Jongens / Boys ~青い時だから青春と言う

Jongens

話はよくあるComing-of-ageの物語。陸上のリレーチームで一緒になった男の子といい感じになったけど、女の子に興味深々の親友に付き合って女友だち関係も忙しくて、家族は事故で母親が亡くなってからぎくしゃくしていて、特に兄の反抗がひどくて、自分はそれ以上もめ事をつくらないようにしなきゃで、だから彼と一緒にいることは良くないことなんだと割り切ろうと思うけど、でも……っていう。

そのありふれた物語をすごく美しく映像にしたのがこの作品。ポスタービジュアルから惹きつけられる。映像も、ミュージックビデオのように雰囲気がいいものが多く、オランダの田舎の自然に包まれた風景や10代の男の子の美しさを堪能できる。陸上をやってるってこともあって、タンクトップとショーツが基本の格好なので、走るための筋肉がついた手足が無防備にそこにある。そして、チームカラーが青だからか、服装は青系が多く、自然の色とも調和している。

音楽も内容に合っていてよかった。始まりと終わりに流れるのはオランダのバンド、Mossの「I Apologize (Dear Simon)」でテーマ曲のように歌詞が心にしみる。キャンプファイアーで相手の子が歌う「You Are My Sunshine」は、主人公に向けられているように聞こえる。2人の関係がぴんと張り詰める移動遊園地の場面では、ネオンライトの中、M83の「Midnight City」が流れて甘酸っぱさを盛り上げる。

Boys

Boys

Boys
トランポリンの下からの構図。横顔美人

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