Jailhouse Rock / 監獄ロック

ElvisはElvisであるからかっこいい。何をやってもElvis。始めの監獄へ行くまではちょっと無理やりだろうと笑ってしまったが、Elvisだったら許される。友情に厚くて、女の子とは適当に遊んで、お金を儲けて、夢を叶える。これこそスター。ラストもやっぱり「え?」みたいな終わり方だったけど、有名な監獄ロックのダンスシーンはやっぱり楽しいし、Elvisの演じてたヴィンスは生意気でマイペースで自信家という、ヒーローの要素満点で好き。そしてちょっぴりおバカなところもかわいい。自分の歌う声をレコーディングして初めて聴いて、ホントに下手だなって自分で言って、もう1回やろう、ギターなんか要らないぜ。バンドのみんな俺を乗らせてくれよ。ってところが最高。

The Virgins @ Fuji Rock 7/24/2009

The Virginsのライブは期待しないで見て正解。きっと、期待していたら期待通りで終わっちゃったかもしれないけど、期待してないと、色んなポイントで感動できて楽しかった。このバンドは3人になってから特にキャラクターがはっきりして、突っ込みどころ満載で面白い。では、左から。Wadeはルックスが完璧だからいるだけでいい。彼のギタープレイのイメージは誰なんだろう。足をぐっと開いて力いっぱい弾いてますポーズがかわいい。途中で手持ち無沙汰になると、手が変な動きする。最後に前に出てきてかっこよくギュイーンてやってみたりも。まだ若いというのもあるけど、それでもWadeはやっぱり一人前の人間になれてないというか、普通の人の普通がないというか、ちょっと頭の弱い子なんだけど、見た目は完璧にできてるから、すごいよね。そういう星の元に生まれてきたんだ。そしてそれをつかまえたDonaldエライ!で、Donaldはスーパーセクシーマン。背があるのはかっこいいポイントだけど、後の部分は、顔が長いとか、どんどん痩せてるし、クマもひどいし、歯並びがたがたで、当日の格好は空港で買った「一番」Tシャツにジーンズ、裸足、首からタオル。これを普通に合わせたら超ダサいヤツなのに、Donaldは超かっこいいからすごい。オーラのなせる業?そしてすごく気持ち良さそうに歌ってた。'Fernando Pando'と'Love Is Colder Than Death'のゆっくり歌いあげる曲のときは前に出てきて、ひょろひょろくねくね歌ってた。好きな曲だったから近くで見られてよかった。あと、とにかくDonaldの目はヤバイ。あの目がセクシーすぎて!Nickは1番落ち着いてるタイプだから動きのパターンは限られている。首でリズムをとるか、ちっちゃく飛び跳ねてるか。時々他のメンバーとアイコンタクトしたりして。他の2人と比べちゃうからNickがすごくまともで、いかによく出来た人間なのかというのがわかる。サポートで気になったのはドラマー。すっごく笑顔で、その笑顔がもうキラキラしていた。『ズーランダー』の「ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ」が流れるガソリンスタンドのシーンのような。
あと、最後にやった曲が初めて聞くので、新曲かカバーか。すごくかっこよかった。他の曲も踊れる曲が多いけど、それよりもさらに踊れる曲。
また見たいかはわからないけど、昨日見られて本当に良かった。

Sticks 'n' Stones EP / Jamie T

これはジャケ買い。もちろんタイトル曲は好きだったから。PVもかっこいいし。だけど、カップリングの特に裏の2曲がすごく良かった。'On The Green 'はロックで新しいT、'The Dance Of The Young Professionals 'はそのセンスに脱帽。
今回は踊れる曲が多いので、アルバムがすごく楽しみ。

Can You Give It 7"×2+CDS / The Maccabees

またボックスセット付きで。今回は植物柄。すごく高級感。やっぱりくり抜きはしてある。今回、7"の裏はブラスバンドによる演奏。マーチ風Maccabeesも楽しい。こういうセンスは若いのにやっぱりすごいなと思ってしまう。

