの曲くっつけた自分用のビデオつくって楽しむことにする。

ということで、最後に最近のバンド形式の“Boy Band”っぽいグループをまとめてみる。

“Boy Band”に関しては、全体的な流れをまとめるようなのを別にやる予定で準備中。

The Vamps
UK
2012~

Bradley William Simpson (lead vocals and rhythm guitar) July 28, 1995 (18) from Birmingham
James Daniel McVey (vocals and guitar) April 30th, 1994 (19) from Bournemouth
Connor Samuel John Ball (vocals and bass guitar) March 15, 1996 (17) from Birmingham
Tristan Oliver Vance Evans (vocals and drums) August 15, 1994 (19) from Exeter

プロフィールは前に出たので省略。
信じられないくらいキラキラした瞳。
1Dのナイルの弟ですっていっても通じるようなほっぺたがかわいい。
この曲は、ブルーノ・マーズも関わっている。


The Summer Set
Scottsdale, Arizona, US
2007~

Brian Dales (Vocals) November 19, 1989 (23)
Stephen Gomez (Bass) December 8, 1988 (24)
Josh Montgomery (Guitar) October 23, 1988 (25)
Jess Bowen (Drummer) September 17, 1989 (24)
John Gomez (Guitar, Vocals) April 8, 1991 (22)

2009年にデビュー・アルバム『Love Like This』を発売。
2010年にはVans Warped Tourに参加。
2013年、名門Fearless Recordsと契約。

いきなりEmo、Pop Punkだけど、だんだん縮小しているというか表に出てこなくなった印象のこのシーンで、1番好きなバンド。
ボーカルの歌がうまくて好き。
Emoのボーカルは歌うまい人が多いって印象。
これはちょっと昔の曲だけど、1番好きな曲。


Before You Exit
Orlando, Florida, US
2007~

Connor Patrick McDonough - Vocalist (Guitar/Piano/Keyboard/Saxophone) November 18, 1993 (19)
Riley Thomas McDonough - Vocalist (Bass Guitar/Piano) August 31, 1995 (18)
Toby James McDonough - Vocalist (Guitar/Piano/Keyboard) January 21, 1998 (15)
Thomas Christian Silvers - Live member (Drums) September 8, 1993 (20)
Braiden Montgomery Wood - Live member (Guitar/Piano/Keyboard) September 2, 1993 (20)

同級生のConnor、Thomas、Braidenによって結成。
その後、Connorの兄弟を中心としたバンド編成に変更。
2010年にAll Time Lowの前座を務めたのを始めとして、様々なアーティストのライブに参加。
メジャー・リリースのアルバムはまだだけど、東南アジア(Sony)では活発なよう。

顔立ちが古風というか、健全なアイドルの雰囲気。
ビデオの感じもディズニー・チャンネルっぽさがあって、ヒロインのStefanie Scottがディズニー・チャンネルの番組に出ているのもあるだろうし、兄弟なんでジョナス・ブラザーズ(最近解散を発表。って聞いた時、え?兄弟じゃんって不思議に思った)を意識してるのもあるのかな?


Hollywood Ending
US, UK
2011~

Tyler Wilson (Lead Vocals) August 12, 1994 (19) from Carmel, NY
Cameron David Byrd (Guitar and Vocals) August 16, 1994 (19) from Silver Spring, MD
Daniel Martin Geraghty (Guitar and Vocals) September 17, 1994 (19) from Baltimore, MD

『Radio Disney』のNext Big Thingで3位になったことから人気に火がつく。
2012年にMichael Montalbano (Drums)、2013年にオリジナルメンバーのChris Bourne (Bass)がバンドを離れた。
日本デビューも決まったみたいで、11月に来日ツアーをする。

最近のちゃんとしたMVがなかったので、アコースティック・バージョンのビデオ。元のPopなアレンジもいいけど、こっちの落ち着いた雰囲気はシンプルなビデオにちょうどいいかも。
ただ、ビジュアルはこれまで見てきたのに比べるとちょっと普通すぎる?


R5
Los Angeles, California, US
2009~

Riker Anthony Lynch (Bass, Lead vocals) November 8, 1991 (21)
Rocky Mark Lynch (Lead Guitar, Lead vocals) November 1, 1994 (19)
Ross Shor Lynch (Rhythm Guitar, Lead Vocals) December 29, 1995 (17)
Rydel Mary Lynch (Keyboard, background vocals) August 9, 1993 (20)
Ellington Lee Ratliff (Drums, background vocals) April 14, 1993 (20)

コロラド出身のLynch兄弟によって結成。
兄弟の名前の頭文字がみんなRで、5人兄弟(下にもうひとりRylandがいる)なのでR5。
2007年に一家でLAに移った後、2009年『So You Think You Can Dance』にRage Boyz Crewのメンバーとして出演。
ダンス・スタジオで会ったEllingtonをメンバーに迎える。
Rossはディズニーチャンネル『オースティン & アリー』に、Rikerは『グリー』に出演し、注目と人気が上がっていく。
2013年にデビュー・アルバム『Louder』を発売。

ディズニー・チャンネルは強いね。
日本の女子高生も「ロス・リンチやばい!」って騒いでたくらい。
こっちの兄弟は、ジョナスってよりはハンソンかな?(金髪だから)
これでもか!っていうビジュアルの魅力はすごく伝わってくるんだけど、曲がそこまでPopじゃないのが私にはちょっと物足りない。
「キラメキ☆MMMBOP」みたいなの欲しいって思っちゃう。


P9
Rio de Janeiro, Brazil
2012~

Igor Von Adamovich (18)
Jonathan Couto (18)
Guilherme dos Santos (18)
Michael Band (19)

リオデジャネイロの有名な待ち合わせ場所「Posto 9」が名前の由来。
ブラジルにも“Boy Band”をということで、プロデューサーのJason Herbert(イギリス人マネージャー、プロデューサー)とVenus Brown (アメリカ人プロデューサー) が中心となってSonyと共に、サーフィン仲間だったIgorとMichaelに2人を加えグループをつくった。
2013年に発売されたデビュー曲「My Favorite Girl」のプロデュースには、Timbalandも参加した。

ブラジルの男の子は爽やかに体育会系でかっこいい!
欧米の白人金髪のようなアイドル像とはちょっと違う雰囲気。
ここまで見てきたバンドの中で、私はこのグループが見た目と曲の平均点で1番好き。


P9はかわいいってよりはワイルドなイメージで、1DよりはThe Wantedっぽいよねってことでこれで〆
ウォンテッドは「The」ついてるグループだもんね。
(でも、バンド形式に当てはめられるとメンバー内序列が一目でわかるようになっちゃってない?)



You May Also Like

0 comments