Martha Marcy May Marlene / マーサ、あるいはマーシー・メイ ~主演エリザベス・オルセン



2011年のサンダンス話題作。
人里離れたところで自給自足をしている若者たちのグループ。家出少女のマーサ(Elizabeth Olsen)はそこで暮らし始める。最初は友だちの家に遊びに来た感覚だった。
でも、だんだんとそこのおかしさに気付き始める。
男が狩りをして、女が家を守る。狩猟民族みたいな暮らし。食事をとるのは男から。女はその間じっと待っている。寝床もひとつの個室に女たち全員が雑魚寝。
さらに、来たばかりの女の子はリーダーのパトリック(John Hawkes)の元に送られる。そこで何がされるかは察しの通り。
次第に居心地が悪くなり、マーサは思い切って脱走を図る。
そして、唯一頼れる親族の姉のところに助けを求めた。湖畔の一軒家で姉夫婦と新たな生活を始めるが、あそこでの体験は強いとらうまとなってマーサを苦しめる…。

アメリカって広いからこういうのが本当にありそうで怖いと思う。宗教心も強いし。
映画の中の若者たちは質素な暮らしをしていて、みんな綿っぽい服を着ている。
小麦色の肌に、麦わら色の髪。
野性的ですごくきれい。
仕事休みにギターをかこんで歌を歌ったり、一見落ち着いた生活のようだけど、現代社会的に普通じゃないよね。
普通じゃない生活にもルールがあって、今度はそれを守らないといけない。
一般的には、まず家族があって、その外側に社会があるんだけど、彼らはひとつの家族でひとつの社会。
だからそこのルールが第一。
それに若い子ばかり集められるから、洗脳されるのが早いのかな?みんなそこでの暮らしにすぐに順応している。あと、一般社会のルールもまだ完全に染み付いていないから、新しいルールで上書きがしやすいってのもあるのかも。
ああ、怖いわ。

主役をオルセン姉妹の妹、エリザベスが務めている。ファニング姉妹といい、妹は薄味で大きく育つんだね。
髪をダークに染めほとんど化粧もしていないので、エリザベスは本当に地味な女の子といった印象。演技はすごく自然で、さすが芸能一家って感じ。
でも、もしKristen Stewartがベラになっていなかったら、この役をやってたかもしれないと思うとちょっと残念。
何か雰囲気も似てたんだよね。演技も日常は抑えているんだけど、恐怖の場面で張り切ってる感じが似てると思った。
歳も近いしね。

他の俳優さんは、John Hawkesは最近ますます渋かっこいいね。
『ウィンターズ・ボーン』のときみたいに、厳しさの中にちょっと優しさがあるところがたまらん。
パトリックの次にグループの中で権力がある感じだったのは、Brady Corbet。最近はすっかりインディ俳優になったね。でも、そっちのが似合ってると思う。

お姉ちゃんのだんなさん役でHugh Dancyも出てるんだよ。誰かの夫や彼氏って立場が似合う。

脚本、監督のSean Durkinはまだ30歳だって!若い。
今はWilliamsburgに住んでるんだって。っぽい!!



中央のカーリーヘアの子Julia Garnerかわいい。
そして右端のいるChristopher Abbottは『Girls』のチャーリー

0 件のコメント:

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...