The Wild One / 暴れ者

Marlon Brandoかっこいい!この映画についてはそれしか言えない。
不良青年という役のイメージをつくったとして、Marlon BrandoとJames Deanは偉大なんだけど、それだけじゃなく不良だけどかわいいという魅力も同時に加えて、それがウケたから今も続くステレオタイプになったと思うし、人気があるんだと思う。でも、James Deanの演じたジムは細身でふらふらしている青年だったけど、Marlon Brandoのジョニーは、バイカー不良軍団のリーダーで、超マッチョな体型なのにかわいいからすごい。声がかわいいってものあるんだけど、トロフィーを大事そうにしてるとことか(ひもで縛ってバイクの頭に飾ったり、バーに入るときはそのひもからぷらぷら吊るしてさり気なく持っていたり、なくさないように鞄にしまったり、トロフィーは重要なアイテムだから毎回扱われ方が面白い)、すねたりするし、マッチョな男のナイーブな一面を見たって感じ。古い映画なので、演技とか展開に途中で笑ってしまうこともあるが、特に女の子の設定は古臭い。それもそれで楽しめる。
あと、やっぱりこのバイカースタイル。お揃いの皮ジャンに、バイクに乗るときは皮手袋もする。帽子やサングラス、ゴーグルなどは個人の趣味を出せる。もちろんチームの中で一番かっこいいのはジョニーだけどね。わざとなのか、走っているシーンのまわりはホントに地味なメンツで揃えてた。
歩いても、喋っても、女の子を誘ってもかっこいいジョニーだけど、走るとやっぱりなんか変。それも笑える。
とにかくMarlon Brandoがかっこいいので、キャーキャーいいながら観られる娯楽映画。

Querelle / ファスビンダーのケレル

この完璧な美への追求が素晴らしい。そのためだったら、現実に忠実になんてのは無視。ありえないと突っ込みたくてもここまで徹底的な世界を見せられるとそれに従うしかない。キャストから、衣装、セット、小道具、照明全てに守られるべきルールがあって、きらびやかで豪華。唯一の女性リジアヌのドレスや宝石のキラキラ具合がすごかった。キラっていう形がまさに星の形をしていた。
『ピンク・ナルシス』のピンクがない感じ。でも、そのナルシストのケレルに説得力があって、ジルとのやり取りはドキドキした。途中で挟まれる文章も徹底的な世界観で綺麗だった。

Bande à Part / Band of Outsiders / はなればなれに

やっぱり若者もこうやってちゃんと踊れないとダメだよね。知識と教養だけの頭でっかちじゃあ、モテないよ。アルチュールがカッコイイのだって、それが理由。自分に自信があって、カッコイイと分かってカッコつける余裕が良い。アルチュールはオディールがいくら美少女だからといえ、周りにいた女の子の中で1番かわいかったからくらいの価値にしか思ってなくて、オディールの方が夢中になっている。その構図がおもしろい。フランス人め。だって、アルチュールはフランツの方を上に見ていて、男同士で遊んでいるほうが楽しそう。それに比べてフランツは優男。でも、やっぱり、女の子に手を挙げるのは良くない。ラストのハッピーエンディング仕様のおかげで、Jean-Luc Godardなの気にしなくて観られる。そして『ドリーマーズ』を観たくなる。

