To Sir, with Love / いつも心に太陽を
久しぶりに感動する映画を見た気がする。わかりやすい青春ストーリーで、反抗的だった子どもたちが先生を尊敬して感謝するまでをわりと淡々と描いている。60年代のイギリスが舞台というのがまた嬉しい。女の子はみんなオシャレで、男の子はみんなかわいい。途中急にスライドショーになるシーンがあって面白いんだけど、そこで使われている写真がいいブロマイドで、また見せ方が乙女チック。先生が黒人っていうのもかっこいい。イギリスっぽいし、オシャレ。ダンスもかっこよく踊れる。女の子はパメラが文句なしにかわいい。典型的な60sの女の子。金髪に人形のような顔。あの目は今の子にはないキラキラ。男の子はレイバン君がかわいい。ボブで、サングラスをとると女の子みたいな顔してる。不良のリーダーも心を入れ替えてきれいな格好で登校するところがかっこいい。ああいうところや、外出する時とか、ここぞって時にフォーマルにもオシャレできるのが洗練されている証拠。ただの学園映画、教師と生徒の映画で終わらずに、今見てもいいって思えるのは、こういう当時の若者の流行に敏感でそれをうまく利用しているから。
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