United States of Tara / ユナイテッド・ステイツ・オブ・タラ

写真で見て、この男の子、Keir Gilchristを是非見たいと思い、ようやく見ることができました。
このドラマは『Juno』の脚本家のDiablo Codyが制作し、脚本も何話かやっている。主人公のタラは多重人格で、女子高生、絵に描いたような専業主婦、バイカーのオヤジまで、さまざまな性格に突然変わってしまう病気と家族で闘っている。このモチーフがすごくおもしろいし、Diablo Codyの家族に対する目の付け所がやっぱりするどい。また、タラを演じるのは、性格女優のToni Collette。ドラマは全然やってなかったのに、この作品は自ら希望したそう。それだけやり甲斐のある役だし、見事に4人のキャラクターを演じ分けているのがさすがだと思った。
パパはドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』でも登場したJohn Corbett。イケメンだし、この人のあったかいオーラが、この家族にはすごく力強く感じられる。ナイスキャスティング。
今時のティーンな長女を演じるのは、子役から活躍しているBrie Larson。かわいい顔だし、親に反抗する態度とか、バイト先の上司を困らせるとことか、すっごく自然体で魅力的。ちなみに、ケイトの彼氏はゴス系の男の子で、ケイティを「キティちゃん」と呼んだり、「侍の心」とか言ったり、日本文化に傾倒している。また、ストーカー的にケイトを愛してしまうバイト先の支配人は、かなりのキモオタクキャラ。こういう細かい登場人物の描写も技が利いている。
長男マーシャルは、実年齢より大分年をとった趣味をしていて、精神年齢も随分上。ローブを着て、ジャズを聴く中学生。『天才!マックスの世界』のマックスの様。親友の女の子もかなり個性的。2人してリラックスという言葉を知らないくらいのキメキメファッション。シャツやジャケット、サスペンダーなどのアイテムを『プリティ・イン・ピンク』のダッキー並にオシャレに着こなす子は普通ではない。そう、マーシャルは最近気になる男の子がいる。そのジェイソンに憧れて、パフォーマンスアート的なちょっと過激な舞台のグループに参加しちゃうくらい。ジェイソンはマーシャルと違って、体格もいいし、ハンサムなので女の子がほっとかない。でも、マーシャルは積極的にアタックする。このゲイのティーンエイジャーキャラは画期的とも言われている。その様子を家族は慌てることなく見守っているのがいい。タラのことがあって、そんなにかまってられないというのもあるのだが。また、マーシャルはしっかりしている良くできた子供だけど、お母さんやお姉ちゃんはまだちっちゃい子と言う扱いを時々するのがまた面白い。ムーシュと呼んだり、マシュマロと呼んだりする。
あと、タラの妹も重要なキャラ。姉の影に隠れる妹というタイプでちょっとひねてる。美人なんだけど、自身満々な訳じゃなく、迷える子羊みたいな時もある。でも、辛口になったり、やさしくなったり、ホント見ていて飽きない人。
注目度も高いし、何気に製作者にスピルバーグもいるから、日本で観られる可能性もアリ。

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