Adventureland / アドベンチャーランドへようこそ

この映画でJesse Eisenbergのキラキラ度合いはハンパじゃない。神がかっているくらい。今までと同じモテない、さえない、どうしようもない役なんだけど、そのキャラをやり続けて、自分でもそれをわかっていると、こうも魅力的になるんだね。また、監督のGreg Mottolaとの相性も良かったのかもしれない。彼も主人公のジェームスの気持ちが分かるから、Jesseの表現をそのまま監督が捉えれたんだと思う。“エムを見つめる”ただそれだけなのに、シーンによってその瞳が色んな表情をみせる。この演技は今までのJesseにはなかったかもしれない。まだ出会って間もない頃、運転中のエムを見つめずにはいられないジェームス。そこの“恋しちゃった”というジェームスの瞳と表情がたまらない。あと、うまくいかない自分の人生に半分キレてるジェームスが、アドベンチャーランドのバイト仲間とつるむようになってどんどん開放的に自分を出していくそういう成長も、見ていて楽しい。その点で、やはりMartin Starrは重要な役どころ。彼以上にオタクでも彼以下にオタクでもこの映画の雰囲気には合ってなかった。やっぱりMartin Starrの喋り方が好き。ぼそぼそ喋るんだけど、気持ち悪くない。今回は、眼鏡がいつもと違ってグレードアップしてるし、髭も剃ってて、服装のダサさに目をつむれば完璧。そういえば、Jesseも特徴のある話し方。めちゃくちゃ早口。よくこれで今までやってこれたよね。注意されなかったのかな。でもこれも今では彼の個性の内。Bill HaderKristen Wiigは、今回は控えめだった。それでも一番コミカルな登場人物だったけど。あと、リサ・PのMargarita Levievaが超セクシーで可愛かった。バイト先ではマドンナルックで、男子を夢中にさせ、乗り物の音楽に合わせて、友人(これまたセクシーな黒人の子)と踊っていても許される。こういう誇張したキャラクターがコメディでは映える。Kristen Stewartはエムの役にピッタリだったと思う。クールなという形容詞が1番似合う若手女優じゃないかな。
あと、気付いたのはThe Cureがかかるとすごくロマンティックでセンチメンタルになって、青春映画にはぴったり。
最後にこの映画で1番オシャレだったのは、Martin Starrの弟役の子。裏庭で芝刈りしている1シーンしか出てこないけど、スポーティでカラフル。ソックスが最高。

Permanent Vacation

かっこいい。やっぱり若者が主人公の映画はいい。Chris Parkerがいい顔してるってのもある。スタイルもいいから何着ても似合う。そんな変なものは着てないけど。また、いかにもな若者らしい喋り方もいい。かっこいい人がかっこつけるのってかっこいい。レコードかけて踊りだすのも。ポケットから櫛を取り出してとかすのも。本を読むのも。波止場に佇むのも。全てが画になる。でもやっぱりこの人物は悲しい。人と交わらない生き方。寄られると引いて、寄れば引かれる。他人と交わるからドラマが生まれるのに。だから感情も少ない。ただ淡々と。でもこの長さなら耐えられる。

Summerhill

イギリスの寄宿学校を基にしたBBC製作のドラマ。子供たちが自分で学びたいことを決める自由なスタイルを持っている風変わりな学校。国の方針と戦いながら、子供たちも立ち上がる。4話まで。
イギリスという国らしく、この森の中にある学校はまさにファンタジーの世界。子供たちも思い思いの格好で過ごしているので、海賊や戦士、妖精などがいてとってもかわいい。
これを見ようと思ったのはOlly Alexanderが観たかったから。Ollyの演じたネッドは子供たちの中でも年上組で、リーダーの様な役割。クルクルの頭にベストという格好がかわいい。彼の勉強の興味は科学。
同じく年上組のお姉さん、Jessie Caveも透明感のある美少女。
物語はこの学校に転校してきた、母親がお受験ママのマディと、父親に無理やりつれてこられた悪がきライアンの2人を中心に進んでいく。2人とも家庭の問題を抱えながら、この学校での新たな出会いで変化していき、それは家族や国までをも巻き込んでいく。
純粋な子供心をそのまま映像にしたようで、本当に心が洗われる素敵なドラマだった。

