White Bird in a Blizzard ~シェイリーン・ウッドリーはいつも反抗期
『ファミリー・ツリー』、『ダイバージェント』、『きっと、星のせいじゃない。』と、Shailene Woodleyが演じる役は反抗期なことが多い。この映画でも専業主婦の母親の存在が鬱陶しいと思っている17歳の女の子を演じている。カウンセラーに話すというかたちで彼女の気持ちが語られる。奇行をくり返す母親にうんざりしていて、突然の母親の失踪も受け流す。それよりも自分自身の探求に夢中。急にそっけなくなった恋人(向かいに越してきた落ちこぼれの不良:Shiloh Fernandez)にも執着せず、年上の男(母の失踪を捜査していた警官)を誘惑して自分に自信をつける。
シェイリーン・ウッドリーが恵まれた体型を惜しげもなく披露しているのが見所でもある。シェイリーンのヌードがいるかいらないかと言えば、私はいらないと思いたいけど、シェイリーンは自然児だから気にせずやっちゃうんだろう。シェイリーンのヌードにつられてやってきた人がこの映画にぽかんとするのがねらいなのかも。
それにしてもお母さんがEva Greenって。その存在がこの物語をおとぎ話っぽくしていたと思った。
最後に謎の答えが出て、なるほど、グレッグ・アラキがこの映画をつくりたいと思ったのはそのためかってわかった気がした。でも、それだけじゃなくて、Katの親友がゲイの男の子(Mark Indelicato)と大きい女の子(Gabourey Sidibe)というキャラクターなのも魅力。配役も最高。この3人の部分だけをもっと観たい。舞台は80年代だし。
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