Skins Series 3
セックス、お酒、ドラッグと、現代の若者の乱れた青春模様を描いたイギリスドラマの最新シリーズ。キャストが一新されました。ほとんどが新人でフレッシュな体当たり演技。このドラマが"Gossip Girls"と大きく違うのは、その若さ。音楽はインディにこだわらず、ポップスやラップとかもごちゃ混ぜ。でも、Fleet FoxesやDeerhunterがかかった時はびっくりした。1話目を見た時は、ちょっと面白くないかもと思ったけど、ドラマは見出すとはまってしまう。毎回あるキャラクターにスポットをあてて物語が進行していくので、思い入れも出てくる。好きなキャラクターが見つかれば見続けてしまう。面白くないと思ったのは、大人の俳優がよくない。イギリスのテレビのことは良く知らないから、有名人がいるのかはわからないけど、妙に浮いていたり、安っぽかったり。まあ、子どもがメインだから気にしなければいいんだけど。
誰が一番好きとか、嫌いとかが、決められないくらい男の子も女の子もみんなかわいかった。しいて言うなら男の子はJJ(Ollie Barbieri)で、女の子はEffy(Kaya Scodelario)。
JJは精神科に通っているシャイなマジシャン。この顔どっかで見たことあるんだけど、誰だろう?チェックのシャツにパーカー、スキニーパンツにでかいスニーカーといういかにもな格好がはまってる。ある時なんてパーカーを2枚重ねしていた。リアル!
Effyは誰もが好きになってしまうドラッグ漬けのプリンセス。ロックな着こなしが細い体に似合っている。メイクや髪型の雰囲気がCory Kennedyっぽい。いつもクールな彼女は、意味深な笑みやトンでいるときにしか笑わない。
そのEffyの彼氏がセックスマシーンのCook(Jack O'Connell)。服装は床に落ちていたポロシャツをまた着ちゃう感じですごくガサツ。でもあのちょっとしゃがれた声と、訛りが好き。あれでストレートに誘われると女の子は落ちちゃうんだろうな。回が進むにつれてどんどん激しく荒れて、生き急いでいる感じなのが可愛そうだった。
もう一人Effyを狙っているのがFreddie(Luke Pasqualino)。CookとJJとFreddieの3人は幼馴染でもある。マネキンのように整った顔立ちで、ちょっと浅黒い肌の彼はモテるだろうな。でも性格が地味。一番普通の人。スケーターという設定だったけど、似合っていない。ファッションは都会のセレクトショップでそろえた感じで、ちょっときれいめ。
Effyの親友は不思議系のPandora(Lisa Backwell)。おっとりしていて、見た目も幼い。喋り方も若者言葉を沢山使ってちょっとなんて言ってるか判別不明のところも。でも彼女の存在があるから、この集団に良いリズムが生まれる。
Pandoraの彼氏はアフリカから出稼ぎに来たThomas(Merveille Lukeba)。いつの間にか学校に通ってた。音楽の才能があって、民族楽器を弾いたりラップも披露した。
面白いキャスティングなのが赤髪の双子Emily(Kathryn Prescott)とKatie(Megan Prescott)。顔が本当にそっくりだけど、性格は反対。Emilyはシャイで服装はプレップ。Katieはイケイケで服装はセクシーな豹柄。Emilyはゲイなんだけど、お父さんがマッチョだから家の中ではゲイは禁句。Katieも一緒に隠そうとする。あと、双子語を持っていて、それで喋るときも。かわいい。いつもは髪留めとか微妙にお揃いっぽくしているくらいなのに、ダンスパーティーではお揃いのドレスで現れ、親は喜んでいたけど、男の子たちはびっくりしていた。
Emilyが好きになるのがしっかり者のNaomi(Lily Loveless)。プラチナブロンドがイギリスの女の子っぽい。ママがヒッピーだったので、格好もその影響がみられる。ダンスパーティーの時はチェックのドレスで、とても似合っててかっこよかった。
さて、この中から誰が次世代のスターになるのだろう。
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