United States of Tara / ユナイテッド・ステイツ・オブ・タラ

写真で見て、この男の子、Keir Gilchristを是非見たいと思い、ようやく見ることができました。
このドラマは『Juno』の脚本家のDiablo Codyが制作し、脚本も何話かやっている。主人公のタラは多重人格で、女子高生、絵に描いたような専業主婦、バイカーのオヤジまで、さまざまな性格に突然変わってしまう病気と家族で闘っている。このモチーフがすごくおもしろいし、Diablo Codyの家族に対する目の付け所がやっぱりするどい。また、タラを演じるのは、性格女優のToni Collette。ドラマは全然やってなかったのに、この作品は自ら希望したそう。それだけやり甲斐のある役だし、見事に4人のキャラクターを演じ分けているのがさすがだと思った。
パパはドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』でも登場したJohn Corbett。イケメンだし、この人のあったかいオーラが、この家族にはすごく力強く感じられる。ナイスキャスティング。
今時のティーンな長女を演じるのは、子役から活躍しているBrie Larson。かわいい顔だし、親に反抗する態度とか、バイト先の上司を困らせるとことか、すっごく自然体で魅力的。ちなみに、ケイトの彼氏はゴス系の男の子で、ケイティを「キティちゃん」と呼んだり、「侍の心」とか言ったり、日本文化に傾倒している。また、ストーカー的にケイトを愛してしまうバイト先の支配人は、かなりのキモオタクキャラ。こういう細かい登場人物の描写も技が利いている。
長男マーシャルは、実年齢より大分年をとった趣味をしていて、精神年齢も随分上。ローブを着て、ジャズを聴く中学生。『天才!マックスの世界』のマックスの様。親友の女の子もかなり個性的。2人してリラックスという言葉を知らないくらいのキメキメファッション。シャツやジャケット、サスペンダーなどのアイテムを『プリティ・イン・ピンク』のダッキー並にオシャレに着こなす子は普通ではない。そう、マーシャルは最近気になる男の子がいる。そのジェイソンに憧れて、パフォーマンスアート的なちょっと過激な舞台のグループに参加しちゃうくらい。ジェイソンはマーシャルと違って、体格もいいし、ハンサムなので女の子がほっとかない。でも、マーシャルは積極的にアタックする。このゲイのティーンエイジャーキャラは画期的とも言われている。その様子を家族は慌てることなく見守っているのがいい。タラのことがあって、そんなにかまってられないというのもあるのだが。また、マーシャルはしっかりしている良くできた子供だけど、お母さんやお姉ちゃんはまだちっちゃい子と言う扱いを時々するのがまた面白い。ムーシュと呼んだり、マシュマロと呼んだりする。
あと、タラの妹も重要なキャラ。姉の影に隠れる妹というタイプでちょっとひねてる。美人なんだけど、自身満々な訳じゃなく、迷える子羊みたいな時もある。でも、辛口になったり、やさしくなったり、ホント見ていて飽きない人。
注目度も高いし、何気に製作者にスピルバーグもいるから、日本で観られる可能性もアリ。

The Rocker / ROCKER 40歳のロック☆デビュー

これは普通に楽しめる青春コメディ。日本でもDVD出ればいいのに。でも、間違っても一連のコメディ扱いしないでほしい。これは主演はRainn Wilsonだけど、絶対ティーン映画。過去を引きずっているロッカーが、甥っ子の友達とバンドを組んで夢を叶えるっていうストーリー。だから、メインは高校生たちの生活。初ライブはプロムだし。
バンドのボーカル兼ソングライターはTeddy Geiger。この人の立ち位置がいまいちわからないんだけど、アイドル寄りで捉えていいのかな。すごくエモいキャラで、詩をノートに書きためていて、覗かれると隠しちゃう。バンド名がA.D.D.(注意欠陥障害)だしね。で、甥っ子はJosh Gad。動きがJack Blackで声がJonah Hillって感じ。で、紅一点はEmma Stone。あまり笑わないクールな役。彼女を見ていると、Lindsay Lohanを思い出す。顔も似ているし、赤毛だし、コメディエンヌのセンスもある。
他にも『俺たちニュース・キャスター』のChristina Applegateや適役が似合うWill Arnett他、どっかで見たことあるコメディアンが多数出演。彼らのバンドシーンは本物と思うくらいよく出来ている。でも、一旦ステージを降りるとただのコメディアンになってしまうそのギャップがおもしろい。
音楽やファッションのセンスにはとやかく言わない。これがアメリカ。
あ、最後にこれを見た理由のMoby Type KidことKeir Gilchristは本当にうまい。この若さで自分の長所を生かして役ができるってすごい。1シーンのちょい役だけど、見る価値ある。

