Carrie / キャリー ~クロエ・グレース・モレッツが演じるべき役とは


観る前から好きじゃないと思っていたけど、好きじゃなかった。
始まりから、怖がらせようとしているのが伝わってきて、その時点から好きになれなかった。
自宅のベッドで赤ちゃんを産んで、はさみを持ってるからへその緒を切るのかな?って思ったら、切らないし、その後赤ちゃんを抱き上げるとへその緒ないし。
苦痛にわめいていたのに、ベッドの脇の棚にはたくさんのろうそくに火がついていて、いつつけたの?
って現実的じゃない場面にさらに映画への興味が引いていく。
最後の崩れる家の場面も、木の家に見えるのに、丸い石が多量に降ってくるし、人間には当たらずにきれいに回りに落ちるし(超能力使ってるのかもしれないけど)。
血が振ってくるところだって、3回くらい繰り返して強調するのが、すごくCG!っていう血だし。
母子の話なのか(Julianne Mooreが自傷するの痛そうすぎてだめだった。
この母親の話の方が想いが深そうだったから、この人の若いときの話のが見たいと思った)、女の子と女の子の話なのか(Gabriella Wildeが最後まで目立ってた。悪い子じゃないし。Portia Doubledayはすごく悪い子で、最後も酷くてよかった)、どっちに重点を置いてるのか?って微妙だったし。

観てよかったって思ったのは、Ansel Elgort
この子は少女漫画に出てくる胸キュン男子がはまるね。
ぱっと見、普通っぽいところがその効果を大きくしている気がする。
その他大勢にまぎれてしまいそうな見た目なのに、カメラが寄ると母性本能をくすぐる笑顔を繰り出してくる。
それがヒロインだけに(画面越しの視聴者にも間接的に)向けられている特別感。
ぼさっとして、頭まわらなそうなのに、いざと言うときにはスーツがかっこよくきまって、リムジンで迎えに来て、って王子様みたいな行動が似合う。
『シーズ・オール・ザット』のフレディ・プリンゼJrの役やってほしい。

そして、Chloë Grace Moretz
この映画を見たいと思わなかったのはキャリー役をクロエちゃんがやることになったから。
『モールス』のときも、クロエちゃんが怖くない。
今回も、クロエちゃんは怖くない。
まず、声がすごくかわいい。
特に「ママ」の言い方が子どもっぽさが強くて印象に残った。
あと、口のかたちがかわいい。アヒル口。
お母さん似の赤毛も似合ってた。
お母さんから厳しくされて、小部屋に閉じ込められたり、女の子たちにいじめられたり、プロムというダンスパーティに行くドレスを手作りしたりしてるクロエちゃんが、とってもシンデレラだった。

(『キャリー』と『シンデレラ』のマッシュアップ動画つくられてた)
Carrie Trailer Re Cut

クロエちゃんにやって欲しい役はそういうんじゃないんだよーと、これまで何度思ったことか。
出所を忘れてしまったけど、「外見にあっている」というとてもわかりやすい言い方をしている人がいて、クロエちゃんの場合、わざとなのか、「外見にあっている」役じゃないものばかりを選んでいるようにみえる。
激痩せしたり、激太りしたりっなどの外見から役作りするのは子どもにはできることじゃない。
それに、かわいい子どもになりたくたってなれるもんじゃないのに。
『グレッグのダメ日記』みたいな普通の子ども役をもっとやってほしかった。
『ヒューゴの不思議な発明』もかわいい良い子でよかった。
“ヒットガール”が人気になってしまいすぎたのがいけなかったのかな。

具体的にどんな役をやって欲しいかというと、アナソフィア・ロブの『ソウル・サーファー』や、アビゲイル・ブレスリンの『私の中のあなた』みたいな。
困難にも明るく立ち向かうヒロイン。

こういうクロエちゃんが主人公の映画見たい

『If I Stay』も曇り空な色合いだったからなあ。でも見ないと。

あと、Teen映画でもうよくあることだけど、音楽がすっごくIndieだった。
Vampire Weekendの「Diane Young」が効果的に使われてた。
The Naked And FamousはTeen映画向き。


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