Hounddog ~12歳のダコタ・ファニングのエロティシズム


幼い女の子をエロティックに撮って見せる映画はつくるのが大変だと思う。
例えば『エコール』の場合は、女の子が集団でいたり、学校という環境や制服などで補っていたりする部分があると思う。
この映画の場合、南部の田舎という設定や、梳かしていない髪、だらっとはだけた洋服や裸足という見た目の要素もあるけど、Dakota Fanningがエルビスの歌を腰を振って踊るという演技によるものが大きいと思う(ダコタちゃんは歌も歌える!)。
大きな木の上で枝につかまりながら(下からおじさんが見ている)、ベッドの上でシーツにからまりながら(ドアのところで青年が見ている)、といった描写で12歳の女の子がエルビスを歌い踊る。

これを素人の女の子がやってもかわいいものかもしれない。
でも、きっとそれは一場面にしかならないと思う。
ダコタちゃんがすごいのは、身体は子どもでも、与えられた役を演じている安定感と安心感があって、絶対的オーラでこの物語の主人公になっているところ。
同じ年頃の男の子と一緒に遊んで、ビールを飲んで、ませている様なところもあって、でもおばあちゃんの手伝いしたり、お父さんを恋しがったり、いろいろな表情を見せてくれる。

そして、ダコタちゃんはどんなことをされても汚れない特殊能力を持っているから、観客が悲惨な場面を乗り越えられる。
もちろん、その場面は痛々しいし、かわいそうとか同情とかするけど、何て言うんだろう?
簡単に言えばオーラなんだけど。
気持ち悪い、見たくないっていうような、カルト作品になることがないと言うか。
子役だけでなく、役者でもそういうものを持っている人は限られた人だけだから、それも才能。
Isabelle Fuhrmanがお金持ちの女の子の役で出ててびっくりした。
ちゃんとかわいい女の子だったけど、この子は主役のオーラよりはどっちかって言うとカルトのオーラを持っていると思う。
10歳にもならない年齢で、いじわるな子どもを演じている時点ですごい。

女の子女の子したイザベル・ファーマンが新鮮

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