Middle of Nowhere

すごくインディ映画。Eva Amurriの存在自体がすごくインディ。持ってるオーラが違う。さすがSusan Sarandonの娘。今回は母娘競演だし。Anton Yelchinも、メジャーになる前に良い映画にいっぱい出ていて、これもそのうちの1つ。やっぱり、優しくてちょっと気の弱い、3枚目キャラ。John CusackというよりはMatthew Broderickって感じ。
夏のプールでのバイトとハッパと友情と恋愛。なんかこれだけ書くと『Adventureland』みたいじゃない?
妹役のWilla Hollandは初めて見たけど、すごくかわいかった。母からモデルにさせようとされているだけあってスタイル良いし、ちょっと妖精みたいな顔が魅力的。
そして、何でかGokuが出てきて、おいしい役貰ってずるいぞとか思ってたら、そうじゃなくてすっきり。

Angus, Thongs and Perfect Snogging / ジョージアの日記 ゆーうつでキラキラな毎日

もう観たのが大分前になっちゃったから、何が面白かったか全然覚えてないや。大雑把に言うと、『ブリジット・ジョーンズの日記』+『プリティ・プリンセス』+『Skins』って感じ。ティーンが観てわいわい喜べる内容になっている。それだけのサービス精神に徹しているところがすごいし、キャストも若いので、そのエネルギーがすごい。
一番興奮したシーンはジョージアがロビーと仲直りするとこ。浜辺だけど、イギリスらしいどんよりした天気。ジョージアの気持ちをそのまま表しているかのよう。気持ちが沈んでいるから、格好もダーク。そんな2人が仲直りして気持ちが盛り上がったところにThe Maccabeesの「Toothpaste Kisses」が!この可愛いカップルにこの曲がすごく合うし、オーランドの声は映画で聴くとまた良い!
あと面白いなと思ったのは、イギリスとアメリカの文化の違い。アメリカのティーン映画だったら、最後は必ずプロムで決まりなのに、イギリスはそういうのがないのかな。だから誕生日会。でも、アメリカのティーン映画の伝統はきっちり受け継いでた。ジョージアが誕生日の日、ドレスに着替えて登場するシーンは、『シーズ・オール・ザット』のようだった。「キス・ミー」のような印象的なテーマソングは流れなかったけど。あと、キスの先生ピーターが、練習タイムのBGMに選んだのが「True」。これは『すてきな片想い』のダンスパーティーで流れていた曲。他にもいろいろパロディで使われているけど。あと、女の子4人組でわいわいやっているところは『ミーン・ガールズ』のようだし。
でも、やっぱり、ここに挙げたどの映画のレベルにも達してないのが残念。自分がこれで盛り上がれる年齢を過ぎてしまってるからかもしれないけど、でも違う気がする。主役のGeorgia Groomeはかわいいし、変な格好や顔もできるから幅があっていいと思う。親友のEleanor Tomlinsonは典型的な美人。だから何やってもいい。問題は男の子。ピーターやデイブは脇役としてすごくキャラを発揮していてよかった。トムはすっごく普通。普通の美形なイギリス人。そう、問題はAaron Johnson。人気もあって、キャリアもあるのに、好きになれない。だって、ロビーがやってる(ということになっている。絶対彼は演奏していない)バンドが超ダサい。アイドルバンドというにははじけっぷりが足りないし、インディバンドというにはエモすぎる。アメリカでエモはかわいいのに、イギリスでエモやられると、ジャケットに缶バッチとか、ハットとかタイとかなんか格好がキメキメ過ぎでダメ。だからその中途ハンパさが物足りなさの原因な気がする。どうせだったら、めっちゃインディにしちゃえばよかったのに。だって、ジェスの部屋の壁にThe More Assuredのポスターが貼ってあったんだよ!ロンドンでもそんなにいないだろうに。だからそこらへんのアンダーエイジバンドを使って。そしたら何年後かに観た時に、あの時代はって思える作品になるのに。

