My 5 Best TV shows of all time / 私のお気に入り海外ドラマベスト5
何か忘れているかもしれないけど、今のところのベスト。
私が映画やドラマを観る動機は“Teen 10代”が主になっていて、ドラマではそこから派生して家族や兄弟の話が多いのかな?
ちなみに6位は、『ツイン・ピークス』。
主人公の配役が間違いない。だから演技に引っぱられて物語に入り込める。
ちょっと変わった役柄でも、Toni Colletteの演技におかしいなって思うことはない。
基本的に家族の話なので、出てくる登場人物がほとんど変わらないから、一度感情移入してしまえば、そのまま家族と一緒にいろんな問題にぶつかっていける。
タラの結婚してからの家族だけじゃなくて、生まれた家族も重要。妹(Rosemarie DeWitt)の存在が、グレグソン家だけじゃない新たな視点を生む。
そして、Patton Oswaltという人柄。
あと、子どもたち。これだけやっかいなお母さんのいる家庭なのに、問題のない子どもはいない。
ケイト(Brie Larson)のいまどきな女の子像が新鮮だった。変な男ばっかりにひっかかってしまうのも、Brieの「あーうざ。めんどくさ」みたいな態度も、全然媚びてないところがいい。
マーシャル(Keir Gilchrist)は私のかわいい弟。こんな弟が欲しかったって思う。お母さんとお姉ちゃんにかわいがられているのがかわいい。いろんな初めてを体験して成長していく姿をずっと見守っていたい。
大人たちの話がおもしろいのもそうだけど、子どもたちの役柄が新鮮で、だけど変わり者すぎない真実味があるのが魅力。
#4 Skins
ちょうどシーズン1が始まった頃に、UK Indieにはまっていたから、このシリーズが始まるときのCMはすごく覚えてる。
ベス・ディットーの叫びが響く中、踊り狂う10代の男女。
すぐに観たいって思ったけど、なかなか観ることができなくて、結局観たのは第2世代の子たちの頃だったかな?
だから、こっちの方が思い入れがある。
このシリーズは、登場人物ごとの話で毎回進んでいくので、魅力的な登場人物が重要な要素。
演技経験のない素人も混ざっている俳優たちなので、その子自身の味が直に出てるんじゃないかなって役もある。
男女8人くらいいれば、好きな子が1人くらいは見つかるでしょう。
私の好きな登場人物TOP3は、クック(Jack O'Connell)、リッチ(Alexander Arnold)、ミニ(Freya Mavor)。(※見た目半分、性格半分)
あと、音楽の選曲がドラマの価値を高めてるのも重要な基準。
音楽やファッションから時代を感じられることがすごくいい。
#3 Shameless / シェイムレス 俺たちに恥はない
これもUSOTに近くて、家族とそのまわりの人物たち以外に登場人物が増えたり減ったりあんまりしない。
兄弟が多い分、幅広い物語を楽しむことができる。
本当に、どこまでありなの?って現実的じゃないこともいろいろ起こるけど、人物自体は普通にいるような人たちだからちゃんとついて行ける。
兄弟の描写がわかりやすい上に、プラスアルファの個性の味付けも抜群。
長男リップ(Jeremy Allen White)は責任感が強くて下の子たちに無条件に優しいけど女たらし。(カーリー!)
次男イアン(Cameron Monaghan)は家より外へ向いている。ミッキーとの関係にハラハラしっぱなし。(赤毛!)
三男カール(Ethan Cutkosky)はあんまり出番ないけど、お父さんやおばあちゃんとの絡みで良い味出てる。(坊主頭!)(3兄弟が私の好きな髪型BEST3なとこもやばい)
次女のデビー(Emma Kenney)の朗らかさと愛情深い性格は真ん中の子ならではな気がする。弟よりも声低いけどそれがいい。
長女のフィオナ(Emmy Rossum)はもう大人なのでちょっと別で見てるけど、家族全部をひとりでなんとかしようとして自分を犠牲にしてるから、年相応な女の子らしい面がみられるとうれしい。
お父さん(William H. Macy)も、お母さんも、お隣さんも、ジャクソン家(Joan Cusack)も、大人はみんな個性強すぎ。
Teenって面で見ると、リップとイアン中心になってくる。2人の恋愛対象は全然別だけどすぐやるところは似てる?そして遊びまくってるみたいだけど一途だし。
登場人物の個性が1番の魅力。それで好きになるか嫌いになるか分かれると思う。
唯一の現在放送中のドラマなので、続きも気になる。
#2 My So-Called Life / アンジェラ 15歳の日々
ほとんど1位だけど、知った時期の差で2位。
自分がアンジェラ(Claire Danes)と同じ年くらいでこれを観ていたら、すごく影響されてたと思う。
アンジェラは本当に普通の女の子。お金持ちすぎず、貧しすぎず、両親がいて、姉妹もいて、勉強も運動も特別すごいわけじゃない。
Claire Danesの演技も大げさじゃなくてちょっと不恰好?な感じでかわいらしく見えるように意識してる感じがなくてすごく自然体なのが良かった。
私は自分が共感できるってのが結構大きくて、アンジェラはその要素が大きい。
でも私はジョーダン・カタラーノ(Jared Leto)じゃなくてブライアンのがいいな。それは今、外の目から見てるからかもしれないけど。
登場人物が下の名前じゃなくて名字付きで呼んでるのもなんか新鮮だった。
レイアンとリッキーの2人は刺激的で楽しい人たちだけど、それぞれ抱えている悩みが重くて、シーズンの後半になるつれてどんどん暗くなっていく。見るのもちょっと辛いくらい。
でも、それがグランジ~な90年代の音楽と合うんだと思った。
誰かの家でのパーティや学校主催のダンスパーティも出てくるし、廊下での視線のやりとりや、女子トイレでのおしゃべりなど、高校生活の定番の場面が見られるのもいい。
#1 Freaks and Geeks / フリークス学園
好きなところはたくさんあるけど、自分が架空の人物(映画や小説などの登場人物)だったら誰?って考えたときに1番に思いつくのがリンジー(Linda Cardellini)ってのが理由のひとつ。
私もリンジーみたいに考えるって共感するところがいっぱい。
リンジーに影響されたからってわけじゃないと思うんだけど、ダニエル(James Franco)がかっこいいと思いながらもニック(Jason Segel)が好きだもんな。
そのほかでは、10代の役を10代に見える20代がやることがあるけど(労働時間の関係とか)、サム(John Francis Daley)をはじめとするGeekの子たち(Seth Rogenもその年だったけど)の生々しさは本当の年齢の子だからってのも大きいと思うから。(監督や作り手の意図するところってのもあると思うけど)
その年齢のそのときにしかない一瞬の輝きみたいなものを映像に残してくれてありがとうって思う(変態)。
ニールを演じたSamm Levineは普段からそのまんまって感じだけど、ビルを演じたMartin Starrは演技の部分が多そうって思うから、さすが子役出身俳優!
0 comments