Anton Yelchin / アントン・イェルチンの思い出
Anton Yelchinが亡くなった。27歳という若さで、事故というのもあって、突然の喪失感。今もまだどんな気持ちでいたらいいのかわからない。それはきっと、子役の頃から見ていて思い入れがあるんだけど、大人になってからはそれほど追わなくなって、どんな様子かは何となく知っていたけど、作品を観るまでではなかったからなのかもしれない。
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一番最近観た作品は『Like Crazy』(2011)だった。感想は、「フェリシティ・ジョーンズかわいい!」ってのと、「だいぶインディな映画だな」というのがまず思いつくので、アントン・イェルチンがどうってのは、もうこの頃は過ぎていたみたい。
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最初にアントン・イェルチンを意識して観たのはたぶん『Hearts in Atlantis』(2001)。くるくる頭に丸い顔、丸い目、テディ・ベアみたいにかわいい子どもだった。共演のミカ・ブーレムも子役でたくさん出ていた。
『House of D』(2004)/最高のともだち [DVD]
『Fierce People』(2005)
『Alpha Dog』(2006)/アルファ・ドッグ 破滅へのカウントダウン (字幕版)
それから成長しても大きな目が特徴的なところは変わらない。自分が書いた感想を見ると、かわいい弟分という存在時代。
最近気づいたのだが、Anton Yelchinの喋り方がChristian Slaterそっくりなのだ。
Antonのちょっと舌足らずな甘えた喋り方は、あのかわいらしい顔とセットになるとどうしても弟分にしか見えない。
mysterious sheets: House of D / 最高のともだち
Anton Yelchinが良い子で、年上がかわいがりたくなるような弟分というキャラクターをうまく表現していて
mysterious sheets: Alpha Dog / アルファ・ドッグ 破滅へのカウントダウン
チャーリー・バートレットの男子トイレ相談室 [DVD]
アントン・イェルチンの代表作を挙げることになったら『Charlie Bartlett』(2007)を選ぶ。自分が好きなジャンルだからってのもあるけど、小さい頃から俳優やってきた人がそのまとめを一度迎えたような作品だと思う。“かわいい顔の繊細な子ども”というところから、大人の俳優になっていく過程の大きな一歩のような。
その後の『Middle of Nowhere』(2008)の感想にこんなこと書いてた。
優しくてちょっと気の弱い、3枚目キャラ。John CusackというよりはMatthew Broderickって感じ。
mysterious sheets: Middle of Nowhere
ポスターのデザインからも、チャーリーがフェリスへのオマージュを意識していたと考えて、アントン・イェルチンが30代後半とかになって『Election/ハイスクール白書 優等生ギャルに気をつけろ!』みたいな作品をやることがあったかもしれないと思うと残念。
同じ1989年生まれの顔ぶれを見ても、個性がかぶっていないので、まだまだやれる・やりたい仕事があっただろうに、本当に残念。
Nicholas Hoult
ニコラス・ホルト
生年月日: 1989年12月7日 (26歳)
Daniel Radcliffe
ダニエル・ラドクリフ
生年月日: 1989年7月23日 (26歳)
Taron Egerton
タロン・エガートン
生年月日: 1989年11月10日 (26歳)
Alden Ehrenreich
アルデン・エーレンライク
生年月日: 1989年11月22日 (26歳)
Brenton Thwaites
ブレントン・スウェイツ
生年月日: 1989年8月10日 (26歳)
Christopher Mintz-Plasse
クリストファー・ミンツ=プラッセ
生年月日: 1989年6月20日 (27歳)
この写真なんかいい。スーザン・サランドンと娘エヴァ・アムリの横で。
ジャスティン・ティンバーレイクが完全復活する前に共演。
俳優時代のドレイクとも共演していた。
Drake Pays Tribute To Anton Yelchin, Dead At 27
http://www.thefader.com/2016/06/20/drake-leads-tributes-to-anton-yelchin-dead-at-27
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