Half Nelson

Ryan Goslingはやっぱり良い俳優だな。同年代の俳優の中でも抜きん出ている。派手さや変態さは、他の俳優に比べたら少ないかもしれない。でも、そのゆっくりとしたキャリアが安定しているのは彼自身の才能だと思う。
今回は教師役。意外とはまっていて、子供たちとのやりとりもすごく自然。だんだんダメになっていくんだけど、その風貌も素敵だ。立場上、シャツにネクタイという格好が多いんだけど、サングラスや無精髭で清潔なイメージを崩しているところがいい。一人が好きな寂しい男かと思ったら、意外と遊ぶし、でもその遊び方がどこかクール。猫を可愛がるところとか。部屋の趣味も良い。音楽も。レコードで聴く。そんなかっこいい先生。
思い出の彼女役の女優さん、見たことあるなと思っていたら、『Edge of Seventeen』の子だった。スッキリ。

Clerks II / クラークス2/バーガーショップ戦記

Kevin Smithの中でもやっぱり『クラークス』が一番好きだったから、これはずっと見たかったんだけど、やっぱりPart.2はダメっていうセオリー通りだし、メジャーの手が入っているのがありありと感じられて、もちろんそんな中でも監督は遊んでいるけど、やっぱりどこか物足りない。
オープニングは最高!あれ、間違えたかな?と思ってしまった。でも、やっぱり2人は老けた。それに比べてジェイとサイレント・ボブは変わらない。すごいな。Kevin Smithの好きなところの1つは、ベン・アフレックが毎回いることなんだけど、やっぱり今回も出てきた。こういうことするからベンを嫌いになれない。
そして今回の見所は、優良店員イライアス役のTrevor Fehrman。ガチガチのオタク役。クラークス始め、Kevin Smithの特徴はとにかく喋ってることなんだけど、今回も、映画オタクの会話が超冴えてる。イライアスは『トランスフォーマー』と『LOTR』のファン。この設定だけで、Kevin Smithの狙いがわかる。そして、ランダルが監督の口となってオタクたちをボコボコにするのだ。で、ランダルが『SW』を例に挙げると、『LOTR』ファンは敵意むき出しで反発する。そのやりとりが、この前見た『FANBOYS』の『ST』ファン対『SW』ファンのそれを思い出させて、オタクっていいなぁとしみじみしてしまった。話をTrevorに戻すと、彼はそんなルーザーレベルのオタク役なんだけど、顔がかわいい。Michael PittとかKieran Culkinみたいな個性的美形。コメディセンスもある。だけど、この後パッタリと活動が止まってしまう。今こそ活躍の時なのに!

Good Dick

Martin Starrホントかっこいい。この映画では『Knocked Up』並にひげもじゃだけど。役柄はレンタルビデオ店のオタク。はまり役。でも、そんなに、ってか全然活躍はしない。脇役をシンプルに演じている。
本筋は、すごく今時な問題を扱っている。Marianna Palkaは自作自演で、この映画を作った。そうとう鋭いセンスを持っている女性だ。これ程までにクレイジーになれないけど、ちょっとした鬱は誰でも経験あると思うし、少女から女性になる微妙な時期に注目しているところがいい。それっぽい邦題つけて、ミニシアターで上映すれば局部ウケしそう。
相手役のJason Ritterも、すごく魅力的な役をやっていた。インディでもメジャーでも適応できる地味だけど、長生きしそうなタイプ。

Twilight / トワイライト~初恋~

この写真くらいの明るさがあったらな。でもそうじゃないダークさが今っぽいのかも。原作が少女向けなだけあって、すごく女の子が喜ぶ映画になっている。そう考えると、この監督は正解だったのかも。若い女の子の感性を持ってる人だと思うから。だから、次回作は監督が変わるので、また違った雰囲気になると思う。でもファンは、エドワードとベラのロマンスや人間離れしたヴァンパイアに興奮しているので、どっちでもいいか。
キャストの中でこの監督の好みかなと思ったのは、Taylor Lautner。写真や、普段の様子よりも映画のが断然良かった。黒目がちの瞳がJohn Robinsonを想わせる。
あと、彼もだけど、ベラの友人にもアジア系の子がいたりして、すごく多人種なのは、Catherine Hardwickeらしいなと思った。
Kristen Stewartは、正統派女優の道を着々と進んでいるよね。だからあんまり面白みがないんだけど。出てる作品もあんまり見たいのがなかったり。好きなところはMichael Angaranoと付き合ってるところ。まだ続いてるのかな?
Robert Pattinsonについては突っ込みどころが多すぎて超笑った。まず、実験のクラスでのあの反応!喋りかけ方も不自然。あんなやつ実際にいたらキモイよ。いくらあのビジュアルでも。いや、あのビジュアルがよけいにダメかも。ヴァンパイア一家のキャラ設定自体が変だった。ある意味ヴァンパイアのイメージを一新したのかもしれないけど。あと、Robはアメリカ英語がまだまだな気がした。でも、これでアメリカ進出したし、世界的なアイドルになったけど、Robはアイドルタイプの人じゃないからな。たぶん。自分ではそう思ってそう。ぜったいTom Sturridgeのがアイドルに向いてるんだよ。この役だって、Tomができたもん。まあ、すぐにTomも人気が出ると思う。だから、2人でイギリス映画界の新しいスターになってもらいたい。Hugh GrantとColin Firthのような。もちろん、TomがHughで、RobがColin。

Fanboys / ファンボーイズ

これはStar Wars Fanの映画だけど、私にとっては懐かしい若手俳優のオンパレードで興奮。そして、長くなりそうなので、初めに言っちゃうと、Jay!今まで見た映画の中ではこの役が一番良い。もちろん、ベストはドラマの方だけど、でも、ドラマの役がそのまんま成長したって感じの役で、Windowsのパワーノート使っているからWindows。ネットの世界に住んでいて、彼女もいるけど、目の前の女の子には興味がない。皆にバカにされるキャラってのはいつもと同じ。Jayって、手足が細くて長いから、それを持て余していて、だから何だか動きが滑稽なんだよね。身振りも派手だし。今時グーサインする人いる?それに今回はなんと行ってもGeekアイテムの眼鏡が利いてる。変な髪形って言われていたJayスタイルのサイド刈上げも、似合ってると思う。あー、もうちょっと遅く生まれてきて欲しかった。今セラくらいだともっといろんな役できたのに。そこだけが惜しい。
で、話を戻すと、まずは主人公。Sam Huntingtonは『デトロイト・ロック・シティ』のジャム。今回も同じような役。今回はお父さんだけど。Chris Marquetteは『ガール・ネクスト・ドア』のイーライ。やはり、ギーク。彼はちょこちょこ青春モノで、見るんだよね。ギークよりのスラッカーなイメージ。昔で言うSeth Green?Dan Foglerはコメディの人だけど、この人がいるといないでは大違い。やっぱり、仲間のうちの一人はこういうとことんバカやれる人がいないと面白くならない。Kristen Bellは『ベロニカ・マーズ』が有名だけど、見てないからな。でも、イメージは同じ感じだと思う。ちっちゃくて、ボーイッシュで、アヴリル・ラヴィーンみたい。で、ここまでがメイン。
で、サブキャラでは、なんと言ってもSeth Rogen!最近落ち着いてきちゃったかなって印象だったけど、この時ははじけまくり。2役やってたんだけど、初めのうちは気付かなかった。そのくらい完璧になりきっていた。やっぱり才能がある人は違うね。これでJayと同じ年なんだもんね。信じられないね。
他に気になった人を挙げていくと、ジェイ&サイレント・ボブ、Danny McBride、Ethan Suplee。Lou Taylor PucciとNoah Seganには驚いた。
でも、やっぱりJayとSethだな。同い年のこの2人と、さらに同い年のMartin Starrで映画作ってくれないかな。FrancoとJasonもカメオで出てくる。そうするとJuddも出て来そう。

Year One / 紀元1年が、こんなんだったら!?

Michael Ceraって不思議。でも、見つかって良かった。演技してないだろうな。そしてやっぱり、女の子といるより男同士で面白いこと考えてるほうが好きそう。
話は絵本みたい。2人が時代を旅する。そういう意味ではちょっと勉強になるね。
笑いは、、、ゆるい。Jack Black(high)+Cera(low)=+-0って感じ?
Christopher Mintz-Plasseが成長していてびっくり。声変わりしていた。

The History Boys

Richard Griffithsは、生きる奇跡のよう。あの人を見ているだけで幸せになれる。大きい体なのに、手のしぐさや表情で、すごく繊細な演技をする。この、風変わりな教師の役もすごくあっていた。ぜひ舞台版で見たかった。生徒たちも、オリジナルキャストで、高校生に見えない人もいたけど、時代設定が80年代なので、昔っぽい顔ならありかな。イギリスで、80sっていうと、ここ最近見た映画では必ずThe Cureの"Boys Don't Cry"が使われていたのに、今回はなかった。New OrderにThe Clashなど、なかでも一番印象に残っているのはThe Smiths。男子校の登校シーンにモリッシーの声がバックで響く。何てニクイ演出!
生徒の中での一番のいい子ちゃんを演じたSamuel Barnettは、どこかで見たことあると思っていたら、前に見ていた。可愛い顔は目立つ。

Tropic Thunder / トロピック・サンダー 史上最低の作戦

やっと見ました。Jay Baruchelのメジャーコメディ作品。
ちょっと昔のことだから結構忘れてしまった。でも、やっぱり、JayはJayだった。裏切らない。これだけのキャストの中にいても存在感が出るほどに、このキャラは浸透してきた気がする。
映画の感想は、Ben Stillerは監督になったほうがいいね。プロデューサー兼の。これは演技で、狙ってやっているんだとわかっていても、もうさすがに見飽きた感。懐かしい感じになるのは得じゃないと思う。コメディは鮮度が大事だし。Jack Blackについてはそんなに言うことはない。ジャンルが違いすぎる。Robert Downey Jr.は、さすが復活と言われただけある。『アイアンマン』もかっこいいけど、こっちもかっこよかった。昔から才能があったんだろうな。だから残っていられるんだもんね。Danny McBride、本当に勢いがある。ちょうどうまく、彼の入り込める穴があって、そこにうまくフィットした感じ。いそうでいなかったタイプ。
あと、トムについては、すごく発見があった。トムって個人的にどうしてもだめだったんだけど、今回は良かった。なんでかなって考えたら、いつもとの大きな違い、見た目。特に顔。好みの問題でもあるんだけど、でも、トムの映画が見たくないってのは、彼のあの顔の演技が見たくないからってのもあるんだと思う。80sの映画は我慢していくつか見たけど、『卒業白書』はまだ良かった。それは、多分トム自身がまだ演技をしらなくて、監督の言いなりになっていたからだと思う。トムの中でトム演技が構築されればされるほど、こっちは引いてしまう。でも、あの2枚目顔だと、力入れて演技しないと説得力が得られないのかも。それで今回は、顔で判断されることがなくなったという開放感からか、すごく生き生きしていた。これを引っ張り出してきたベン、エライ!
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